Violet@Tokyo

【中学校・部活初心者の試合観戦記】素直さをまぶしく感じた日

約 5 分



今日、バドミントンの試合観戦をしてきました。この春中学3年に進級した、親戚の子の応援です。

応援といっても、実は内緒で物陰からこっそり見る形。

市内の公立・私立中学のバドミントン部が二日間に渡って熱戦を繰り広げる大切な試合の日。だからこそ、事前に応援に行くと告げるときっとプレッシャーを与えるに違いないと思ったので、応援に行くことも告げず、マスクをして、なるべく目立たないように小さくなってました。そしていよいよ試合観戦。

ミス連発

産まれた時から知ってるだけに、見ているこちらの方がドキドキしました。

試合は見事完敗。たいして上手くもない相手に、あっという間にストレート負けという散々な結果でした。

長年バドミントンをやってきた私から言わせれば、技術面の課題は山積みで、頭を抱えました。

まずラリーが続かない。サーブを出せば2打目に叩かれる。サーブ・レシーブでなんとかつないでも、決め急ぐあまり3打目でネットにひっかけてミスるの繰り返し。

オイオイ、二度同じミスをしたら、三回目は戦法変えろよ
しかも相手が嫌がる所じゃなくて、わざわざいる所に打ってる。基礎打ちじゃないっていうの!

でもその中には希望もありました。荒削りながら将来的な資質を感じさせるクリアーの飛びや、(ネットに何度も引っ掛けたけど)スマッシュの勢いや、打つ時の柔軟なフォームを見る限り、このまま継続すれば、あっという間に私を追い越すだろうという手応えを感じました。あとは経験あるのみ。だから「お疲れさん!」とだけ声をかけて、試合の話は一切しませんでした。

楽しそうな顔を見て安心した

正直言えば、現時点ではバドミントンの技術的なことはどうでもいいというのが本音です。もちろん上手くなってほしいけど、今はあれこれ言う段階ではありません。

それより人間的なことをグングン伸ばして欲しいのです。本人がどう試合に向き合っているか、チーム内で楽しく過ごしているか、後輩からの信頼度はどうかが私にとってはとてもたいせつななチェックポイントでした。

それに関しては安心しました。ミスっても終始ニコニコしていたし、ペア同士で声を掛け合ってハイタッチしながら励まし合って試合を進めていました。実に楽しそうに試合をしていたことがうれしかったのです。

中には勝つことに異常にこだわる親や顧問もいるようですが、私はそうではありません。今の段階は忍耐力・挫折・厳しさを覚えるより、チームメイトと同じ目標を分かち合い、心から楽しむことだけを覚えて欲しいのです。

ついでに同級生たちの試合内容もチェックしました。スポ小からやっているような経験者はいなくて、似たようなレベル同士でゆるーくやっているという感じ。ゲーム運びもまだまだで、決して強いとは言えない学校でした。しかし強いだけがいいわけではありません。今は各自が方向性を模索する段階です。

なので伸び伸びとできるという点で、今の彼女にはとても適した環境だと思いました。少なくとも、ブラック部活でなくてよかったです。

経験を積むほどなくすものがある

それに比べ、私がいる環境はどうだろうと考えました。

全国大会では試合中、ペア同士が互いのミスをなじり合っている姿は珍しくありません。その昔、オリンピックにも出たペアも、それが原因で関係が悪化してペアを解消したのは有名な話。

初心者の頃なら楽しくできたことが、経験を積むほどに楽しくできなくなるのはなぜだろう?

変な意味でのプライド(人の尊厳という意味ではない)が出来上がって素直さがなくなってしまうからなのか、自分のやり方に固執してしまうからなのか、経験を積むほどに自信だけでなく、頑固さも身につけてしまうからそうなってしまうのか…?

腕を上げるごとにギスギスして横柄になっていく人もいれば、上手い下手だけで人を判断する人もいる。長くいるだけで威張り散らす人もいる。なぜか体育会系だけは、時代遅れな理不尽さがいつまでもつきまとう世界だと感じます。

だからこそ、(腕前はともかく)ピュアな気持ちでプレーをしている彼女がとてもまぶしく感じたのです。

最後に

なんでも長くやってさえいればいいというのではありませんね。長くやっているからこそ、ときおり初心者のピュアな姿に触れて、始めた当時の素直な気持ちを思い出す必要性を強く感じました。以上です。

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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