Violet@Tokyo

被害者意識が強い人の行動パターンと対応について

約5分



昨日、6回目の遺産分割調停がありました。話し合いはスムーズに運び次回でほぼ終わりそうです。

被害者意識むき出しの従弟

それはいいとして…。従弟は相変わらず、その口ぶりから私たちが調停を起こされたことに対して被害者意識をむき出しにしています。

被害者意識を持つということは、自分は”善”でこちらが”悪”と思いこんでいる証。私にはこの思考が不思議でなりません。

調停を起こした理由

まず、なぜ私たちが調停にまで話を持ち込むことになったのか?

それは、まともな話し合いが成立しなかったからです。

遺産隠し、後見人報酬の水増し、勝手に叔母のお金を他人に貸すなど、やりたい放題のことをしておきながら自分の非を断じて認めようとしない。

おかしいことを「おかしい」と指摘すれば、「どこに証拠があるんだ?証拠を出せ」と言う。

だから後見記録を取り寄せて証拠を集めれば、「そんな細かいことまで調べる方が悪い」と言い、分が悪くなると、大声を出して逆ギレ。

最後はとうとう駄々をこねて話し合いの席にも着かなくなりました。そうすればこちらが困ると思ったのです。

それなら話し合いの場に引きずり出そううと、調停の申し立てをしたわけです。すると「調停にまで話を持ち込んだ方が悪い」と、今ではすっかりこちらを恨んでいます。

被害者意識が強い人の行動パターン

この一連の流れに、被害者意識が強い人の行動パターンが色濃く出ています。

つまり自分がされて困ることをハッタリのネタにするということ。

「どうせオマエたちになんてできっこないだろう」と、ハナから私たちをなめてかかり、実際にされたら困るくせに「自分で調べろ」、「証拠を出せ」と開き直る。

彼の誤算は、その相手を間違えたこと。

見え透いた脅しには屈しないどころか、こちらは「ご親切に『調べていい』と許可が下りたのなら、堂々と調べます」と、喜々として調べ上げました。

ではなぜハナッから「できつこない」と決めつけたのか?

それは、世間を知らないから。周りにイエスマンしか置かなかったから、私たちのように一筋縄ではいかない人間の存在を知らないのです。

こういった傲慢な人ほど「自分ほど頭のいい人間はいない」と思い込んで、他人をバカにした言動を繰り返します。

“子どもの動機と大人の手口”という、このアンバランスなところも彼の特徴ですが、それに対して”大人の解決法”で臨もうとすれば、今度は憎まれ口を叩き逃げまわる。

そうやってその場しのぎに安易な方法に逃げるから、どんどん墓穴を掘っていくのです。

調停の流れをざっくりと

進行の流れとして、まず申立人である私たち姉妹が調停委員と話をします。

そのときはこちらの意見や希望を申し立てるわけですが、それがすんだら私たちはいったん控室に戻ります。

次に相手方が調停室に呼ばれ、こちらの申し立てについての話し合いがなされます。

この段階まではお互いに顔を合わせることはありません。顔を合わせるのはいちばん最後。

最初の頃は顔を合わせないまま裁判所を後にしたこともありました。

でも今は最終調整みたいな感じになっているので、最後にみんなで調停室に集まり、次回の日程やら次回までにすべきことをお互いに確認しあってお開きとなります。

従弟の何人かは協力姿勢を見せてくれるようにもなり、険悪ムードはいくらか和らいだかのような雰囲気はありますが…。

顔を合わせると暴言を吐く従弟

それでも最後に決まって一波乱あります。前回は口座の凍結を責められました。

先週の調停で、後見人を務めた従弟はまたまた暴言を吐く一幕がありました。なんでも証券会社から従弟の元に「預金口座が凍結してあるため、株式の配当金(10,000円弱)の振込みができない」という連絡が来たとか。それをネタに、「(あなたたちが」口座を凍結した結果がこれです!」と、鼻息荒く宣う。

情報源: 【遺産分割調停・5回目】凍結した預金の解約方法 | Violet@Tokyo

相続が発生したら、預金の凍結はあたりまえ。それを2年も放置していたから、こちらが銀行預金を止めたまでの話。

そして今回もまた、暴言です。

「今日は何か進展でもあったんですかぁぁ?」

「なんのための調停?忙しい中、呼び出しやがって」

それら全て、こちらに対するイヤミです。

この言葉にキッとなったのは調停委員。

「進展?大いにあったじゃないですか。こうしてみなさんが協力して、解決に向けて動き出しているんですから」

もう6回目くらいになると調停委員もある程度のことはわかってくるので、こういった暴言に対してはきちんとたしなめてくれます。

上からガツンがいちばん効果的

このやり取りでわかったのですが、この手の輩は権力に弱いということ。

それはなぜか。地位や名誉が何よりも好きだからです。でも自分にはそれがないからそれがコンプレックスになっているのです。無職だし。

きっと同じ言葉を私たちが言えば、ウルトラC並みの屁理屈が返ってくるに決まってます。

でも調停委員に対してはそれ以上の反撃ができずあっさりと口をつぐみます。それなら最初から黙っていればいいのに、それもできないのです。実に幼稚。

結局考え方も違うし、どう転んだってわかりあえるような人ではないので、話し合いを進展させるためにはガツンと言える第三者を交えるしかないのです。

そして話し合いが終わったら、その後の人生において一切の関わりを絶つ。これしかありません。

最後に

悪いことは全て他人のせい。それは自分がいちばん楽でいられる生き方ですが、同時に嫌われる生き方でもあります。

それにしてもなんでこんな育ち方をしてしまったのか…。幸せには程遠い人生とはこのことです。

自分の非を頑なまでに認めたくない。認めることは恐怖に近い。だから、そのためならなりふり構わないという必死さだけは伝わってきます。

自分の弱さと向き合うだけの強さを身につけてこなかったからでしょうか?

ほとんど付き合いのなかった従弟なので、なぜこのような人間性が形成されてしまったのか、謎としか言いようがありません。ただ言えることは、生きづらい人生を歩むんだろうなということ。悲しいことです。

 

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