Violet@Tokyo

厄介な人物は突き放すのが一番

約5分



先日姉から聞いた従兄弟の人物像を想定してみました。

従兄弟とはいえほとんど付き合いがなかったので私が判断できるのは従兄弟から届いた手紙と、姉と従兄弟とのやり取りのみです。

時を同じくして、あるメンヘラな人物が書くブログを読んでいたら、ある共通する部分が見えてきました。

それは引き止めて欲しいという強烈な願望と、そのためなら演技かかったことでもなりふり構わずやってのけるという超お騒がせな行動です。

従兄弟は「進行役を降りる」と手紙に書いてきました。

それは彼の本音ではなく、計算によるものです。

降りる気などサラサラありません。誰かが引き止めてくれるだろう、自分以外に進行役ができる人物などいないだろうという計算に基づいたものです。

それに対し姉は引き止めることはせず、「それなら弁護士に入ってもらえば良い」と突き放しました。

すると従兄弟は慌てて「そんなことを引き受けてくれる弁護士などいない」と言ったそうです。

これ一つ取っても、彼は本気で降りる気などありません。

「そんなことを言わず、あなたしかいないから助けてくれ」と懇願してもらいたいのです。

このやり取りを聞いて、このような厄介な人物に対応するコツがわかってきました。脅しをかけてきてもそれに動じないで突き放すのが一番です。

同じ頃、あるメンヘラブログを読みました。

ざっくり言えば、彼女は家族の誰かを敵認定するのが好きな人です。

一人を敵認定をすると、他の家族を味方にするのですが、敵になる人物は家族の中で時々で変化します。

長女が悪なら次女を善にして褒め称えます。次女を悪にした時など「サイコパス」と罵り、長女を「私の可愛いたったひとりの娘」という具合です。

夫を悪にすれば娘たちを味方につけ、徹底的に夫を追い詰めます。

あるとき離婚すると大騒ぎしました。弁護士まで間に入れて離婚届を書かせ、いよいよ提出するだけとなったとき、「よく考えたら私を今まで支えてくれたのは夫だった」とコロッと離婚を撤回。まるでジェットコースターのようです。

そんな彼女は昨年次女とケンカをして、次女に絶縁状を書かせました。

絶縁状を書かせた割に、いまだ次女のブロクをチェックしては文句を垂れています。一年経った今も、怒りはまだ収まってないようです。

つい先日、今度は長女にも絶縁状を書かせました。

そうなると彼女の味方は夫だけになります。今までさんざん罵詈雑言浴びせかけ、夫の悪口をブログに書いていたにも関わらず、今は夫を善にしています。

「私が好きになった○○ちゃんはこういう人だった」とかなんとか言って。

変わるわけがない。同一人物なんだから。まだほんの数日しか経ってないので、今のところは平和にやっているみたいです。でもいつまで続くことやら・・。

私の予想では、最終的に彼女はひとりになると思います。

理想化とこきおろしの間で両極端に揺れ動く彼女の不安定さが垣間見えます。

やがて家族も持て余すようになるでしょう。藤圭子さんのように。

長女に絶縁状を書かせた後に彼女が取った行動が、従兄弟に良く似ていると感じました。

言い合いの後、長女が部屋を飛び出し、それを追ってご主人もまた部屋を出ていったそうです。

そのスキに彼女はベランダに出て手摺に足をかけたとブログに綴っていました。

もちろん本気で死ぬ気などありません。本気で死にたいのなら、近くにいるとわかっている状況でそんなことはしません。多分二人が部屋に入ってくる気配を確認してたから、引き止めてくれることを想定してベランダの手摺に足をかけたのだと思います。

彼女曰く、「下は魅惑的な光景だった」「そこが私を解放してくれる場所に見えた」そうな。ドラマチックな文章もそうだけど、やることなすこと演技がかっています。

当然家族は引き止めたそうです。でももし引き止めず、「どうぞ」とばかり黙って見ていたらどうするでしょう。ついそんなことを考えました。

そして自分を引き止めた夫を美談のようにブログに書いています。

「ぼくは君がいないとダメなんだ」と言ったそうですが、正確に言うなら「君の持っている金がないとダメ」なのです。

精神科医にそれを話たところ「ウルウルした」と言われたそうで、きっとその時も美しく盛って演出した物語りを話したのでしょう。

彼女は過去にも何度も狂言自殺を計っています。

自殺を匂わせ「さようなら」とブログに書き残すのですが、数日後にまたブログはちゃっかり更新されています。

「あら、まだ生きていたのね」と呆れて読むわけですが、その度に、なんて痛い人なんだろうと、人格的な根深い歪みを感じたものです。

境界性人格障害・・。そんな言葉がふと頭をよぎりました。

この人ほどわかりやすいこの障害の特徴が出ている人はいないと思います。

だから厄除け目的の意味合いで、研究材料として読んでいるのです。

ご家族はお気の毒だと思います。関わらず、引き止めず、放置するというスタイルが、彼女の増長を防ぐ唯一の手段では?と思います。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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