Violet@Tokyo

闘病中、涙するほどうれしかった励ましの言葉

約 4 分



前のエントリーでは、闘病中に私がかけられて嫌だった言葉をご紹介しました。今回はそれとは逆に、心にじんわりと染み入るような、病気をしてても心が強くなれるような、涙するほど嬉しく感じた励ましの言葉をご紹介します。

もしあなたが病気の人へのメッセージを考えているなら、ぜひ参考になさってください。

「一陽来復を願う」と書かれたメールに友の思いを感じた

闘病中、涙するほどうれしかった励ましの言葉

このメールが届いたのは2月上旬、節分の頃でした。まだ全ての検査は終わってないものの段階で、検査が進むにつれ「これはちょっとタダゴトではないぞ」と、不安がMaxになってた頃です。

「一陽来復」とはgoo辞書によれば「冬が終わり春が来ること。新年が来ること。
また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと」という意味です。

「凶事の後には必ず吉事が回ってくる」という意味にひっかけて、友人は「冬眠すれば必ず春が来ます」と、文面を結んでいました。

病気以外のことを想像させてくれた


2月といえばまだ寒さは厳しく、植物の多くは霜にやられて枯れ果てています。けれど、いくら地上でみすぼらしい姿になっていても、地中では来たるべき春に備えて根の奥深くにたっぷりと栄養を蓄え、じっと春の訪れを待っています。

私はそのメールを読んで、春に力強く蘇る植物たちの姿を思い浮かべていました。植物だけでなく、春になって活動を始める生き物たちもイメージしました。

「私も地球上の生き物である以上、季節の廻りの中で生きている!」

そう思うと、良いことばかりが続かないように、悪いことはいつまでも続かないと思いました。

たった4文字に込められた友人の思いが、とてもありがたくてうれしくて…。

同時に、病気のことには一言も触れないあたりに心憎いセンスを感じました。

「思いさえあれば、むしろ余計な言葉はいらない。たった4文字でも思いは伝えられる!」

こんな風に人を励ますことができる人になりたいなぁ。

「そうかぁ…」むしろ言葉はいらない!聞き役に徹してくれた友人の気持ちがうれしかった

闘病中、涙するほどうれしかった励ましの言葉

何も言わずにただ黙って私の話を聞いた後で、ふっと一言「そうかぁ」と言ってくれた友人の言葉がとてもうれしかったです。

入院患者の心を弱くする一因に、孤独というのがあります。

「健康ならあたりまえにやっていたことが、病気をしたために今はできない」

頭ではそれはよくわかっているけど、心は違います。自分だけが世界から取り残されたような孤独な気持になるのです。

その孤独を和らげてくれるのは、誰かに話を聞いてもらうこと。ただ「わかる」と言ってもらうこと。それはもしかしたら、励ましたいとやっきになって100の言葉をかけるよりも、数倍有効かもしれませんよ。

どんなに心配でも命令してはダメ

「早く元通りの元気な姿になって」
「ムリをしちゃダメ、あれをしてはダメ、これもダメ、そんなことをしたら体に障る」

ああしろこうしろと、心配が高じて命令もしくは否定ばかりする人に辟易していたからこそ、このような存在が特別にありがたかったのかもしれません。

一言付け加えるなら、病人だって医者が認める範囲でなら、体調が良い時には食べたいものを食べ、やりたいことをする自由はあるはず。またそうしていかなければ、心まで病んでしまいます。だって闘病生活は、楽しみなんて限られているのですから。

どんな環境にあっても楽しみを見いだす権利は誰にもあります。仮にそれが病人であっても、です。本当に心配しているというなら、命令して思い通りにしようとするのではなく、つかず離れず黙って見守ればいいのです。望まない助言は、本人にとっては親切どころか、いらぬお節介でしかありません。

思いがあればシンプルな言葉でもちゃんと伝わる

言葉は伝わってこそ価値があります。その価値を認めるのは発する側ではなく、受け取り手です。

そこが難しいところでもあるのですが、もしあなたの大切な人がピンチに陥ったとき、なんとかして励ましたいと思った時、その思いを相手のハートまでしっかり届けてあげられたら、こんなステキなことはありませんよね。

それを踏まえて、どうか相手の心にそっと寄り添うような、優しくて温かい言葉を見つけてください。思いさえあれば、きっと必ず伝わるはずです。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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