開腹手術からひと月が経過し、季節は進み今日で3月も終わり。桜が見ごろを迎えています。
世間では年度末ということで、慌ただしい日々を過ごしている方も多いのではないですか。そんな世間をよそに、私は相変わらず自宅でまったりと過ごしています。まるで私のところだけ時間が止まっているかのよう。
今年も桜が見ごろ
新年から3か月が経過しました。今年は正月過ぎから入院・手術のことで頭がいっぱいだったため、未だその実感がありません。
凍てつく冬が終わり、いつの間にか春が来て、気がついたら桜が咲いていたという感じです。
いつまでも同じ場所で立ち止まっているのは私だけだと、まるで桜に言われているかのよう。
術後ひと月、無事に経過した
さて、開腹手術からひと月が経過した今の状態を綴ります。
今の私の関心は、「いつになれば元通りに回復するか」ということです。
回復の過程は、時間の経過ごとに以下3つの記事に書いてあります。このころはまだ本調子ではありませんでした。
今回は、前回に比べてどれだけのことができるようになったのかを書き留めてみます。
傷の状態
術後2週間の時は傷口に痒みがありましたが、今はその痒みも軽くなりました。
だからといって「痛くも痒くもない」状態ではなく、「傷は確かにここにある」という感じで、触らなくても傷の存在をはっきりと”意識”できます。これが完全になくなって”無意識”になれば、きっと自由に飛んだり跳ねたりできるのでしょうね。その日が待ち遠しいです。
痛みに関しては、腹部を圧迫するとまだ痛いです。数日前、睡眠中にうっかりうつ伏せになってしまいましたが、さすがにこれは無理。あまりの痛みで目が覚めました。体を締めつける服装もまだ無理です。
でもそれ以外ならほぼ支障なく生活できています。
よほど無理な姿勢でもしない限り、引きつれるような痛みはありません。
生活してて特に不便に感じることはありませんが、布団の上げ下ろしだけはまだ控えています。
犬の散歩
術後2週間の時は犬の散歩もまだ無理でした。しかし最近は、一人で2匹を連れて散歩ができるようになりました。
桜の写真も、今朝の散歩で撮ったものです。
これから気温が安定すれば春本番となり、ワンコ共々散歩するにも心地よい季節になります。
リハビリがてら、のんびり歩くのもいいですね。
体力・気力
数日前から風邪をひいています。それまでは何年も風邪などひいたことがなかっただけに、体力面はイマイチだと実感しているところです。
気力もそれに比例してイマイチです。以前は少しの空き時間を見つけてはいろいろなことにチャレンジしてたというのに、今は積極的に自分から何かをしたいという気持ちにならないのです。
夫以外の人と会話しない日もあるくらい、ほとんど引きこもり生活に近いのですが、それが全く苦になりません。むしろこんな静かな生活が心地よく感じます。
これは「まだもう少し、充電しなさいよ」ということなのでしょう。なにをやっても気力が続かず、すぐに疲れてしまいます。
でも風邪をひいたのが手術直後でなく、この時期だったからまだよかったと思えるのは咳き込んだ時です。手術直後は咳をするのも地獄の苦しみ。
それに対し、今は普通に咳ができるようになったので、傷は確実に回復しているのだと実感します。
こうして細かく記録していくと、前回できなかったことが確実に増えていってますね。
最後に
さて来週はひと月後検診。最終的な病理診断の結果が出ます。
「術後ひと月」というのは、一つの大きな区切りです。
ようやくそこまで到達できたことを、今は素直に喜んでいます。
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