Violet@Tokyo

加藤浩次「スッキリ」で秀岳館・段原監督に激おこ

約6分



“狂犬”加藤浩次がやっと吠えた。

5月6日、スッキリに生出演した秀岳館高校サッカー部段原監督に対し、「結果としてうそをついているんじゃないんだよ。うそをつきにテレビへ来て、火消しをしにきた。教育者としてダメ。話にならない」とバッサリ。

加藤浩次が段原監督に吠えるまで

5月5日、秀岳館高校が一連の騒動について約2時間に渡る記者会見を開きました。会見にはスッキリの阿部リポーターも出席。先月25日、スッキリに生出演した際に段原監督が番組で語った内容とその後発覚した新事実との矛盾点について阿部リポーターは厳しい質問を次々と投げかけていました。

会見で「段原監督が番組で語った内容は嘘」という答えを引き出し、翌6日・スッキリの放送でこの問題を取り上げます。MC 加藤浩次は怒りをあらわにし、冒頭の言葉を発します。

私は先日、スッキリに対して批判的な記事を書いたので、再度この問題について記述していきます。

もらい事故

番組では監督が出演することになった経緯を説明します。「監督が出たいと言ったから番組は出した」とのことです。また番組で語った内容とは真逆の新事実が発覚してからについての説明もしています。番組スタッフが監督に連絡を取ろうとしても「自宅謹慎中」を理由にずっと電話が繋がらなかったそうです。

多少言い訳っぽく感じた部分もありましたが、コトの経緯がわかればスッキリも運悪く利用されたのだと理解できます。いわばもらい事故。加藤氏の怒りはごもっともです。

結果オーライ

生出演の虚偽発言があったおかげでその後流れてきた生徒を脅す音声データが効果的に作用し、結果的に監督自身の首を絞めることになったのですから、スッキリへの生出演は無駄ではありませんでした。

ただし、いくつかの反省点も見えています。私も改善した方がいいと思った箇所を以下に書いていきます。

番組側の反省点

実際に現地に出向き、サッカー部員にインタビューした阿部リボーターは、6日の放送で自らの反省点を以下のように述べてます。

「取材の過程は我々もスタッフも間違っていなかった。ただその裏に…というところ。取材するのが責務ですが、そこが足りなかったという反省はしております」

阿部リポーターが言う「裏」と私が感じた「裏」が同じものを指しているかどうかはわかりません。でも私は「裏」にある情報をインタビューに出向く前に調べてから行った方がよかったと思ってます。

悪い評判ばかり

裏の情報はネットにいくらでも転がっています。地元住民によれば、あの学校の評判はすこぶる悪く、今回のような暴力事件が起きても「ああ、またか」という具合に、さして驚かないそうです。

それらの声をただのネットの噂程度に軽く見ず、念には念を入れてという具合にもう少し丹念に情報を集めていれば番組の内容も変わってたと思うし、それによって「スッキリは学校側に加担した」と言われることはなかったはずです。

親より圧倒的な力関係

そしてもう一つの裏事情、それは部員と監督との力関係。それを第一に考えるべきでした。

部員が阿部リポーターに答えた内容は、実名・顔出しで作られた謝罪動画で語った内容とほぼ同じもの。監督と部員の力関係を考えれば、それを真に受けて放送で使うのは、やはり適切ではなかったと思います。

いくら部員と監督を別室にしても、同じ校内でのやりとりです。元々は監督に対して行われるはずだったインタビューに、なぜか生徒までもが答えることになりました。事前に「お前らは加害者だ」と言われた上で監督が「インタビューに答えるか?」と生徒に質問し、生徒が「やります」と答えたから実現したインタビュー。

しかし力関係を考えたら、これは逃げ道を用意した上での「やれ」という命令に等しく、生徒自らの意思ではなかったはずです。だからこそインタビューを受けた時点ですでに持っていた監督の脅迫音声を番組側に提出しなかったのではないかと想像してます。なぜそのあたりのデリケートな部分にもっと配慮しなかったのか?というもどかしさを感じました。

  • 監督に頼れない
  • 先生に頼れない
  • 校長に頼れない

そんな状況のなかで、最後の最後に頼ったのがSNS。

しかし被害を告発する人間に対する監督の憎悪・攻撃性・被害者意識はあまりにも強く、その報復として顔と実名をさらした上で「自分が軽はずみに拡散させた」と言わされ、東京のテレビ局のインタビューにも答えさせられた悔しさ・絶望感を想像すると、なんともやりきれない思いでした。

やはり阿部さんは生徒にマイクを向けるべきじゃなかったし、インタビューをしたとしても、もう少しいろんな背景が見えてくるまでは表に出すべきじゃなかったと感じてます。

本来なら学校が「インタビューなら自分が受けるから、生徒にだけは向けないでくれ」と言って守るはずなのに、それをしない。その前に公開処刑のような釈明動画の存在があったのだから、そこに疑問を抱くべきでした。今となってはたらればの話ですが…。

ただ5日の記者会見で一番厳しく追及したのは阿部さんでした。そこは高く評価します。他の記者たちも見習ってほしいです。

想像を超える異常性

ついでに5日の会見の感想も書いておきます。たった2時間で次々とその異常性が見えてきました。普通の人間がやらない一線を軽々と超えるというか。想像が及ばない、ぶっちぎってる、全てが異常。私はそう感じました。かつて騒ぎになった日大タックル問題を彷彿させました。

いったいなんのための、誰に向けた記者会見なんだろう?

いちばんに謝罪しなきゃいけないのは生徒たちなのに、学校関係者は「責任を認めたら負け」みたいな意識で出ている。問題があっても問題を軽く見せようとしている。「生徒主導」「賛同」などと、実質的な強要・命令を誤魔化そうと必死。コーチの暴行は認めても「軽い身体接触もカウントしている」と強調。重大な暴行については「生徒のプライバシー」を理由に具体的な説明をしようとしない。嘘をついていたと正面から認めず「結果的に…」「生徒からの申し出」と誤魔化そうとする。答えに詰まれば「申し訳ありませんでした」で開き直る。校長は最初の挨拶だけで一切口を開かず、まるでドリフの高木ブー状態。同じ穴の狢が一同に勢揃いして、この場だけなんとか乗り切ればOKみたいな意識でいる。

結局のところこの学校は生徒なんてあと回しで自分たちの体面を取り繕うのに必死。責任逃れに必死。そのためには利用できるものはなんでも利用する。そんな印象しか受けませんでした。この会見で学校側が語った内容にはまだまだ嘘があるはずです。

彼らがネットに救いの場を求めた気持ちが理解できます。やったことには全て理由があり、裏がある。そのあたりを情報を流す側、特に影響力のあるメディアは深掘りしてほしいと願います。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でvioletをフォローしよう!

Pick Up


About The Author

violet
はじめまして。このブログを執筆しているViolet(ヴィオレ)です。
このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
Follow :

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください


Warning: getimagesize(/home/violet05/violet-tokyo.com/public_html/wp-content/uploads/2015/02/image.jpg): failed to open stream: No such file or directory in /home/violet05/violet-tokyo.com/public_html/wp-content/themes/dp-luminous-business/functions.php on line 1214