Violet@Tokyo

老後資金だけじゃない!孤独な老後を迎えないために今から準備したい3のこと

約 6 分

老後の不安といえば、こんなご時世ですからまず金銭的なことをあげる方が多いと思います。

お金はもちろん大事。でもお金だけではないと思ったのは、先日末期の肝硬変で入院した義兄を見てから。つくづく上手な年のとり方ができてないように感じました。

男だから女だからという極論では語れない部分が多々あるのは百も承知。しかし義兄に限ったことではなく「男やもめにウジが湧く」なんて言葉もあるくらい、一般的に男性は年のとり方が下手くそです。

家族がいてもいなくても、孤独な老後を過ごしているのは圧倒的に男性が多いと感じます。

弱者になる覚悟を持つ

まず以下のコラムを御覧ください。

まさにその通りで、老後の準備はお金だけではありません。以下の文章では弱者になる覚悟ができてないことをいちばんに指摘してます。

――男性のなかには、「オレは長生きしないで、“現役”のうちに死にたい」などという人が多いように思う。
なぜ、そういった考えを持つのだろうか。それは、「年をとったら、いずれは弱者になる」という想像と覚悟を男性が持っていないからです。お世話を受けるのは、弱者になるということですが、それをこれっぽっちも考えてこなかった人たちの老後は非常に大変だ、ということを30代~40代の人たちは想像していないでしょう。
(〜中略〜)
第一段階である『否認』とは、「現実を認めない」、「そんなはずがない」、「俺の人生にこんなことが起こるはずがない」と思うことです。
第二段階『逃避』は、「見たくない」、「聞きたくない」、「考えたくない」。つまり、情報の遮断です。
第三段階の「嗜癖」は、遮断の背後で何かに溺れることを指し、例えば、アルコール、ギャンブル、ドラッグ、女などが挙げられます。

今挙げたのは、危機を回避したいときの男性の態度ですから、危機を危機として捉え、「自分は今困っている」、「困難に直面している」と認識できる能力があれば問題はありません。ただ多くの男性は、“弱さの情報公開”ができません。なぜなら、男らしさと抵触するからです。それは、男同士の友情は、弱さを見せ合うものにはならないことからも明らかです。そして、「弱者が助け合う=共助け」をしていくためには、弱さの情報公開をしていかなければなりません。

弱さを見せる勇気を持つ

上記コラムでは、男性が危機に直面した時の3つの法則として「(1)否認(2)逃避(3)嗜癖」をあげています。この全てが義兄に当てはまっています。

自分の弱さと向き合うには勇気が要ります。また育った年代によっては「弱さの開示」に対して強い抵抗感があるかもしれません。男性ならなおのこと。

まずは認める・自分と向き合う

でもね、人は必ず年老いていくもの。足腰の筋力が弱れば、スイスイこげた自転車だってフラフラしてこげなくなる。ちょっとそこまでの買い物だって億劫になる。

骨だってもろくなれば、転倒しただけで寝たきりになる可能性もある。体力が低下すれば、病気にだってかかりやすくなる。どんなにイヤでもこればかりは避けて通れない道。

できなくなる時は必ず来る。いくら現役でいたくても、今までいたポストを明け渡す日は必ず来る。その流れに逆らえば逆らうほど、自分がキツくなるわけです。

だから、それをまず素直に認めなきゃ。認めたことでその人の価値が下がるわけではないんですから。

弱さを開示することは心を開くこと

とはいえ、今こんなことを書いている私だって、そうなった時の自分を100%想像できるかといえばそうではありません。だって今は若いし元気だから、わかった気になっている部分は多々あるでしょう。

でも私は、「弱さの開示」に対しては全く抵抗はありません。だってそれをして初めて人に心を開けることはわかっているつもりですから。少なくとも「生涯現役で、絶対に誰の世話にもならずに死ぬ」なんてそんな傲慢なこと、口が裂けても言えません。

余談ですが、こういうことばかり言う人ほど「老害」扱いされていると思うのは私だけでしょうか?

私なら、「できるだけ世話をかけないようにがんばるつもりではいるけれど、いずれは世話になるかもしれない」という言い方に留めておきます。

老いを食い止める方法は残念ながらありません。自分でできることは、忍び寄る老いとどう折り合いをつけていくかを考え、それを実行することだけです。

女性はなぜ柔軟性が高いのか?

孤独な老後.回避する.準備

具体的に言うなら、例えば…二輪の自転車はもう怖い。ならば三輪車にしようかみたいな発想が必要だということです。

考えてみればそういった理由から三輪車に乗っている女性はいても、男性に関しては見たことはないですねー。男としての沽券に関わるみたいな、凝り固まったチンケなプライドがそうさせているのか、あるいは代替え案を思いつく柔軟性がないのか、おそらくどちらかでしょう。

私はどうも男って、「応用」とか「発想の転換」ができないように思います。女は冷蔵庫にあるもので、なんとか料理を作らなくちゃならないときもある。だってすべての材料がそろっていないからできないでは済まされないんだもの。

日々の生活で繰り返し繰り返しそれやってきたから「二輪がダメでも三輪があるさ」と、一つのことに執着せずパッと次の代替え案がひらめくのです。これは、他の全てにおいても同じことが言えます。

上記3つがなければ孤独しか待ってない

では逆に、先にご紹介した3つがなかったからどうなるでしょう。

どんどん弱っているのに意固地になってそれを認めない、弱みを見せず人に心を開かない、折り合いをつけようともしないとなれば、あとは自分の殻に閉じこもるしかなくなるのです。それが自分にとっていちばん楽だから。

でもその楽はほんのいっときのこと。その後待っているのは果てしない孤独です。

その結果どうなるか?

義兄のように、セルフネグレストになる確率がアップします。完全に孤立しますよ。

準備はお早めに

考えてもみてください。若い時の孤独と年老いての孤独は質が違うのです。

「そんな老後はまっぴら」と思うなら、30代、40代のうちから少しずつ準備していきましょう。

超がつく高齢化社会に突入した今だからこそ、老後資金にばかり目を向けるのではなく、老後の孤独を回避するための準備も同時に始めていく必要性を強く感じました。今回は以上です。

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(最終更新:2017/12/11)

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