Violet@Tokyo

お年玉の出費がキツイ!子なし夫婦のお年玉事情

約4分



友人がポツリとこんなことを言いました。

「お年玉があるからお正月が苦痛!」

その気持ち、よーくわかります。独身や子どものいない人にとって、お正月は恐怖の季節です。

何かと物入りな年末年始。通常でも年末年始は物価が高騰する時期だというのに、今年はロシア・ウクライナ戦争の影響で光熱費は爆上がり。それに加え、大雪の影響で物流は滞り、恐ろしいほどの値上げラッシュ。収入アップの可能性はほぼ皆無なのに、大増税時代突入という厳しい社会情勢と寂しい懐事情を踏まえ、どうしたらいいでしょうか。

「予定がある」と言う

親戚が多く子どものいない筆者は、正月だけで軽く100,000円以上ものお金が飛んでいきます。これが毎年のこととなると、つい考えてしまいます。子どもの成長に伴い、金額はさらにアップするでしょう。

「いつまでも、あると思うなお年玉!」

こう言いたいのは山々だけど、さすがにそれはでは身も蓋もない。

ここ数年はコロナを理由にできたけど、それもそろそろ限界です。

100,000円あったらちょっとした旅行ができますよね。初売りで好きなものだって買えちゃいます。贅沢なランチが何回できるでしょう?

セコいかもしれないけど、よく知りもしない親戚の子たちにお金をばら撒くくらいなら、その100,000円を自分たちのために使いたいと思うのはわがままでしょうか。

そのためしばらく前から親戚の集まりが予定されてる日に別の予定を入れるか、予定がなくても「予定がある」ということにしました。

実家や親族へは「予定があるので新年会は欠席します。新年の挨拶はのちほど、日を改めまして」と丁重におことわりを入れ、正月は夫婦水入らずでのんびり過ごしてきました。

家まで来られたら逃げられない

これが何年も続けばお誘いはなくなるだろうと思いきや、敵はそう甘くない。

ある一家などは子どもたちをぞろぞろ引き連れて、後日、自宅に訪ねてくるようになりました。

家まで来られたら逃げ場がないし、おもてなしその他で余計に煩わしい。これをどう回避したらいいものやら。

「休日くらいは徹底的に休みたい、自分のために時間を使いたい」

時代に合わせ、お付き合いのスリム化があってもいいのでは?

お正月の挨拶くらいは当たり前と考える人がいる一方で、フルタイムで仕事をしている主婦の増加により、お正月の来客が煩わしいという声も多くあります。

私も正月以外は一年中忙しくしてるので、まとまった休みがあればダラダラしていたいと考えるひとりです。

年賀状じまいに代表される「昔ながらの慣習」を取りやめる人も増えているなら、かつて当たり前とされた「お決まりの行事」の簡素化があってもいいのでは?

そう考え、お中元・お歳暮、お年賀についてこう提案しました。

「親が亡くなり兄妹・姉妹の代になった今、儀礼的な物のやり取りをしても”行って来い”になってしまう。もうそろそろ意味のないことはやめない?お付き合いなら、LINEで密に連絡を取りあえばいいじゃない」

新年の挨拶やお年賀といった当たり前の礼儀とされるものを「意味のないこと」と言い切ってしまうのは勇気が入りますが、親に対してはともかく、兄妹・姉妹でそこまで必要かどうか?

私は不要だと考えました。

この提案に対し、他の親族も「やめ時」を探してたのか、すんなり同意を得ることができました。

ちゃんと話し合う

こうしてめでたく年末年始の煩わしい行事から解放された我が家。

やはり毎年のことならいつまでも「用事がある、体調が悪い」などとその場しのぎの理由をつけるより、きちんと話し合いをした方がはるかにスッキリします。

お付き合いは相手あってのもの。

昔ながらの常識に囚われれず、互いに負担にならない付き合い方を探した方が絶対に楽です。その家ごとの快適な過ごし方を考えてみてはいかがでしょうか。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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