マイナビウーマンにこんな記事がありました。調査対象は22歳から39歳の男性・92人によるもの。男性目線でのご意見です。書かれている内容は昔から言い尽くされたありがちなもの。良く言えば基本中の基本、悪く言えば表面ツラだけの印象。
しかし女性目線はもっと厳しく、もっとシビアです。実際これまで生きてきた中だけでも、「この人、絶対に育ちが悪いな」と思った女性は何人もいます。
そんな時、いつもこう感じます。「できることなら親の顔が見てみたい」
そこでこの記事では、同性である私から見た「育ちが悪いと思う女性の特徴」をまとめてみました。
計算高い女性
態度を変えることが全て悪いわけではない
「人によって態度を変える」と聞くと、あまり良いイメージを持たないのが一般的。
しかし、これが全て悪いとは思ってません。例えば目上の人に対してはそれなりの言葉遣いが必要です。親しくしている人とそうでない人とでは、言葉遣いや態度だけでなく、距離感は違って当然。
それらは良い意味での態度の変え方で、生きていく上では必要な礼儀です。
いやらしい態度の変え方
けれど問題は、悪い意味での態度の変え方です。
人付き合いの基準が損得勘定の人
「自分にとって得だ」と思う人にはいやらしいほどへつらい、逆に「自分にとって利がない」と踏めば、人を人とも思わないような横柄な態度をとる人。
その人のことが好きだから付き合うのではなく、この人についていれば得だから付き合うという損得勘定だけの、計算づくの関係でしか人との縁を結べない人。
そんな人を見るとつい、「この人の親もきっとこうなんだろうな。だからこの人はこんな風に計算高くなったんだろうな」と、勝手に想像してしまうのです。
人との付き合い方は、親から学ぶことが多いですから。
その具体例
- 金があると踏めば、その人にたかることを目的で付き合う人
- 世間一般で花形と言われている職業についているから、有名人で輝かしい肩書きがあるから、という理由で付き合う人
- それらの”条件”に合致しなければ、「私に釣り合う相手ではない」と、見下す人
- 人物像を見ようともせず、相手にしようとしない人
- そういった態度を露骨に表す人
以上が私が出会った中で感じた、育ちが悪いと思う女性の特徴です。
そういう人に限って、”条件を満たす人物に釣り合うような自分”になるための努力を怠っています。早い話が他人のフンドシで相撲を取る卑しいタイプ。
おせっかいながら、この手のタイプを見るといつもこう思います。
「この人にはプライドってものがないのかな?」
家柄は関係ない
育ちが良い・悪いとなると、どうしても家柄の良し悪しといった部分に意識が向きます。でも、実際は違います。
どんなに立派な家庭(世間的に見て)に生まれても、その成育過程できちんと教えるべき人がいなければ、人は健全に育ちません。
また本人にその意識がなければ育ちようもありません。その意識は自然とふだん使っている言葉や顔つきや態度に表れます。
育ちの良さはオーラに表れる
いつも穏やかな笑顔を絶やさない人を見ると、「この人はきっと、親からたっぷりの愛情を受けて育ってきたのかな?」と思うし、いつも口をへの字に曲げてイヤミばかり言う人を見ると、「よほど親から認められずに育ってきたのかな?」と、ふつうに誰だって思いますよね。
食事のマナーに代表される表面的なノウハウは、ある程度はマスターできます。しかしその人の醸し出す全体のオーラばかりはどうにもなりません。隠しきれません。これが怖いところです。
最後に
金八先生の言葉でこんなのがあります。
立派な人にならなくてもいいの。どうか、感じの良い人になってください
誰に対しても感じの良い人でい続けること。
それがムリでも最低限、人に悪い感じを与えないことだけを心がければ、育ち方云々なんて言われずに済みます。
どうしたって人は、いつも楽しそうにしている人に近づきたくなります。
そうなれば、そこから運も開けていきます。
一方いつも不平不満ばかり垂れ流している人には、人も、運も、神様だって逃げていきたくなります。
やはり女性として生まれたからには、いくつになっても感じの良い女性であり続けたいものですね。
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