Violet@Tokyo

またも「千羽鶴論争」勃発!ウクライナに千羽鶴は必要か?

約8分



過去、大きな災害が起きるたびに繰り返されてきた「千羽鶴論争」。今回のロシアによるウクライナ侵攻でも勃発しました。

各地で千羽鶴を届ける動きが…

平和への祈りを込めて千羽鶴を届けようという動きが日本各地で起きています。

以下は在日ウクライナ大使館(東京都港区)に「千羽鶴」を届けようと考えるも、「千羽鶴を送るのは迷惑ではないか」との指摘を受け、断念した男性の記事。しかしながら「折り鶴を意味のない行為」と批判する声には疑問を感じているそう。

こちらも在日ウクライナ大使に送る予定だとか。

こちらは大使館に問い合わせをした上でウクライナの人に届けたいと準備に励んでいるそうです。

参考文献

40人ほどの利用者が3月中旬から、作業の合間に約4200万人の人口にちなんで4200羽を折った。その後、鈴をつけた根付け風の折り鶴も作り始めた。ウクライナの人一人ひとりに届けるもので、千羽が目標。一番精緻(せいち)な折り方をするという塚田真帆さん(23)は「頑張っている人たちに届けるため、頑張って折っています」と話す。(猪瀬明博)
引用元 : 「頑張っている人に届けたい」 ウクライナの人々へ折り鶴4200羽:朝日新聞デジタル

千羽鶴反対の声

これに対しキツイ口調で批判したのがひろゆき氏。

メンタリストのDaiGoさんもひろゆき氏の意見に賛同。以下のtweetを投稿しました。

両者ともに否定する言葉が強すぎたため賛否が別れ、現在大きな論争に発展しています。

千羽鶴の賛否両論


千羽鶴論争・私はこう思う

以下は熊本地震のときに書いた記事で、千羽鶴論争が勃発するごとに読まれてきたものです。

千羽鶴に対する個人的な意見は過去記事に書いたとおりです。

非被災者は被災者よりもずっと余裕があるはずだから、今、具体的に何かをするゆとりがなくても、せめて被災者を思いやることや想像力を働かせることならできるはずです。彼らに今、本当に必要なものは何か。今、不要な物は何か。今、ここに送られたら困るものは何かを調べることは、少し立ち止まって冷静に考えれば容易にわかることです。

ざっくり言えば「支援の方法は千羽鶴だけではない。被災地に必要なものは刻々と変化する」という内容で、おおむねひろゆき氏やDaiGoさんと重なります。

ただし千羽鶴そのものを否定するつもりはありません。あくまでも状況次第。例えば「同級生のA君が入院した。だからクラスのみんなで千羽鶴を送ろう」みたいな、送る側の顔・送られる側の顔が双方でちゃんとわかるような近い関係なら問題はないかと思いますが、今回は違います。病気や災害ではなく、国際的な政治・外交の問題です。

なぜ千羽鶴論争は繰り返されるのか?

千羽鶴をめぐっては、過去にもたびたび論争が繰り返されてきました。理由は以下に書いてあります。

参考文献

かつては社寺に奉納されていたが現在は祝福、幸福祈願、災害などへの慰安、病気平癒祈願、見舞いなどを目的に作成や贈呈が行われている。広島市への原子爆弾投下で被爆し、原爆症で死亡した佐々木禎子が自らの延命を祈って作ったことから、平和の象徴にもなっている。引用元 : 千羽鶴-Wikipedia

ひろゆき氏の言う「相手の状況よりも自己満足を優先する人が折り鶴肯定派に多い」のではなく、固定観念に凝り固まった人が迷わずに選ぶ手法のように感じます。固定観念の強い人は変化を拒むので、「千羽鶴とは昔からこういうもの→こんな状況だからこそ千羽鶴→昔からの慣習だから千羽鶴なら無難」という図式があっという間にできあがり、そのまま行動に移すのです。

人の意識(昔からの慣習となればなおさら)を変えるのはそうかんたんではありません。だから延々と繰り返されるのです。

とはいえ、自己満足であっても「誰かのために何かをしたい、力になりたい、祈りたい」という気持ちまで「狂気だ愚者だ」と強い言葉で否定していいものではありません。それでは橋下徹氏と変わらないではありませんか。今の状況・時代に適したもっと良い方法が他にもあるというヒントを提示すればいいだけです。

もっと言うなら賛成だ・反対だと、ウクライナ人の頭を飛び越えて外野が勝手にあれこれ論争するのも無意味かと思います。

千羽鶴より寄付を

「問題があまりに大きすぎて、無力さを感じる。何かをしたいけどどうすればいいかわからない。でも彼らのために何かをしたい」
そう感じたらまずは寄付。お金なら邪魔にはなりません。以下に安全なリンク先を貼っておきます。これは筆者が実際に利用したサイトです。


飼い主さんと離れ離れになったベットを見るのはつらいもの。「もし私なら耐えられない」と、先日アニコムにも寄付をしました。

やり方が悪かったのか、アニコムの場合、振り込み手数料はこちら持ちになりました。

他にも外務省公式サイトに支援期間が提示されています。

 

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