Violet@Tokyo

封印されたあの名曲が・・

約3分



Tears in Heaven – Eric Clapton – Nashville 2013

再婚した後の2004年以降は、一度も歌われることのなかったTears in Heaven が、ドイツ・ナッシュビルの公演でまた演奏されていました。

(2004年)3月1日付のAP通信によると、ギターの伝説、エリック・クラプトンが「Tears in Heaven」「My Father’s Eye」といった曲を今後のコンサートリストから外すという。クラプトンは数ヶ月前の日本公演で、もう演奏できないことに気付いたと話している。彼は「曲のテーマである失った気持ちを感じることができなくなった。作ったときにあった感情が消えた。……今はあのときとは違う人生を送っている」とAPに語った。「Tears in Heaven」は高層アパートから転落死した当時4歳の息子を思って書いた曲。彼はハッピーな気持ちのときでも、この曲を歌わなければならないことに葛藤を感じると言う。楽曲は再び生で聴けることを願って、しばらく“休憩”ということになりそうだ。

★出典 : 「エリック・クラプトン、あの名曲がもう聴けない!?」より

再婚して今どれだけ幸せかというのは、来日ごとにメタボっていくクラプトンの腹回りを見てもわかります。それにアルバムの中に載せられている、娘たちとのほのぼのとした写真からも見てとれます。精力的に子作りに励み、やっと手に入れた幸せな家庭生活・・。

今が幸せだからこそ、あの時の(コナーが亡くなったときの)辛い心情を歌うことはできないのだと私は勝手に解釈しました。過去には薬物やアルコールに溺れ、派手な女性関係を繰り広げてきた彼だが、コナーの誕生で「こんなことをしていてはいけない」と、更生施設で治療を続けたというくらい溺愛していたというのは、彼の自伝で読んだことがあります。曲を書いたのは気が狂うのを防ぐためだったとも書かれていました。その時の辛い感情が消えるほど今は幸せなのでしょう。

なのになぜ?

一ファンとしてはあの名曲をまた聴くことができて嬉しいけど、逆に心配になります。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でvioletをフォローしよう!

Pick Up


About The Author

violet
はじめまして。このブログを執筆しているViolet(ヴィオレ)です。
このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
Follow :