今日はなんだか無性にユーミンが聞きたい気分。松任谷由実ではなく、荒井由実時代の曲が・・。
「ひこうき雲」と「卒業写真」。共にユーミンの初期の頃の名曲です。「卒業写真」を聞くと、高校時代のことが走馬灯のように頭をよぎります。
“あなたは私の青春そのもの”という歌詞を聞くと、3年間同じクラスで今でも仲良くしている友人がパッと頭に浮かびます。
その彼女は今、命に関わる大病を患っています。「ひこうき雲」の中の歌詞、”あの子の命はひこうき雲”という歌詞が切なすぎます。
もしかしたら、もう、人生の夕暮れを迎えているのかもしれません。
彼女と知り合ったのは15歳の時でした。その時はまだ、例えるなら朝焼けの時。どんな未来が待っているのかさえ予想もしませんでしたが、明るい未来だけを信じていた頃です。いつか終わりが来る人生なんて想像もできませんでした。
あれからずいぶん長い時間を彼女とともに過ごしてきました。笑い転げて楽しいことばかりで、本当に良い時代を共に過ごしてきました。
年をとれば、いつか別れが来るかもしれないと思いながら、でもそれはまだずっと先のことだと思っていました。ずっと一緒に年老いて、それでも気持ちだけは15歳のときのまま、まだまだこれからも楽しい時間をたくさん共有できると信じていました。それなのに・・。
今夜、詳しい病状を聞きに行きます。
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