Violet@Tokyo

大学は本当に無駄なのか?

約 5 分



最近盛り上がっている話題「大学は無駄だから辞めろ」について、フミコフミオさんがこんな記事をあげました。激しく同意。特にこの文章。

「大学辞めろ」論には中身はないが圧倒的な説得力があるからだ。残念ながら僕はその説得力にはひれ伏すしかない。「大学辞めろ」論をツイートしているあの御仁やかの女史が大学を卒業しているのにあの程度のことしか言えていないこと、僕がこの程度の文章しか書けないこと、それら確固たる事実が「大学辞めろ」=「大学は無意味」を圧倒的に証明してしまっているのだ。白旗あげるしかないよ。
引用元 : 大学は役に立たないからヤメろ」論の圧倒的な説得力。 – Everything you’ve ever Dreamed

私の意見は、フミコさん同様、アカの他人が大学辞めようがどうしようがまったく関係ないのだけど、ただひとつだけ。元記事に「自由とは雑な二者択一で縛られるものでははない。」とあるように、たかがブログを書くくらいで、大学や会社を辞める必要が本当にあるのか?という疑問。

何かをやめなければできないなんて、今どき時代遅れでしょ。昭和すぎるでしょ。

辞める辞めないは本人の自由だけど、その決定は他人の言葉に感化されるのでなく、自分の判断がだいじではないでしょうか。

他人の人生に口出しするのはおこがましい行為

私が通った高校は進学校だったので、受験して大学に行くのが当然だと思ってました。親は大学に行く・行かないについては何も言わず、私の判断に任せるスタンスを取ってましたが、受験する意思を伝えたらこう言いました。

「大学を卒業しても学歴だけでは世の中渡れない。大学で学んだことすべてが役立つとも言わない。もしかしたら役立たないことの方が多いかもしれない。でも資格は邪魔にはならないから、ポケットにそっと忍ばせておけ」

手持ちのカードは多いに越したことはないというのが親の考えで、そのカードをどう使うかは本人の問題だと言いたかったのです。

だからといって直接的に無理強いをしませんでした。その理由を、後にこう語ってました。

「いくら親でも子供の人生に口出しするのは、おこがましい行為だ」

「無駄だから辞めろ」と言う人は老害

でも中には横槍を入れる輩もおりました。

「どうせ女の子は嫁に行くんだから、4年制の大学なんて無駄だ!」

どこの一族にもひとりは必ずいる、ご意見番を気取った口やかましい親戚のおばさんです。時代錯誤も甚だしい。今で言うところの老害です。

何かにつけて「どうせ無駄」と、他人の可能性を狭めようとする人は、昔も今もその本質は変わりません。ただの老害です。

「なぜこんなことを言うのか?」と考えてみた

当然ムッとしました。

「これから頑張って受験しようとしている者に対して、なぜこの人は余計なことを言うのだろう?」

当時そんな自問自答をよく繰り返したものです。

「その人自身が学歴の恩恵を受けてない生活をしているからではないのか?」とも考えました。自分が必要ではないから他人もそうだろうと、狭い尺度で世の中すべてを知った気になって決めつける人はどこにでもいますから。

仮にその人の「やめろ」という意見に従ってやめたとしても、絶対に責任なんて取ってくれません。他人の人生に口を挟む人ほど、分が悪くなれば「そんなのは自己責任」と切り捨てます。

どんなにご立派な御高説を並べて、親切ぶって「あなたのため」と言ったところで、そこに責任がなければただの戯言です。耳を傾ける価値はありません。

依存する人は思考停止状態にある

私は幸いにも当時の老害たちのおかげで10代の頃に「自分の人生の責任は自分にしか背負えない」と気づいたのですが、ネット界隈を見ていると「大学辞めろ、会社辞めろ」と言われて、「はい、辞めまちゃいまーす。てへ」みたいな人が本当にいるんですよねぇ…。顔まで晒して。

最初は驚きました。今は慣れましたけど。慣れすぎて胸焼けしてますけど。

辞める辞めないは本人の自由だからどうでもいいのですが、それが他人の言葉に感化されてとなると「なんだかな~」となるわけです。

誰かに自分の人生を強い言葉で決めてもらいたい。自分で考えて自分の人生をデザインするのではなく 、誰かの意見に従って、偉い(?)人にぶらさがって生きるのが楽という、思考停止状態の依存体質の人がそれだけ増えたということでしょうか。

まぁ、「信じる人は救われる」なんて言葉もあるくらいだから、その人がそれで幸せならいいのかもしれませんけどね。

大学は本当に無駄なのか?

大学には行ったけど、紆余曲折あって「○○大を出たのにそんなことやってるの?」みたいな時期がフミコさん同様、私にも確かにあったから、あの御仁やかの女史が言う、「そんな遠回りは無駄だ」という説を否定はしません。そもそも人様の生き方に、正解なんてないのですから。

でも私は、大学生活が無駄だったとは思ってないのです。これは本当に、負け惜しみでもなんでもなく、大学生活は本当に楽しかったです。

あのとき「遠回り」だと思って歩いてきた道程で見てきたもの、感じたこと、出会った人たち、それこそが、私を今の私の道へと導いてくれたのだと、時が経った今、心からそう感じているのです。

無駄も回り道もオツなもんですよ。それも含めての人生ですから。

 

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