今年2月にオープンした、奥芝商店八王子片倉城に行きました。
奥芝商店といえば1時間待ちは当たり前の超人気店。数日前から友人たちと計画し、久々のスープカレーを味わおうと楽しみにしていました。
ところが隣にいた迷惑な子連れ客のおかげで、せっかくのスープカレーが台無し。満足に味わった気がしませんでした。
同じお金を払っているのにと思うと、納得できないなぁということで、外食で迷惑な子連れ客に遭遇した時の対処法について書いてみます。
店内に通された瞬間、赤ん坊の泣き声が…
12時半に到着した私たち。店の外で1時間待ち、店内に通されたのは1時半でした。
入った瞬間、私が耳にしたのは赤ん坊の奇声。あの独特の、耳をつんざくような甲高い泣き声。
スタッフに案内され座敷に通されました。
「あの集団が隣か…」
イヤな予感が走りました。
隣のテーブルにいたのは2〜30代とおぼしき母親たち3人プラス、彼女たちの子供(0歳児と1歳児)2人の計5人。
0歳児は座布団に寝かされていましたが、問題は1歳児。奇声の主です。
母親の非常識っぷりに唖然
でもテーブルには空の食器が積み上げられていたので、「どうせ食べ終わっているならすぐに帰るだろう」と思いました。しかし結果的にその判断が甘かったのです。
とっくに食べ終わっているのに、どっかり座り込んで一向に帰る気配がないどころか、男性客の目も気にせず堂々と授乳まで始めている。それを見て、やがておしめでも取り替え出したらどうしようかと、マジで思いました。だってカレー屋ですよ?
その1歳児は少しもじっとしていません。水が入ったコップをひっくり返して畳の上を水浸しにしたり、店中に響きわたる奇声を上げて泣き叫んでみたり。まぁうるさいのなんのって。
なぜ子供が騒いだのか?
あれほど騒いだ理由、それは、長時間あの場にいることに飽き飽きしていたからです。他人の私たちが見てもわかるのに、なぜ母親なのに、そんなこともわからないのでしょう?
周囲にいる客たちも、冷ややかな視線を彼女たちに向けてました。
しかしご本人たちはどこ吹く風で知らん顔を決めこみ、おしゃべりに夢中。
あれほどガン見されたら居た堪れないと思うけど、彼女たちは表情ひとつ変えません。
どうやら白い目で見られることに慣れているらしい。
やがてその1歳児はこちらの席に遠征してきてテーブルの上にあるものを片っ端から触ろうとします。
おしゃべりに興じていた母親たちも、さすがにその時ばかりは慌てて1歳児の身柄を捕獲に来ましたが、謝罪の一言もなし。私はこれがいちばんムカつきました。
子供だから、少しくらい騒ぐのはしかたないとは思うけど、他のテーブルにまで迷惑かけにくるとなれば話は別。せめて親に申し訳ないという態度が少しでも見られれば、近寄ってきたときに声をかけて、お愛想のひとつも振りまきます。でもあの態度ではこちらも表情が引きつって、さすがにそれはできませんでした。
なぜ平然としていられるのか?
彼女たちにしてみれば「泣くのが赤ん坊の仕事・赤ん坊がすることだから・赤ん坊はじっとしてなくてあたりまえ」くらいに思っているかもしれません。またあの金属的な泣き声を日常的に聞いていれば、それに慣れて気にならないかもしれません。
しかし彼女たちにはそうでも、私たちには単なる騒音です。彼女たちにとって「可愛い我が子」でも、私たちには「ただのうるさいガキ」です。この違いを把握できない人のことを、世間では[バカ親]と言うのです。
友人たちもゲンナリ
友人たちは口々にこう言っていました。
「あれほど騒ぐ子も珍しいね」
「私が子育て中は、外食なんてしなかった」
「しつけしてから出直せよ」
いやいやしつけ以前の問題です。乳とウンコくらいしか頭になく、理屈もわからないような赤子に「静かにしろ」という方が無理というもの。
しつけが必要なのは親の方です。
店の対応は適切なのか?
DQN丸出し、ガラの悪そうな品のない母親だったので、私たちはひたすら我慢しましたが、ああいうのを野放しにする店の対応はどうなのよと思いました。
結局彼女たちが帰ったのはそれから約1時間後、私たちが食べ終わる頃でした。
いったいあの人たちは、何時間粘っていたのでしょう?
奥芝はお子様メニューも用意しているので、子連れOKの店です。でも、kidsRoomではありません。いろんな世代が利用する飲食店、公共の場です。
しかもお昼どきで、いちばん混んでいる時間帯。外で1時間以上も待っている客は、私たち以外にもたくさんいました。「間に合うかしら」と昼休みの時間を気にしながら待ってる人もいました。
それならせめて混雑時くらい、食べ終わっているのに平然と長居を決め込む騒がしい客に対しては、店側が臨機応変に何らかの対応をして欲しかったというのが率直な感想。
「帰れ」とまでは露骨に言えないだろうけど、せめてテーブルの上の食器を片っ端から片付けるくらいのことはしてもいいはず。現に座席周辺を水浸しにして散らかしていたのですから。
外食で迷惑な子連れ客に遭遇したら?
上記はほんの一例。多くの子育て中のママたちは、外食するときは周囲に配慮して子供が飽きないように工夫しています。
だから昨日出会った人たちは、「子育て世代」といっても、現代では絶滅危惧種である「ヤンキー」という名の特殊な生態を持つ生きものです。なのでみんながみんな、そうだとは申しません。ちゃんとしている人はちゃんとしています。
それはよくわかるけど、残念ながらああいうのも現実としているわけで、昨日ばかりは近所に保育園ができるのを嫌がる老人たちの気持ちが初めてわかりました。ちゃんとしている子育てママにも迷惑な存在ですよね。
相手は「静かにしなければいけない場所」という理屈もわからない赤ん坊。「どうせ何を言ってもわからないだろう」と、昨日は何も言わずにひたすら我慢しましたが、もし次にこのようなことがあったら、どう対処するのがベストでしょう。
ああいうガラの悪いのを直接相手にしてイヤな思いをしたくないので、今のところ店の人に事情を話して席を変えてもらうくらいしか思いつきません。それも含め、今後は店側の対応に期待するしかないでしょう。
ただこの時の店側の様子を見る限り、見てみぬフリをしているように感じました。相手が客だから言いづらいのもわかるけど、もしあの場で見かねた他の誰かが長居する母親たちに苦言を呈せば、今度は客同士のトラブルにもなりかねません。DQNは特にキレやすいですから。
それを未然に防ぐのも店の責任です。
最後に
せっかく楽しみにしていた奥芝のスープカレー。1500円以上も払ったというのに、イライラしてロクに味わえず。もうトホホです。
いずれリベンジと言いたいところですが、むしゃくしゃするのでしばらくはいいです。
最新情報をお届けします
Twitter でvioletをフォローしよう!
Follow @violet2005