Violet@Tokyo

【体験記】開腹手術から普通の生活ができるまでの所要時間と、自宅での過ごし方の注意点

約 6 分



子宮・卵巣全摘出の開腹手術から10日目、退院から3日目現在の状態は、じっとしていれば痛みはないけど、少し動くと引きつれるような痛みがあります。ほんの少しでも腹筋に圧がかかる体勢は当分無理。

退院したとはいえ、まだまだ回復途上にあるため、静養が必要だと実感します。

退院してすぐに犬の散歩をしました。私一人ではまだ不安ですが、夫がいたので試しに少し歩いてみることに。しかし、ほんのちょっとの距離でもひどく疲れました。これはショック。入院・手術で驚くほど体力を消耗したみたいです。

「開腹手術の痛みはいつまで続くのだろう?
今まであたりまえにできていたことを、元通りにできるようになるまでどのくらい時間が必要なんだろう?」

そんな疑問がふと頭をよぎりました。これから手術を控えている方はきっと同じ疑問を抱くのではないかと思います。そこで開腹手術後の、退院後の過ごし方と、自宅療養の注意点や、傷がどんなふうに回復していったかを時間の経過ごとにまとめました。それらを知っておけば、今後の予定を立てる上での目安になるかと思います。

なお以下に掲載するものは、私の体験だけでなく、私が入院していた都立・多摩総合医療センターで、退院前に実際に指導されたことも記載してありますので、ひとつの参考になさってください。

術後1か月以内


1か月くらいは仕事を休み、自宅で静養します。

引きつれるような痛みはしばらく続くはずなので、何をするのも休み休み、家族の協力を得ながら始めていきます。

一般的には職場復帰も含めて通常の生活に戻るまでの所要時間は、術後ひと月程度とされています。

でも内容によってはもう少し先に延ばした方がいい場合があるので、少しでも不明な点があれば、素人判断をせずに主治医に相談します。

その後の生活に関しても、痛みがなくなればそれでいいというわけではありません。開腹手術はそれだけ体に負担がかかっているのだと考えて慎重に行動しましょう。

手術直後

手術2週間後

手術ひと月後

日常生活について

家事は体調を見ながら、身の回りのことから少しずつ開始していきます。

重い物を持ったり中腰の作業などは避け、下腹部に力が入らない軽い作業のみにします。

私は布団の上げ下ろしも、術後3ヶ月くらいは極力避けるようにしていました。

入浴

シャワーは手術から3日目に許可されました。ただし湯船につかるのは、膣から雑菌が入る可能性もあるため、1か月外来まで我慢するように、とのことでした。ひと月近くシャワーだけの生活が続きますが、夏場はともかく冬場はシャワーだけだと身体が温まらないため、くれぐれも冷えないように注意してくださいね。

また体を洗う時も、先に手の平で石鹸をよーく泡立ててからその泡で患部を優しく包みこむようなイメージ。とにかく、手のひらでゆっくり優しく患部を洗うような意識で、決してごしごしとタオルでこすったりしてはいけません。

外出

近所の買い物程度ならOKですが、長時間の外出は避けます。車の運転などは疲れない程度の短時間なら大丈夫です。

ただ自転車やバイクは、わずかな振動でも傷に直接響く可能性があるので、避けた方が無難です。

服装

腹帯は外してもいいけど、体を締め付けるような服装(下着も同様)は避けます。血液の循環を妨げないような楽な服装を心がけます。これは下着も同様です。

食事

開腹手術から普通の生活ができるまでの所要時間

消化器系疾患ではないので特に何を食べてはいけないというのはありません。入院中もコロッケが出たりスパゲティミートソースが出たりして、逆に「え、いいの?」なんて思ったくらいでしたから。

開腹手術後は腸閉塞を起こしやすいので、便秘には特に注意します。便通を整える食材を取り入れ、水分補給を心がけます。入院中の食事には決まって乳製品・イモ類・果物・根菜類・温野菜などが含まれていたので、私は退院後もしばらくは、意識して自宅でも同じようなメニューを続けるように心がけました。

入院すると献立表が手渡されます。退院したとき、それを自宅に持ち帰ってメニューの参考にするといいですよ。

また疲れない程度の散歩や腹部のマッサージは、便秘予防にはとても効果的です。併せて続けていくことをオススメします。

★便秘予防についての詳細は、以下を参照してください。

腸閉塞に関しては手術後だけではなく、数ヶ月単位の長い時間、注意が必要です。

ちなみに以前当ブログでご紹介したヤクルト400は、こんな時にも役立つはずです。

運動

便秘予防のためにも無理のない範囲の運動は必要です。入院中も手術の翌日から歩くように指導されるほどですから。

けれど疲れたらすぐに休み、過度な負担を与えないようにします。

なので運動をするなら「あくまでも自分の体と相談しながら無理のない範囲で」というのが大前提です。

なお、ここで言う”運動”とは、以下に記載している競技としてのスポーツではなく、軽く体を動かす程度を意味します。

術後1〜3ヵ月以内

この頃には職場復帰も含め、ほとんどのことが元通りにできるようになっています。体調を見ながら無理のない範囲でトライしてみてくださいね。

晩酌程度のアルコール摂取

傷口が痛むうちはアルコールは控えます。これは傷の治りを悪くするから、といのがその理由です。

けれど傷がふさがれば、軽い晩酌程度ならOKとのこと。

ただし久しぶりのお酒なので、少量でも酔いが回ると思います。様子を見ながらたしなむ程度にしておいた方が無難です。

旅行

無理のない日程なら旅行もOKです。いきなり海外旅行というのではなく、国内の温泉旅行でのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

スポーツ

競技の内容によって、再開時期はまちまちです。

私の場合はバドミントンですが、担当医は「痛みがなくなれば、いつから始めてもいい」と言ってくれました。しかしバドミントンは体をひねることが要求されるスポーツで、運動量もかなりハードです。担当医はバドミントンを詳しく知らず、「バドミントン=羽つき」くらいのイメージで言ったのでしょう。

なので痛みがあるうちや、傷口に違和感があるうちは我慢した方が無難です。無理してやっても怪我の元ですからね。

【追記】術後2か月後にバドミントンをやってみた

以下は4月末の記事です。軽く打ってみましたが、さすがにしんどかったです。

2か月経っているので傷の痛みはさほど感じませんでした。(多少違和感はありましたが)

でも激しいラリーが続くと、すぐに疲れてハーハーゼイゼイしました。

まとめ

このように完璧に元通りの生活ができるようになるまで(個人差はありますが)半年程度の時間はかかります。

けれど必ず元通りにできるようになりますので、焦らずにゆっくりじっくり治していきましょう。

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はじめまして。このブログを執筆しているViolet(ヴィオレ)です。
このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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