身近な人がモラハラだったら、「逃げるしかない・距離を取れ」とアドバイスされますよね。もちろんそれが正解。最終的には縁を切る、つまり逃げるが勝ちです。
でも…。ただ逃げる前に、今まで痛めつけられてきた分、ほんの少しでもいいからギャフンといわせてからおさらばしたいと思いませんか?
モラハラ人間にとって、なにが弱点でしょう。どうしたらコテンパンに撃退できるでしょう。
それがわかれば難攻不落とも思えるモラハラ人間に、一矢報いることができるかもしれません。ただし低レベルな復讐ではなく、正々堂々と、という条件付きです。
モラハラ人間はごくふつうの顔をして生活している
モラハラといえば、ある二世タレントの離婚問題でクローズアップされたのは記憶に新しいところ。あの騒ぎのとき「えっ、まさかあの人が?」と驚いたのではないですか?
本当のところは本人同士にしかわからないとはいえ、子煩悩そうだし、ラブラブそうだったし、気の良さそうなおっさんのイメージもあり、最初は信じられませんでした。
「まさかあの人が?」はよくある話
でも、蓋を開けてみればこんなもの。あのタレントがどうのという話でなく、世間一般の話として、モラハラ人間はどこにでもいそうなごくふつうの人..。いや、ふつう以上に物腰は柔らかく、好感度が高そうな人が実はそうだったというのはよくある話です。結論から言えば、それが最大の特徴ですが。
つい最近、私を悩ませていた人物が、実はモラハラ男だと確信しました。次項でその経緯をお伝えします。
自己愛・モラハラ男は人に不快感しか与えない
先日、叔母の遺産分割調停が終わりました。調停は一年間でしたが、そもそものスタートは2014年から。
この数年間、ずっと不思議に感じていたことがあります。相手方である従兄弟と顔を合わせた翌日、なんともいえない不快感と疲れを感じてきました。なぜこんなに疲れるのか、その正体はなんなのかとずっと考えてきました。
うまく言語化できない独特の狂った周波数…。ほんの短時間でも一緒にいれば、蛇に睨まれたカエルのように、自分がひどく消耗してしまうのです。このサイトを読んで、その理由がハッキリとわかりました。モラハラ・自己愛性人格障害チェックシートに書かれた項目の多くが、あまりにも従兄弟に当てはまり過ぎて、ある種の感動を覚えたくらいです。
「そうか、私の疲れはこれだったんだ!」
従兄弟の人物像と特徴
幼少期から従兄弟との付き合いは全くありませんでした。母が従兄弟家族のことをひどく嫌っていたからです。でも今となればその理由が手に取るようにわかります。
そのため彼とまともに会話した記憶は皆無。人物像を全く知らずに育ちました。
他の親戚から聞いた話を元に、直接関わる前までの漠然と抱いていたイメージは以下のとおり。
- インテリで博学
- 物腰は柔らかく、礼儀正しくて紳士的な人
- 一見常識人らしき振るまいをする
- 面倒見のいい頼れる兄貴
- 饒舌
表面のイメージに騙されてはダメ!
