Violet@Tokyo

【子宮・卵巣全摘出手術の三大不安】費用・術後の痛み・後遺症を総まとめ

約 7 分

今年2月29日に人生初の入院と手術を経験し、子宮と卵巣を全摘出しました。

いくつになっても初めての経験にはなにかと不安はつきもの。いざ病気と診断されればそれだけでもショックは大きく、まして生まれ持った臓器の摘出となれば、さまざまな不安が頭をよぎります。

私が手術前に感じた心配は、以下の3つでした。

手術前の不安

  • 手術後の傷の痛み
  • 治療費はどのくらいかかるのか?
  • 術後の後遺症(腸閉塞や癒着はないか?子宮・卵巣を摘出したことでホルモンバランスは崩れるか?)

それぞれの不安に対する結果を以下にまとめます。

術後の傷の痛み・まとめ

傷の痛みについては、時系列でご紹介します。

手術直後の痛み

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以下に手術直後の様子を記述しています。

厳しかったです。全身麻酔の影響も加わり、かつて経験したことのない気持ち悪さと激しい痛み。でも手術直後は一瞬目覚めてもそのまま寝てしまうので、これ以上の記憶はありません。

問題はその翌日。とにっかく痛かったです。朝のうちはまだ意識が朦朧としていました。そんな状態であっても激しい痛みで目が覚めました。最初に発した言葉は確か「痛み止めをお願いします」だったと思います。とにかく時間が過ぎるのを待つしかないって感じ。

でも最初の3日さえ乗り切れば、あとは日に日に楽になっていきます。

術後の痛みが不安な方へ
痛いのは最初の3日だけです。その間は痛み止めをフルに使って、なんとか乗り切ってください。

手術から2週間経過した時の痛み

手術から2週間が過ぎると楽な家事ならこなせるようになり、痛みしか感じなかった傷口が痒くなるようになりました。

でもこの頃はまだ、車の乗り降りもしんどかった記憶があります。特に寒い時は強い痛みを感じました。

手術からひと月経過した時の痛み

さらに手術からひと月が過ぎると、その痒みも和らいでだいぶ楽になりました。季節が進み、暖かくなったことが幸いしたようです。

ただし腹部を圧迫するような服装はまだ無理。楽な服装で温かくして過ごしていました。

日に日にできることが増えていく実感を抱いたのもこの頃です。

ちょうどこの頃、風邪をひいて咳き込んだ時にかなりしんどい思いをしました。そのため腹に力を入れるような体勢、例えば重い物を持ち上げることは意識して控えるようにしました。

とにかく最初のひと月は身の回りのことをやる程度に留め、安静にしているしかないという状態です。

スポーツへの復帰は手術から2か月が経過した頃

私がバドミントンを再開する目安は、いつも着用しているアンダーウエアが着用できるかどうかでした。

4月の後半になって暖かい日が続くと、ウソみたいに傷の痛みを感じなくなりました。

それで恐る恐るバドミントンにも復帰。開腹手術から2か月後のことです。

さすがに筋肉痛になってしんどかったです。けれど体をひねっても、飛んだり跳ねたりしても、傷口の違和感はそんなにありませんでした。傷の痛みよりむしろ体力面の問題だったので、痛みに関してはこの時点で終了です。

「バドミントンができるようになればこっちのもんだ」って感じです。

開腹手術から5か月経過した現在は?

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そして7月下旬現在。開腹手術からそろそろ5か月が経過しようとしています。

すっかり体力も回復し、週に3~4日、元気にバドミントンの練習をしています。

午前・午後のぶっ通し練習でも全く問題はありません。手術前と同じメニューをこなしています。

秋には試合に復帰、来年には強化練習会にも復帰予定です。

以下には「激しいスポーツに復帰するのは半年くらい」と書きましたが、これはあくまでも一般的な目安。私の場合はもともとバドミントンで鍛えあげた体なので、回復までの所要時間は大幅に短縮できたようです。

子宮・卵巣全摘出手術にかかった全治療費

検査代

最初に診療した病院と手術をした病院は違うので、それぞれで初診料や紹介状を書いてもらうための諸費用も含まれます。

検査にかかった費用は総額で48,050円です。

血液検査、MRI、CT、心電図、胸部レントゲン、胃カメラや大腸X線検査など、首から下全てを徹底的に調べまくりました。

それにしても胃カメラの苦しかったこと…。あれはもう、二度とやりたくありません。

全て外来で行ったので、そのための交通費も別途かかります。

ただ、こうなったことでつくづく感じたことがあります。それは定期的な検診の重要性。

今回は手術を前提に検査したので5万近くもかかってしまいました。

けれど毎年人間ドックを受けていれば、こんなことにはならなかったし、もっと安く済んだはずです。


入院と子宮・卵巣全摘出手術にかかった費用の総額

2月26日入院。2月29日に手術。退院は3月8日。トータル12日間の入院です。

事前に限定額認定証を申請してありましたが、月をまたいでしまったため、総額は153,922円です。

★限度額認定書に関しては以下に記述しています。

3割負担でも検査と入院・手術で約20万。この金額はごく平均的なものです。それ以外にも夫が見舞いに来るための交通費やら入院中のパジャマやら、病気をすると本当にお金がかかります。

でも保険をかけていたので、結果的にはプラスになりました。

私はかんぽ生命くらいしか入っていませんが、手にした保険料は222,000円。それ以外にもお見舞金などがプラスされたので、一時的にお金は出ても、経済的な負担はありませんでした。

でもがんなどの悪性腫瘍だったらもっとかかるでしょうね。考えただけでも恐ろしい…。

と考えると、しっかりとした保険に加入しておいた方が何かあった時は安心できると感じました。

術後の後遺症と体の変化

卵巣を摘出したことでホルモンバランスが変化するのか、更年期のような症状が出るのかと心配しましたが、全くと言っていいほど問題はありません。

50代という年齢によるところが大きく影響しているのでしょう。

しいて言うなら見た目の変化くらいでしょうか。大きな腫瘍があったことでぽっこりしていた下腹部がスッキリして、代わりに傷跡があるだけ。

ほてりや発汗など、更年期によくある体調面の問題は特に感じません。そのため、ホルモン治療は受けていません。

もう一つ恐れていたのは腸閉塞。以下の方法でケアしていたのでこれも全く問題はありませんでした。

精神面の変化~子宮を取ると女性じゃないの?

子宮と卵巣を摘出すると女性でなくなるように感じる方もいるようですが、私はむしろ逆。だって婦人科系の病気になることはないんですから、今後のがん検診が楽でいいくらいに感じています。

最後に

以上が入院前に感じた不安と、それに対する結果です。これから手術を控えている方にとって、私の体験が少しでも何かの参考になればと思ってこの記事を書きました。

その前に医師選びという問題もありますが、それに関してはこのような情報もありますので、以下を参考にしてみてください。

まだ1年を通じてないので、後遺症に関しては断定的なことは言えませんが、それでも周囲が驚くほどの回復ぶりです。もう秋には試合の予定が入っているくらいですから。

女性である限り、どんな年代であっても婦人科系の病気に関する不安はついて回ると思います。誰だって好きで病気になるわけではありませんからね。

私も実際にやるまでは本当にさまざまな不安はありました。でも過ぎてしまえばなんとかなるものだというのが今の実感です。

とにかく適切な治療を受ければ必ず良くなります。それを信じて、どうか前向きな気持ちで治療に臨んでください。

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(最終更新:2017/12/11)

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