最近身の回りはなぜか離婚ラッシュ。ネット上でもだんなデスノートなるものが話題を集めています。
結婚したはいいけど「こんなばすじゃなかった」、にならないよう、今付き合っている彼と結婚を考えているなら、絶対に外せないチェック項目をまとめます。
お金と向き合う姿勢
お金の問題は、離婚の理由・トップ3に挙がっています。
筆者は今年の春先まで遺産分割調停のため、足繁く某家庭裁判所に通い詰めました。待合室にも人生模様が色濃く表れていて、その人が抱えたトラブルがどんなものか、年代を見ればおおよその見当がつきます。
私らババア世代は、だいたい遺産の揉め事。一方2〜30代くらいの女性の場合だと、だいたいが離婚調停。で、同席している弁護士さんとの打ち合わせ内容を小耳に挟めば、やはりドンピシャ。慰謝料・養育費・財産分与など、ほぼお金のことばかり。
結婚するときは愛だの恋だのと言っても、結局最後はお金!
夢をぶち壊すようでナンですが、これが偽らざる世の現実です。ならば最初からお金のことを避けて通らず、彼がどのようにお金に向き合うかをきちんとチェックしておきましょう。
お金を稼ぐ力
高収入の男が良いという、数字だけの話ではありません。いくら高収入でも、人を欺くような方法でしかお金を稼げようないような男は、ロクなものではありません。
収入の額や職種だけでなく、彼がどんな稼ぎ方をしているのかをしっかりチェックしてみてください。
彼の口癖でもわかりますよ。常日頃、「なんでオレが”こんな仕事”をやらなきゃならないんだ」な〜んてこぼす男は、典型的オススメできない事故物件。
“こんな仕事”しか任せられない能力しかないから”こんな仕事”しか回ってこないわけで、本人だけがそれをわかってないから、やれ上司のせい・会社のせいだ、しまいには政治がどうのこうのと他罰に勤しむわけです。
能書きだけは一人前。でありながら自分のことは棚の上にあげて忘れる思考…。こういうのがいちばん面倒です。
一方低収入でもどんな職種でも、チンケなプライドに囚われず、黙々と働いていくことを厭わない人なら、どんなことがあっても自分の家族だけはきっちり守ってくれるはずです。結婚するならぜひこういうタイプを選んでくださいね。
お金を守る力
実家暮らしなのにロクに貯金ができない男性、これも結婚相手としてはイエローカード。
もしあなたの彼がそうであるなら、一度、彼がどんなお金の使い方をしているのかをチェックしてみてください。
身の丈に合わない買い物を、ローンを組んでまでしてないか。欲しいものを次々と買ってないか。自分がいい顔をしたいからと、人前で気前よくお金をばら撒いてないか。だいたいこのあたりを見ればわかります。
「お金を守る」というと、ケチでセコい男をイメージするかもしれませんが、そうではありません。働いて得たお金をどう活かしているか。自分のために、どう生き金として使っているか。それがお金を守るということです。
なにはともあれ、彼の母親!
彼の人となりは、おつきあいの中でしっかり見ていると思います。でもちゃんと見ていたつもりでも、実際に暮らしてみると「アレレッ?」という場面が多々あるくらいですから、たまにしか会わない親のことまでなんて、結婚前に判断するのは至難の業。
それでも結婚となれば、もれなくついてくるのが彼の親。親思いのやさしい彼が、実はマザコンだったというのはよくある話。母親と息子との関係を、しっかりチェックしておきましょう。
「長男だから」が口癖の母親と「親孝行」が口癖の彼には要注意
まず以下の記事を参照してください。特に「こんなお姑さんは要注意」の項目。
少子化&核家族化となった今の時代、長男も長女もないと思うんですけどね。だってそこらじゅう長男・長女ばかりなんだから。
なのに「長男だから」と教育する母親と、その教えを刷り込まれ、なんら疑うことなく育った息子。この最強の組み合わせこそが、嫁姑トラブルの根源でもあるのです。
○○家に嫁ぐのか、○○さんと結婚するのか。
同居だけが真の親孝行なのか、親孝行するために結婚をしたのか。
妻になるのか、嫁になるのか。
なかなか口には出しにくいお金の問題。これだって、なあなあにしてはいけません。
「恋愛と結婚は違う。結婚は家同士」と言われていますが、それは大昔の話。基本は本人同士です。
前にもこんなことを書きましたが、彼の口からやたらに「長男」とか「親孝行」といったキーワードが飛び出すようなら、母親からの呪縛がかなり根強いものと覚悟しておいた方がいいですね。世の中には「愛情」と「執着」を履き違えた人種がゴロゴロいますから。
その上で彼には「子としての真の親孝行は、親からの自立である」という再教育をしてあげてください。以上です。
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