Violet@Tokyo

イーグルスの創立者、グレン・フライが死去~さようなら、そして名曲をありがとう

約 1 分

大きなニュースが飛び込んできました。18日、イーグルスのグレン・フライが関節リウマチ、急性潰瘍性大腸炎や肺炎による合併症で、67才の若さでこの世を去りました。

70年代を代表する偉大なロックバンド・イーグルス

グレン・フライ

Photo By : https://www.facebook.com/GlennFreyOfficial/

イーグルスといえばアメリカでもっとも成功したと言われるロックバンド。70年代を中心に数多くのヒット曲を世に出し、中でも「ホテルカリフォルニア」は金字塔を打ち立てた彼らの代表曲。当時は「泣く子も黙るイーグルス」なんて言われたものです。

グレン・フライはドン・ヘンリーと共にイーグルスを創立した人物です。ドン・ヘンリーの重厚感漂う、哀愁を帯びた歌声とは対照的に、グレン・フライのメロディラインと歌声はどこまでも甘く、さわやかで優しい印象を受けました。

その中でも特に好きだったのは「New Kid In Town」

2011年には聞けなかった「New Kid In Town」

私は95年と2004年、そして2011年の東京公演に行きました。

特に2011年は、その数日後にあの恐ろしい東日本大震災があったので、今でも鮮明に覚えています。なぜかNew Kid In Townは演奏されませんでした。

次にもし、東京公演が実現したら、その時は必ず生で、この耳で、あの臨場感の中で聞きたいと思いました。この「次はない」というのが悲しくてなりません。67才なんて、年齢から言えば、まだ次は絶対にあるはずなのに。それがとても残念です。

青春時代はイーグルスばかり聞いていた

イーグルスの創立者、グレン・フライが死去~さようなら、そして名曲をありがとう

私の世代はビートルズやストーンズよりも、イーグルスという方が多いと思います。

10代後半から20代前半にかけて、どんな時にもイーグルスの音楽がそばにありました。だから、先日亡くなられたデビット・ボウイの死よりも、グレン・フライの訃報の方がショックでした。

私にとってアルバム「ホテル・カリフォルニア」は、自分の体の一部という感じ。多感な時期に聞いた曲だからこそ、思い入れが強いのでしょう。

どんなに時代は流れても、あのイントロが流れてくるだけでその時の情景が、それが仮に断片的であれ、一つのシーンとして鮮明に蘇ってくるのです。

そんな音楽との出会いは、一生のうちでもそう多くないと思います。だからこそ、残念でなりません。今、とても悲しいです。

余談・グループ存続の難しさ

グレン・フライの死去は、現地時間で18日。余談ですが日本時間の18日といえば、まさにSMAP問題がどうなるのかで日本中がヤキモキしていた日でしたよね。一見、元のさやに収まったかに見えるあの一連の出来事。でも本当に難しいのはこれからだと思います。

木村君と独立を計画した4人との最大の違いは、独身者であるか妻帯者かということです。ライフスタイルの違いはとても大きいと思います。結局は、何を守るかってことですからね。

あれを見て、ふとイーグルスのことを思い出しました。あ、SMAPが解散という意味ではありませんよ。長くやっていくことの難しさについて、という意味です。

突然の解散

人気絶頂だった80年、イーグルスは突然解散します。グレン・フライとドン・ヘンリーの不仲説など、当時はいろいろ言われたものです。

その謎を解き明かしてくれたのが元・イーグルスのギタリストであるドン・フェルダーの自伝 「天国と地獄 イーグルスという人生」でした。

これはイーグルスから解雇されたドン・フェルダー側の主張なので、グレン・フライやドン・ヘンリーのことをよく書いてはいません。内部の人間関係についても詳しく書かれていましたし、「グレン・フライ」で検索すると、「性格」という複合キーワードが出てくる意味もわかりました(笑)

妻帯者であるがゆえに家庭に重きを置くランディー・マイズナーやドン・フェルダーは、やがてイーグルスの中に居場所がなくなり、金銭的にも不遇の扱いを受けることになります。

洋の東西を問わず、グループが崩壊する要因は、1.ライフスタイルの違い、2.音楽、あるいは活動を巡っての方向性の違い、最後は金の問題というのが圧倒的です。

94年の再結成

それでもやがて、時が解決します。オリジナルメンバーが全員揃ったわけではないにしろ、94年には再結成を果たします。翌年95年の東京公演にはもちろん足を運びました。

二部構成で始まる最初の一曲目が「ホテル・カリフォルニア」でした。あの曲をトップに持ってくるという演出の上手さ、今、思い出しても感涙ものです。解散当時に比べ、はるかに円熟味を増していました。

イーグルスに限らず、他のアーティストも方向性の違いから一時は上手くいかなくなって別れたとしても、ある時期になればまた活動を再開しています。

それを見る限り、どんなことでもいつかは必ず解決する時が来るし、過ぎた時間は無駄ではなく、そのために必要な時間だったのではないでしょうか。

グレン・フライの死によって、一つの時代がまた終わりました。心からご冥福をお祈りします。素晴らしい名曲をありがとう。

 

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(最終更新:2017/08/19)
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