Violet@Tokyo

【秀岳館サッカー部暴行事件】ダンマリを決め込む「スッキリ」にも批判の声が

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約9分



秀岳館サッカー部コーチの部員に対する殴る蹴るの暴行事件。近年稀に見るこの炎上劇。SNSの炎上のみならず、末松信介(すえまつ しんすけ)文部科学大臣が「遺憾」とコメント。国内だけでなく韓国でも物議を醸している状態です。時系列は以下の記事を参考になさってください。

ネットでは当該高校に対する批判だけでなく、4月25日、秀岳館サッカー部・段原監督を出演させた日本テレビ「スッキリ」にも批判が集まってます。

「スッキリ」に対する批判とは、監督を出演させたことよりも、放送直後に流出した音声データの存在や、部員の暴力行為により入学前退部者続出の新事実がいくつも発覚しているのに、この記事を執筆した現在までそれをスルーし続けている姿勢に対する批判です。

ネットの声

ネットの声をいくつか拾ってみました。

授業があるこの時期に、わざわざ上京してテレビ番組にしかもスタジオで生出演するって異様だった。当然学校に相談せずにそんなことするはずはないので、それを了承させた学校も学校だし(たぶん学校側の指示なんだろうけど)、学校側(加害者側)の言い分を一方的に垂れ流す場を与えた日本テレビにも問題がある。経緯としては日テレは高校サッカーを中継してるから、その縁で日テレからアプローチしたんじゃないかと。

責任取れっていうのは謝罪しろというわけじゃなくちゃんと続報を正しく報道しろってことだろ。悪の片棒担いだんだからグルじゃないならちゃんと間違いで真実はこうでしたを流せということだろう

番組の取り上げ方としては中途半端。経過もきちんと伝えていかないと、スッキリがこのとんでもない監督の弁解のお手伝いをしただけになる。

スッキリはあれで幕引きを図ったつもりだろうけどね。しかしその後あんな音声が出てるのだから「もう終わったことです」で済ませてはならない。

件のワイドショーには、それも併せてちゃんと再度報じてほしい

スッキリ(日テレ)さんは、悪意がないとはいえ結果的には事態の収拾・もみ消しに一役買ってしまったということになるので、続報はぜひ取り上げてほしいところですね

スッキリは完全スルーですからね。個人的には寮での生徒の暴行によって、入学前退部者しかも高校浪人が出ていることも付け加えてほしいです。それが出てないせいで大会辞退は生徒がかわいそうだという声も出てますし。

このままだとワイドショーも監督と一緒になって大人の論理で火消しを図ったことになる。その後明らかになった監督の生徒に対する恫喝行為を踏まえて、ちゃんとその後も扱ってほしい。

スッキリはこれ取り上げてないの?
恫喝ですよ。
「(お前ら)は俺たちに対する加害者だ。意味わかる?(もちろん殴られた生徒)は被害者やな。でも完全な被害者はたぶん俺(監督)だけや。俺がお前ら訴えたらどうする?
俺の仲間の弁護士たちに俺が『被害を受けた』っていうて訴えたらどうするか?本当は謝って済むような問題じゃない。これだけの騒ぎになって…損害賠償請求とかって話になるだろうよ」

念押しまでして発言を求めたその念押しが、視聴者にとって正しい情報で間違いないと思わせる番組の信頼性でもあるんだから、万が一にも事実と異なるものだったら訂正したり正しい情報を報道するのが番組の責任でしょってことだろ?念押ししたのにその万が一が起きてるんだから

最初から「暴力は日常的でない」との結論で乗り切るつもりなのがミエミエだな

熊本県民にそもそもの秀岳館高校のイメージを聞いてみたらいいですよ。
今回の一件を驚きだなんていう人は少数派です

スッキリ見てたけど暴行の是非よりもSNSの使い方の指導みたいな流れにすり替わってて違和感凄かった。日テレ的には高校サッカーのコンテンツ握ってるから早いところ鎮火させたかったのかな。

監督が出演したスッキリは見ていないが、メディアは功を焦って一方的な間違った報道をする事がある。
今回場合監督だけで出演で、結果的に視聴者に誤解を与えたようだ。スッキリは今後の事実関係を確認して、真実の続報を放送する義務があるように感じる。

このようにスッキリにはスッキリしないものを感じるという声が圧倒的です。現地取材をして生徒に直接インタビューしたり、監督を全国ネットの番組に出演させたりしたのはスッキリだけなのに、なぜかダンマリ。どうなっているんでしょうか?

