Violet@Tokyo

子供には失礼だけど、あの女優が子供に見えてならない件について

約4分



どこでどうトチ狂ったのかは知らないけど、ここ最近某女優が離婚問題をめぐって未練タラタラ、YouTubeやご自身のブログで大暴れしています。

ご本人は必死みたいですが、傍から見ていると恐ろしいを通り越して、ゲスの極みの一語に尽きます。

人は自分の思いどおりにいかない場面に遭遇すると、あんな風に醜い心に支配されてしまうのかと、なんだかんだ言ったところで、人は思った以上に弱い生き物なんだというのが率直な感想。

そしてもうひとつ。私には、彼女が地団駄踏んで泣きわめく子供に見えてなりません。

未練が怒りに変わるシステム

子供の頃によくあるシーンのひとつ。欲しくて欲しくてたまらないお菓子を買ってもらったとき、いざ食べようとしたら手がすべって地面に転げ落ちてしまった。そんなとき、こう思います。

あれほど楽しみにしていたのに。最後まで味わって食べたかったのに。
でも落ちてしまったものは、もう食べられない。
残念。悔しい。諦めがつかない…。

それでもなんとか心の落とし所を見つける子は、次はきっと気をつけるでしょう。もしかしたらお小遣いをためて自分で買うかもしれません。そういう子はいいんです。

でもそんな子ばかりではありません。「私は被害者です」とばかり「かわいそうな私」をアピールするために、いつまでも泣きわめく子もいれば、断ち切れない未練を怒りに変えて、足でお菓子を踏み潰して粉々にする子もいます。

「自分を見失う」とはまさにこれ

例の女優はこの複合型。泣いてもダメならキレてやれ。それでも事態が改善しなければ、怒りの矛先をあちこちにばら撒いてやれとばかり、次々と問題を引き起こしながら断ち切れない未練に対して宣戦布告。命がけの戦いを挑んでいます。

ふつうに考えれば命なんて賭けなくても、そのままゴミ箱に入れればいいだけ。逆にそんなことをすれば、周囲が汚れて片づけが大変になるだけ。掃除が趣味ならそんなことは言われなくてもわかりそうなものです。

しかし思い通りにならない怒りは、そんな簡単なこともわからなくさせてしまうのです。

後のことなんてもうどうだっていい。今、目の前にある受け入れがたい事実を跡形もなく粉々にしてやれ。そうしなければ私の気がすまない…。

そんな崖っぷち状態なのでしょう。どんだけ崖っぷちが好きなんだか。

子供ならまだわかるけど…

面倒といえば面倒だけど、100歩譲ってそれが子供ならまだわかる。怒りを鎮める術を他に知らないと思えるから、まだ生暖かい目で見てられる。

しかしいい年をした大人がやってしまえばそんなことは言えません。夫婦のことは夫婦にしかわからないとしながらも、あの騒動を見た多くの人は、不快に感じて冷ややかな視線を向けたのです。

結果がどうであれ、自分で選んだ相手だろうか!ってな。

偽善者の存在も暴走をエスカレートさせる

ごく一部、面白がって「頑張ってください」という「家族」もいるようですが、あれはスーパーでギャーギャー泣きわめく子供に、よその知らない人がしゃしゃり出て、偽善の笑顔を満面に浮かべてあやすのと一緒。

それをされた子供は例外なく「味方を得た」とばかり、さらに甲高い声で泣き出すから逆効果でしかないというのに。どこにでもいるんですよね、偽善者って。

自分を被害者にすれば自分がいちばん楽

でもこれを、他人事と笑い飛ばすのは簡単なこと。程度の差こそあれ、こういう弱さは誰にでもあるものだと、この年になるとよーくわかるのです。そんな人をこれまでにもうんざりするほど見てきました。

自分の弱さ・至らなさと向き合いたくなくて本質から目を反らす人は、例外なく自分を被害者にしたてあげます。思いどおりにならない原因は、全て外にあると思い込むことで、自分を保とうとしているのです。

なぜそうするのか?
自分が楽だからです。

もし自分のせいだと認めれば、自分が惨めになり、下手すればうつ状態になってしまうことを自分がいちばんよく知っているからです。

きっと誰よりも、自分の弱さに対するコンプレックスを抱えているのでしょう。だから強引な手法を使ってでも「悪いのは自分ではない、○○だ」と、肝心な部分に目を背けるのです。

逃げは負のスパイラルを生み出す

でも無理は続きません。無視された感情は怒りを引き起こすだけではなく、相手が”悪”であることの証明をしなければ、という焦りを生み出します。

焦るから味方を欲しがる。焦るから自分を見失って暴走しまくる。

今はもうきっと、自分でも引っ込みがつかない状態になっているのではないでしょうか。

最後に

もしこのようなタイプの人を黙らせたいと思うなら、こう考えてみてください。思い通りにならなくてギャーギャー泣きわめく子供を黙らせるにはどうしたらいいかと。

子育て経験のある方はきっとこう思うことでしょう。放置あるのみ。以上です。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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