昨日看護師をしている友人からメールが来ました。読んだ瞬間呆然としました。
「連絡します。Mちゃんが、現在、胆かん癌による転移性肝臓癌、転移性肺癌で入院しています。
明日から、抗がん剤の治療に入ります。副作用はかなり出ると思いますので、お見舞いは遠慮してださいとのことです」
この文面を、看護師の彼女は高校時代から今までずっと親しくしている仲間全員に一斉メールで流しました。
自分の目を疑いました。つい先日、そのMちゃんからメールが来たばかりだったから。
来月3日に高校時代の友人たちと山梨に出かける予定を立てています。
のんびり紅葉を見て、そのあとワイン工場の見学をしようというもので「私も参加します」と、いつも通りの明るい文面が届き、彼女に会えるのをとても楽しみにしていました。
だから突然の入院という事態に頭がついていきません。いや、それ以前に、”転移性 ? しかも肝臓と肺にまで?”という、病状の深刻さに心がついていきません。
すぐさま返信しました。
「とても驚いてます。言葉もありません。命に関わる、ということなのですか?」
すぐに返事が届きました。「今はとても元気です。諦めてはいませんが、厳しい状況です」
自分なりにネットで調べてみました。
他の臓器へのがんの転移については、肺に転移してしまうことがもっとも多く、次に骨や腹膜や脳、胃が多く、そして稀に腎臓といった臓器にも転移してしまうことがあります。
肝臓がんの転移というと、他の臓器から肝臓へとがんが流れてきた転移性肝臓がんの方が有名で、そちらを話題にする人が多いかもしれませんが、このように肝臓から他の臓器へがんが転移してしまうこともあることを覚えておいてください。
さて、他の臓器からがんが転移してしまった転移性の肝臓がんの話です。
がんは進行すると転移してしまう危険が多い病気ですが、それはどのがんにも言えることです。
ただ、肝臓は特にがんが流れ込みやすい臓器で、転移性肝臓がんになってしまう人はとても多く、「転移性肝臓がん」として他の臓器とは独立したがんだと考えられています。
特に多いのは大腸がん、肺がん、乳がんや卵巣がん、子宮がんなどから転移してくるケースで、それぞれの臓器から肝臓へと血流が向いていることが理由です。
肝臓にがんが転移しているということは、原発の方の臓器のがんは、ステージがかなり進行している状態ということがわかります。
引用元: 肝臓がんの転移について.
嫌だ、そんなの嫌だ・・。私、どうしたらいいんだろう・・。何をしたらいいんだろう・・。
昨日から、この思いだけが頭を堂々巡りします。看護師の友人は、後日、時間をとって現在の病状について詳しく説明してくれるとのことです。
元気な彼女の顔を見たのはビアガーデンの時。その時も、体調がすぐれないと、先に帰りました。料理も全く手をつけずに、アルコールも取らずに烏龍茶だけを少し口にして、それでも楽しそうにみんなの話を聞いて笑っていました。先に帰る彼女を玄関まで見送ったのは看護師の彼女でした。
もしかしたら、その時から何かしらの症状が出ていて、看護師の彼女はそれを知っていたのかな?
そして先月も、Mちゃんからメールが来ました。その仲間たち数人で、母校の学園祭に行ったときの様子をみんなにメールで流したことがあったのだけど、それに返信してきたのです。
「いいなぁ~。私も来年はぜひ行きたいです」と。
来年が彼女にあるのでしょうか?
あったとしても、一緒に学園祭に行けるだけの体力があるのかしら?
とても心配。
来年の学園祭どころか、7年後の東京オリンピック、一緒に見に行こうね!リニアも一緒に体験しようね!と、その後も続々と楽しい予定を計画しています。
ずっと一緒に生きていきたい大切な友。心が張り裂けそうです。
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