Violet@Tokyo

7年後の私

約3分



7年後のオリンピックが東京に決まりました。

朝、目覚めて、いつものようにメールのチェックをしたら、同級生たちからのメールがたくさん届いていました。

「7年後のオリンピック、東京で一緒に見ような!それまでお互いに健康でいような!」との文面。

テレビをつけてニュースを見るまでもなく、そのメールだけで東京招致が決定したことがわかりました。

東京招致はもちろん嬉しいけど、もっと嬉しいのは、共に歴史を刻める仲間がいるっていいなってこと・・・。

7年後に自分がいくつになるのかと、今の年に7を足すと愕然としますが、みんなが一緒なら怖くはありません。

私の仲間とは高校時代の同級生たち。卒業以来、ずっと途切れることなく年に何回か集まっています。

先日のエルシー・ビアガーデンもそうだし、来月には「秋の遠足」と称して競馬観戦も予定に組み込まれています。

正月・2日の新年会に始まり、花見、春の遠足、夏のビアガーデン、秋の遠足、忘年会などなど、盛りだくさんのイベントが数多くありますが、凄いなと思うのは、年を追うごとに参加人数がどんどん増えていることです。

楽しいことをもっと一緒に共有したいという仲間が集まるって、本当に素敵。

どんどん増えるってことが良いのです。排他的な雰囲気ではないってことの証明だから。

むろん楽しいことだけではありません。この年になれば悲しいことにも遭遇します。

一番身近なところで親との別れですが、葬儀の手伝いは誰に言われるまでもなく、当たり前のように買って出るのがこのメンバーの暗黙のルールです。

やったからと言って恩を売るわけでなく、やってもらったからといって借りを作ったという心苦しさもありません。仲間だからやるのが当たり前という意識だけで動いています。そこには打算や計算など何もなく、だからこそ仲間と思えるのです。

私はそういう真の友達に恵まれて幸せ。

うわべっつらだけのオトモダチごっこで、それで仲間と思っている人がいるようだけど、本物と偽物の違いというのは簡単にわかるものです。

本物はどんな時でも変わらない人。本物は一番困ったときに、いの一番に助けてくれる人。本物は損得では動かない人のこと。

私の自慢は、そういう友達に恵まれたこと。7年後と言わず、もっともっと長く一緒にいたいです。

それは夫に対しても、我が家のワンコたちに対しても同じ。

この秋に8歳になるヴィオレは、7年後には15歳のおばあちゃんです。元気で長生きして欲しいです。

また夫の両親は60代前半で亡くなっています。両親とも早く死んでいるだけに、「7年後には夫は何歳だ?」と考えると複雑な思いがあります。

だからこそ、7年後のオリンピックをみんなで一緒に楽しめるように、ずっと健康でいたいなぁと、切に願うのです。

2020年という近未来、私は何をしているんだろう。

半年先だってどうなるのかわからないのに、そんなはるか先のことなんて、普段あまり考えない私だけど、やはり”7年後”という言葉が飛び交うと、どうしても考えてしまいます。7年後の私は何をしているんだろうって。

 

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はじめまして。このブログを執筆しているViolet(ヴィオレ)です。
このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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