Violet@Tokyo

お金にせこい男の行動と口癖|その後の残念な末路

約5分



女性が恋人や結婚相手を選ぶ時、相手の男性に「年収や貯金がどのくらいあるか」という、数字だけに意識を向ける女性が多いです。しかし数字以上にもっとたいせつなことは、「お金とどう向き合っているか」です。

それだけでおおよその人間性がわかると言っても過言ではありません。

特に避けたいのはお金にせこい男。これはもう、つきあうだけ損。

「この男、お金に超せこい!」

周囲を見渡せば、どこにも一人や二人くらいはそんな男がいるのではないですか?

私にも何人か心当たりがあります。

そこで今回は私が過去に遭遇した、お金にせこい残念な男のエビソードをご紹介します。

金を持っていても口癖は「金がない」


口を開けば「金がない」とぼやく。で、本当にお金がないのかと思いきや、車なんかチョコチョコ買いかえたりして、意外と小金を貯めこんでいる。

これはもう典型的な守銭奴、金の奴隷です。お金を使うことが不安でしかたがないタイプですね。いくら貯めても「ない」と思い込むのは自分の状況に満足できず、思考も後ろ向きである証。そういう人は自分の選択と決断に自信が持てないから、何度でも同じ失敗を繰り返します。その具体例を次項でご紹介します。

大きな買い物の仕方で金に対する姿勢がわかる

お金にせこい男のこんな行動とあんな口癖|その後待ち受けている残念な末路

例えば不動産を買ったとします。人生で最大の買い物だけに、そこには人間性が如実に表れます。

一般的には可能な予算内で最高と思った物件を買い、その家を自分たちの手で居心地の良い空間にしていくのが本当に幸せな暮らし方…と私は思うのですが、そうではありません。

しばらくすると「あの時に、あと100万あればもっと良い物件が買えたのに…」と、不動産を手に入れた喜びよりも、手に入らなかった物件ばかりが気になり、後悔の念にさいなまれます。

では仮にその時、あと100万あってそれより良い物件が買えたとしましょう。でもこの手のタイプは確実に同じことを言います。これではお金がいくらあってもキリがありませんよね。

だから口さえ開けば「お金がない」とぼやくのです。その口癖で自分の心が縛られて金に対する執着はますます強まり、「銭ゲバ男」への道をひた走るのです。

家は幸せに暮らすための箱でしかないことにも気づかない

このように金の亡者になってしまうと、「何のための家なのか」という根本的なことが見えなくなります。

大きな買い物で失敗するタイプは、買うことだけが目標です。その目的を果たした後は、次の買い物をするための理由を探し始めます。手にした物のあら探しをして自分の欲望を正当化するという、終わりのない買い物ゲームに身を置くのです。

マイホーム購入なんて人生にそう何度もあるわけではないのに、それを何度も失敗するということは、原因は他にあると考えた方がいいです。

お金を出し渋る

元同僚がお金に汚かったことで職場にいた人たちは、みな相当苦労しました。

一例を挙げますね。お昼にみんなで出前を取ります。業務が忙しい時は、手の空いている人がまとめて代金をたてかえます。そして時間ができたら各自はたてかえてくれた人に支払うのですが、なぜかその男だけがギリギリまで払おうとしません。

注文した以上支払わなければいけないお金なのに、「あとで払う」と、手が空いていても出し渋ります。そして帰るギリギリになって、やっと支払うのが毎度のこと。

催促しにくい立場の後輩などはかわいそうでした。

払ったら負けと思っていたのか、のらりくらりとかわしながら、あわよくば相手が諦めることを期待していたのか…。この神経だけはいまだにわかりません。

支払いは円単位まできっちりと

お金にせこい男のこんな行動とあんな口癖|その後待ち受けている残念な末路

昼がこうなら夜もひどい。残業で遅くなるとみんなでラーメンを食べに行くことがありました。

そんな時はラーメン以外に餃子を二人で一枚ずつ注文しますが、餃子が奇数だとどうするか?

彼は1個当たりの単価まで求めて1円単位まで計算します。

別に恋人でもなんでもないけど、そんな時くらい「餃子はオレが出すよ」くらい言えないものかなぁ…?

せめて後輩にはそうすればいいのにと、たびたび思ったものです。

お金で信用を無くす

数年後、そうやって貯めた小金を元に彼は独立しました。従業員として「来てくれ」と呼ばれた時は、速攻で断りました。

「こんな男に雇われたくない!」

だって給料だってカットされそうだもの。

後輩もそう。誰一人、彼にはついていきませんでした。目先の損得ばかりに気を取られ、人望をなくしているという残念なケースです。

せこい男ほど細かい金額に気を取られて大きな損をしている

この二つの例を見る限り、目先の細かい数字にこだわるあまり、お金では買えないたいせつな物を失っています。

最初の例は買い物ゲームによって、お金だけではなく時間も無駄に使っています。次の例は金の支払い方によって信用を失っています。

これらはともに、どんなにお金を出しても得られないものです。お金に執着している割にはちっともお金をたいせつに扱ってはおらず、粗末にしています。

それでも彼らはこう言うでしょう。

「世の中、金ですよ!金が全て!」

お金をコントロールしているつもりが、実はお金に縛られていることさえ気づかないというこの不幸。

不幸とまでは言わないけど、少なくとも幸せには見えません。だって少しも満ち足りた顔をしてませんから。

これ以外にもチェックポイントはたくさんあります。

わずかなお金をケチって「少しくらいはいいだろう」と路上駐車を平気でしたり、社会人として当然しなければならないお付き合いのお金(病気見舞いなど)を出し渋るタイプなどは、おススメできない事故物件です。

それ以上は深入りせず、速やかに次の物件を当たりましょう。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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