Violet@Tokyo

【車に乗せたくない時の断り方】乗せてもらうのが当然と思っている人から逃げる方法

約6分



数人でどこかに行くとき、必ず出るのは「誰が車を出す?」という話。言い出しっぺはたいてい運転ができない人、車も免許もあるけど日中はご主人が使うから足がないという人です。

例えば東から西に向かうとき、いちばん東に住んでいる人が運転手候補にされます。そしてその人の車が大きければ、次からアテにされる頻度は増していきます。

どうせ目的地は同じだし、どうせ車を出すなら、ついでに人を乗せたっていいだろう。どうせ人を乗せるなら、たくさんの人が乗れる車がいい」という勝手な判断でそうなるのです。でも運転手にされた方はたまったものではありません。

いくつものどうせついでが決定の理由なので、乗せても感謝などされません。当然のような顔をしています。特にうんざりするのはこんな人。

絶対に乗せたくないタイプ

  • 汗臭い人
  • 遠回りをさせて自宅に送り迎えをさせる人
  • 風邪をひいているのにマスクもせず、車の中でゴホゴホ咳き込む人
  • 「ここを通れ」とルートの指定する人
  • 人に運転させておいて、自分は平気でアルコールを飲む人
  • ただの一度も自分から車を出そうとしない人

信じられないですよね?
「ジョーダンじゃない」と思いますよね?
うちの犬だっておとなしくして乗ってますよ?

ところがネットで調べてみると、こういう被害に遭っている方がけっこう多いので、実際に私が行った車に乗せたくないときの断り方をいくつかご紹介します。

断れない立場の相手の場合

職場の上司など、断るに断れない立場なら、相手の方から断ってくるように仕向けるのがいちばん楽です。その方法は以下。

現地に置き去りにする

いつも私が運転を頼まれてうんざりしていたとき、まず手始めに行ったのは現地置き去り作戦でした。

「行きは乗せていってもいいけど、帰りは用があるから歩いて帰って」と、「それでもいいなら車を出す」と告げました。

当然「別の人に頼むからいい」と相手の方から断るかと思いきや、それでもいいとの返事。帰りは別の車にちゃっかり乗り込もうとしたようです。

ところが別の車も満車でその人が乗り込むスペースはありません。結果、大荷物を抱えて一人さびしく歩いて帰ったそうです。

乗せる場所は、相手にとってできるだけ面倒な場所に指定する

車で1時間くらいかかる場所に、朝9時集合となったとき、「あそこでAさんを乗せて、ここでBさんを乗せて」という指示をされたことがありました。

「いやでも”あの道”を通ることになるな」と、瞬時に考えました。”あの道”とはその時間帯、渋滞することで有名な道。「渋滞に巻き込まれて、遅刻でもしたらたいへん」と考え、できれば誰もが使いたくないと思う道。

なので渋滞を理由に「その道は混んでいるから使いません。抜け道で行くから私が指定した場所まで出てきてください」と、AさんとBさんそれぞれに告げました。

私が指定したのは、その人たちの家から5キロ以上離れた場所。

どうしても乗せてほしければ、おとなしく私の指定した場所に出てくるはず…。と思いきや、とんでもない。なんとその人たちはブーブー文句を言い始めました。「それならあなたがもっと早くに家を出ればいい」

「この人だけは絶対乗せたくない」と思い、適当な理由をつけて集合場所を急遽変更しました。そこは7キロ以上離れたバスも通らない辺ぴな場所。

「そこでまた私に口答えでもしたら、次は10キロ先を指定してやる!」と思っていたところ、別の人にちゃっかり頼んでました。

非常識な人には、ありえないくらいの無理難題をふっかけるのが吉みたいです。

私の代わりに頼まれた人は、あとでブーブー文句言ってましたけど。

同じ立場ならはっきり言う

毎回その場しのぎの理由を考えるのは面倒です。そうでなくても他人を乗せるのは、それなりの責任がついてまわるから気が重いですよね?

だから同じ立場の人には常日頃から本音を伝えておきます。その内容は、誰にも有無を言わさない、説得力のあるものがベスト。

正論は、こんな時にこそ使うべし!

例えば…。
「今はどこだって電車もバスも走ってる。それが無理なら家族に頼む、タクシーを使うなどすれば、移動手段はいくらでもある。車がなくても運転ができなくても、自分さえ行こうと思えば、どこにだって行ける時代だ。だからそんなのは他人の車に乗せてもらう理由にはならない。もしどうしても自力で来ることができないなら、無理に参加しなければいい」とか。

「他人を乗せて、もし事故でも起こしたら責任を取り切れない」とか。

「運転が苦手なので他人を乗せると運転に集中できない」とか。

「我が家は他人を乗せるために車を買ったわけではない。自分たち家族の移動手段として車を購入した」とか。

「夫が神経質で他人を乗せることをとても嫌がる」とか。

嘘でもいいからこういった発信を常日頃からしていれば、やがて周囲に浸透し、気安く「乗せて」と言われなくなります。

図々しい人は支配欲が強く、他人との境界線が曖昧で、世間の常識から大きくかけ外れています。目の前にいる相手と自分との関係性だけで物事を判断するため、私はできるだけその人の手が及ばない「我が家」「家族」「夫」といった言葉を要所要所で使うよう心がけてます。

それで相手に伝わるかどうかは不明ですが、「車は私個人の持ち物ではない、家族の財産だ」という精一杯のアピールだけはし続けています。自ら発信しなければ、相手の言い分を受け入れたのと一緒。結局バカにははっきり伝えなければダメということです。

「いい人」を目指す必要はない

断りきれず、いやいや引き受けておきながら後で文句を言う人がいます。それは本人の弱さからくるもの。心を偽ってまで引き受ける方が悪いです。

いい人と思われたい。断ってケチだと思われたくない。逆らうと面倒・・・。

でも本当のケチは図々しく「乗せろ」と頼む側です。そこをまず、履き違えちゃいけない。

車はその人の持ち物だから、誰を乗せるかは所有者の判断が最優先。それが不満なら自分でタクシー使う、車を買う、今からでも免許を取りに行くなど方法はいくらでもある。

その程度の金も出せない、そんな当たり前のこともわからない厚顔無恥な人からどう思われようと別にいいじゃないですか。

ということで私は車に乗せたくない人に対して、上記の方法をせっせと実践してきました。

おかげで今は現地集合・現地解散を自由にできるようになり、とても気楽です。ぜひお試しあれ。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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