放送時の様子

放送をご覧になってない方のために、ほんの一部ですが、まだ動画が残ってます。いずれ閲覧できなくなる可能性もありますが、いちおう貼っておきます。

番組を見た感想

阿部リポーターが23日、現地に出向き秀岳館サッカー部員たちに直接インタビューしています。話した内容は、部員たちによる謝罪会見で語った内容とほぼ同じ。

「暴行の原因はコーチに失礼な態度をとったから」
「感情的になってその様子を動画に撮りSNSにアップしてしまった」
「みんなに迷惑をかけてしまった」
「テレビ局の報道で暴力が日常的にあったとされるが事実とは異なる」

これをテレビで流しています。しかし上記でご紹介した時系列によれば、22日の朝、部員たちは段原監督に恫喝されています。阿部リポーターのインタビューに答えたのは翌23日。脅され、追い詰められ、顔出し・実名での謝罪動画まで作らされた後に答えたものです。

番組側がそれらの事実を知らなかったとはいえ、言わされている感満載の、部員たちの声だけを鵜呑みにしてそのまま放送していいものか?
地元住民への聞き込みはしなかったのか?
大炎上している中、部員たちに直接インタビューすることを許可した学校側に対して何ら疑問を持たなかったのか?
インタビューに答えるべきは本来校長ではないのか?

放送ではその後、生徒たちのSNSのネットリテラシーに話が及び、スタジオの空気は学校を擁護する流れに変わります。今回の騒動は、コーチによる暴行ではなく「生徒たちがここまで大きな問題になると思わずに動画を上げてしまったことが原因→動画をアップした生徒が悪い」という印象操作にシフトします。

番組内で「ネットにアップした部員たちが不利益にならないように」と加藤さんはかばってましたが、やはり弱い。「俺、完全な被害者」と思い込んでいる人には届くはずはありません。だから発する言葉がことごとくズレているのです。「もっと突っ込め、加藤!」と、番組内容が学校側の筋書きどおりの進行になっている気持ち悪さを感じながら見てました。

また「暴力が日常的にあったかどうか」についても同様。日常的であってもなくても一般社会ならあの一回でアウトです。なぜ学校側が「日常的」という部分にこだわるのかについて、スッキリはもっと深く掘り下げなかったのかというモヤモヤも残ります。

新事実、続々と

放送終了からほどなくして、ネットがざわつき始めます。第二の矢である段原監督による恫喝の音声が流れ始めたのです。

上級生が入部を控えた中学3年生に暴行を加えています。

スッキリで加藤さんに念押しされた上で質問された「本当に暴力はなかった?」の問いに「ない」と答えた段原監督の嘘がコロっとバレたわけです。もちろん嘘をついた側が悪いのですが、現地まで出向いてインタビューしたならなおさら、全国ネットのテレビで放送するのに際し、言われるまま流すのではなく、ちゃんと裏を取らなかったのか?という疑問が残ります。

というのもこの学校、滝沢ガレソさんに寄せられたタレコミのみならず、ネットのあちこちに卒業生とおぼしき”証言”や、Googleマップに寄せられた近隣住民からの口コミがいくつも上がっています。その実態は地元では知らない人はいないとまで言われているそうです。

それらの証言とコーチが行った暴行シーンは辻褄が合うのに対し、学校側が発信するこれまでの内容は、起きた事実とかけ離れすぎていて首をかしげることばかり。

それでも学校側の意図に沿って放送したのなら、その後発覚した新事実に対しなにかしらの事後説明があってもいいはずです。そうでなければ暴行を受けた仲間を助けようとして動画を撮影した部員2名が悪いままになってしまいます。「現地取材に行って生徒にもインタビューしました」という体で放送するならなおさら、ネットを見ないテレビだけが情報源という世代には、特にそうなってしまいます。

スッキリは再度取り上げてほしい

ネットやSNSの使い方は悪いことばかりではありません。力で押さえられ、パワハラを受けてる側が唯一できる対抗手段は証拠を残すこと。自浄作用のない隠蔽されやすい狭い世界ではなおのこと、それが身を守ることにつながります。昭和的なパワハラ、セクハラがどんどん淘汰されていくのは良いことです。

運動部に身を置いた者なら程度の差こそあれ、パワハラは「氷山の一角」で「よくあること」だと認識するでしょう。だからといってそのままでいいはずがありません。恐怖と暴力による支配は、健全な心身の育成を計る上において妨げにしかならず、将来への人格形成にも悪影響を与えかねません。そんな負の遺産を、次世代に持ち込んではいけないのです。

今回部員たちが勇気を持って動画や音声をもとに内部告発したことは、今まで泣き寝入りを強いられてきた弱い立場の人たちにとって一つの希望となりました。学校に相談してももみ消されるのがわかっているからSNSに救いを求めた生徒たちの判断は賢明かつ的確。実際あの暴力動画や恫喝音声がなければ今回のできごとは闇に葬られていたでしょう。恐怖による支配はずっと続き、被害者は後を絶たなかったはずです。

令和の時代だからこそできる「基本的人権の尊重」が、ネットのおかげでようやく実現し始めたこの事実を、スッキリは再度きちんと放送してほしいものです。

 

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