これらの表むきの顔に騙されて、最初のうちは調停委員も相手方の肩を持つような場面もあり、調停中はほんとうに苦労しました。
でも隠すことはできません。いずれ本当の顔が出てくるものです。
実際の顔
「インテリで博学」に関して
常に上から目線。自分ほど優秀な人物はいないとばかりインテリを装っていますが、ネットの情報や聞きかじりだけを頼りにわかったつもりになっているだけ。今どきの表現をするなら、典型的な意識高い系です。
実際彼の言うことを後で詳しく調べてみると、多くの間違いがありました。それを指摘すると逆ギレ。調停の場でもそれをやらかします。そうなると表の顔はあっという間に消失します。その姿を見て、人前で間違いを指摘されるのが弱点だと確信しました。
「物腰は柔らかく、礼儀正しくて紳士的な人」に関して
紳士的な振るまいも表の顔。こうすれば「いい人に見られる」という計算を働かせているようですが、演技がかっていて滑稽。痛々しいナルシストにしか見えません。ゾッとするような爬虫類のイメージがあります。ギョロッとして絡みつくような目つきに大きな特徴があります。
「常識人」に関して
常識人に見せかけるのは得意中の得意です。しかし常識なんて持ち合わせていません。世間一般の常識は通じないことを念頭に置かないと、後々混乱します。「話せばわかる。どんな人にも良心はある」という思い込みは捨てること。
「面倒見のいい頼れる兄貴」に関して
自分は動かず、金で人を操ろうとします。だから金に対する執着は半端ではありません。ただしその金は自分の金ではなく、他人からせしめた金を使うのが特徴です。
身銭を切るわけではないから、気前よく金をばらまきます。まぁ金でもばら撒かなければ、誰も自分にはついてこないことをよく知っているのでしょう。
金で雇われた人は、気前よくばらまいてくれるから「頼れる兄貴」という体で接してます。でも私にはその光景が、醜いハイエナの群れにしか見えませんでした。
また彼が好む人間のタイプは無能、無知、口答えしない人です。
逆に彼が最も苦手とするのは、
- 金になびかないタイプ
- 嘘が通じないタイプ
- 「おかしいことはおかしい」と、理詰めだけでなく行動を持ってそれを証明するタイプ
この手法で一つ一つ逃げ場を塞いできた私たち姉妹のようなタイプが、彼にとっては最大の天敵であり弱点です。
これまでイエスマンとしか接してこなかったからこそ、彼にとって私たちは、理解の範疇を超えた存在なのです。きっと宇宙人に見えたのかもしれません。
まぁ私も理解に苦しんだので、これはお互い様ですが。
「饒舌」に関して
これこそ彼の最大の武器。次項で詳しくご紹介します。
口だけは達者。でも騙されてはダメ
【手口・1】洗脳するまでは饒舌
- 難解な言葉を好んで使う
- かんたんなことでも、わざと難しい問題にすり替える
- ところどころに不安や恐怖心をあおるような言葉を盛り込む
その目的は「これを解決できるのは自分しかいない」と、相手に思いこませるため。信者集めをするためです。しかしそれは自己愛にありがちな「万能感に満ちた5歳児程度の子供っぽい発想」です。世間一般の常識に照らし合わせると言ってる内容は矛盾だらけで、それを指摘すると以下のようになります。
【手口・2】嘘八百・逃げ・脅し・開き直り・人格否定
- 言い訳だけは達者
- 言い訳が通じなくなると、次々と論点をはぐらかす
- はぐらかした論点の矛盾を指摘すると、話し合いを避けて逃げ回る
- 「自分は被害者だ」と、取り巻きに泣きつき被害者アピールに必死
- ここで取り巻きの出番となるが、無能な取り巻きゆえ解決なんてできない
- すると「役立たず」と、取り巻きをののしり八つ当たりして最後は逆ギレ
- 収拾がつかなくなると「やってられない、この話から降りる」と脅しをかける
- 他人に面倒な仕事を押し付けておきながら、ことごとくダメ出しをして人格否定
- 嘘で塗り固めた人生。言うことが毎回違う。言った言わないは日常茶飯事
それで「これではいつまで経っても解決できない、調停の場で話し合おう」と決意したわけです。それさえ逆恨みしています。
どうやったらこんな魔物ができあがるのか、今はそれが不思議でなりません。
自己愛・モラハラ男をコテンパンにやっつけるにはどうしたらいい?
結果的に、調停に話を持っていってよかったと思っています。
人前ではいい顔をするモラハラ男が、その本性を発揮するのは密室内。だから調停など、その人がどうしても頭が上がらない第三者の前で話をするのは基本中の基本。
信用を得るまでは停委員の前でいい顔をして、決してボロを出しません。そんな時にこちらがあれこれ言っても調停委員の心象を悪くするだけです。
言い分を聞いてデータ集めをしっかりしておく
なのでこの段階では、相手の言い分をしっかり聞いてデータ集めをしておきます。注意深く聞いていると、キーワードや文脈を巧妙に変えても、言ってる内容に全く広がりがないことに気づきますよ。だいたい同じことばかり繰り返します。これを「バカの一つ覚え」と言いますけどね。
ボロを出し始めたら反撃開始
ボロを出すのは調停委員の信用を勝ち得た後です。「信用させた、自分の味方につけた」と思えばそれで安心して本性を表します。そのタイミングをしっかり見極めて、公の前で化けの皮を剥がしましょう。反撃開始です。
私たちは集めたデータを元に矛盾点をどんどん突いていきました。すると案の定逆ギレして、調停委員の心象はすっかりダウン。おかげでその後の話はスムーズに進みました。
モラハラの弱点
モラハラ人間が最も恐れるのは、自分が行った悪を公衆の面前で晒されることです。
つまりそれが弱点。人前でいい顔をしたい願望が誰よりも強いので、真の姿を暴かれるのは恐怖でしかない。とにかく批判には敏感です。口では強がっているけど、かなり打たれ弱い一面もあります。なのでコテンパンにやっつけたいと思うなら、その弱点を突くのがいちばんです。
私の場合は調停の場があったから、というよりその場を作ったからできたのです。でもそうでない方、例えば夫婦や恋人など第三者の目がない場合なら、メール・LINEなどを始めとする、形に残るようなものを一つでも多く集めておきましょう。相手の悪を白日の元に晒すことにつながる情報の開示は絶対に必要です。それをしないと、最終的に相手が正しいことになってしまいますよ。
まとめ
以上をまとめます。
モラハラ撃退法
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います。会社にいます。こういう人たちとは関わりたくないですが、会社にいる以上難しいですよね。
自己愛強すぎてめんどくさいです。
くだらなすぎて恐縮ですが、出張のお土産を私にだけ配らない男性社員がおりまして。毎回。
私の周辺のシマの人にはデカイ声で自分の出張報告を交えつつお土産を配布します。
私が席にいるときは私の周辺の人には配りません。
私のいないときを見計らって、シマのメンバーに配布するんです。そして席に戻ると私以外配布されてるという。
毎度毎度いないときを見計らって配布ってまためんどうなことをするな、と思うのですが、避けたいくらい私とは鉢合わせしたくないのでしょう(笑
一応彼は仕事では一目おかれており、多忙と言われてる人。その彼がずいぶんとめんどくさいことに時間をかけてるので、実はひまなのかとおもいますが、なんなんでしょうか。
彼の陰湿さを気付かない人もいます。
お前の配るお菓子はいらねえよ、とおまいますが、このモヤモヤどうしたらよいでしょうか。
なんだか人生相談になってますね。
あー、でも、開いてほしい(笑)勿論有料で。
うわー、セコい男。その手口は、5歳児並ですね〜。
akikoさんから見ての「彼の陰湿さを気付かない人」の存在はイラッとしますよね。
「なんであなたたちは気づかないの?」って思うでしょ?
でもそれはしかたがないんですよ。
人はそこまでちゃんと人のことを見てないし、見たとしても表の顔を見るだけ。
そのイメージが邪魔をして、裏の顔まで見抜くことができないんですね。
その代表的なのが「まさかあの人に限って」というヤツ。
やられたに人しか裏の顔は見えないものです。
だから証拠と記録と証人が必要なんですよ。それが揃うまでは「沈黙は金」に徹するしかありませんね。
でも本当はどうだろう??
口に出さなくても本当は気づいていたりして…。
私だったら感覚的に「何か違う」くらいのことはわかるけどな。
面倒だから気づかないフリをしている場合もありますよ。会社は特にね。
ひゃ!!(゜ロ゜ノ)ノ
すごいですね。気づいてる人は気付いてることが判明しました。おっしゃるとおり、彼がやることで数字を産み出すので、会社としては適当に利用してるようです。
でも、その扱いが彼を調子に乗らせるんだけどなぁ。ま、彼をおだてて木に登るだけ登ってもらって、自ら転落死するのを見届けるか(笑)
私もそこそこ性格悪いなぁ