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マイホーム選び・「スープが冷めない距離」の失敗例から学ぶ嫁と姑のベストな距離感

約 6 分
マイホーム選び・「スープが冷めない距離」の失敗例から学ぶ嫁と姑のベストな距離感

核家族化が進み、嫁と姑が完全同居している家庭よりも、別世帯で暮らしている方のほうが多いと思います。

私の友人はご主人が長男だったので、新居を決める時の基準は、ご主人の実家との距離を第一に考えたそうです。

いわゆる「スープが冷めない距離」ということですね。

ところが結果的には大失敗。とうとう離婚まで考えるようになったという経緯を、先日彼女の口から聞きました。

そこで今回は嫁と姑のベストな距離感について考えてみたいと思います。これからマイホームを選ぶ方は必見ですよ。

「”スープが冷めない距離”がいいなんて、幻想もいいところ!」

これは彼女の偽らざる本音です。

その理由について以下で詳しくご紹介していきます。

新婚当時はよかったけど、子供ができて状況が一変

結婚してしばらくはあまり干渉してこないから気楽だったそうです。

ところがそれからしばらくして妊娠、そして出産。

祝福ムードに包まれる中、徐々に快適な距離感がなくなっていったと言います。

悪夢の始まり

  • なにかにつけてしょっちゅう呼び出される
  • 孫見たさに突然の訪問は日常茶飯事

などなど。

「まぁ、無理もないんじゃない?お姑さんにしたって初孫だし可愛いからでしょ?」

すると彼女もそれは理解していたので、最初のうちこそありがたく受け取っていたし、その程度なら我慢はできたとのこと。

ところが産休明けで彼女が復職したころからお姑さんとギクシャクしだしたそうです。

近すぎる故の悲劇は仕事復帰から

仕事と育児の問題は、世代間で考え方は違って当たり前。第三者から見れば「出産後、いつから働き始めようか」というのは姑が口出しする問題ではなく、夫婦間で話し合えばそれで良いこと。

仮に姑が「まだ小さいうちはそばにいてあげたら?」なんて腹の中で思ったとしても、そこはグッと堪えて理解を示す素振りくらいはしてあげるのが嫁から愛される姑の姿。

でもその姑は、それができなかったみたいなんですね。

「こんな小さい子を保育園に預けるのはかわいそう」、「私たちの頃は考えられなかった」などと、徐々に怪しい雲行きに。

ああ、貴重な休みが…

友人が一番我慢できなかったのは、貴重な休日を台無しにされること。

休日だからこそ溜まった家事を片付けたい、疲れた体を休めたいと思うのに対し、嫁の休みしか孫の顔を見れない姑は、そんなのはお構いなし。

ことあるごとにたいした用事もないのに呼び出してくる。

行ったら行ったで嫁の立場ともなれば、お客様ではいられない。

自分が働いてない頃はそれも我慢できたけど、働きだして週末ごとにそれをやられたらたまったもんじゃない。

友人はご主人の実家からの呼び出しを「召集令状」と表現していました。これがまだ「スープの冷めない距離」ではなく、「スープを冷凍で宅配しなければならない遠く離れた距離」ならそうそう頻繁に召集令状は来なかったでしょう。

スープの冷めない距離とは、奇襲作戦を受けやすい距離でもある

いや、召集令状だけではありません。適当な理由をつけて召集令状に応じなければ、敵もさる者、今度は奇襲作戦を敢行します。

あるとき仕事から戻るや否や「いるー?」と、ドアの向こうから聞き慣れた声。

ドアを開けると手作りのお惣菜を持参したお姑さんが立っていて、にこやかな笑顔とともに「これ、おすそ分け。息子の好物なのよ。孫にも食べさせて」と、押し付けてくる。

「みんなで食べて」ではなく、「息子と孫」という指定がツボですが、そこはあえてスルーして、「『あら、ラッキー』と思って食べちゃえば?」と言う私に、彼女はこう言いました。

「『どうせ満足に食事の支度なんてできないでしょ?』という私への当てつけよ」

もうこうなると、姑のやることなすこと全てがウザいと感じる。

となると、頼りの綱はご主人ということになりますが、このご主人がどうやら頼りないらしい。

”どうやら”と言うのは友人から見てのことなので、あまり面識のない私にはなんとも言えないけど、とにかくそういうことらしいです。

なんでも友人のご主人は、親には絶対服従で、「口答え一つしない、親孝行のいい子」という姑にとって自慢の息子だとか。

友人が何か不満を言っても「家族は助け合うのが当たり前」、「孫の顔を見せるのは最大の親孝行」みたいな、道徳の教科書そのままの答えしか返さなかったとか。

やがてどっちつかずのご主人に対しても不満を募らせ、現在は離婚を考えるまでに至ったのです。

一通りの話を聞いた私の感想

もちろんそれだけが全ての原因ではないにせよ、彼女の不満は「スープの冷めない距離」に新居を構えたことが大きく関係しています。

まずこのお姑さん。自立してませんよ。「なんじゃそりゃ!?」って感じ。

「家族は助け合って」と、息子に教え込んだそうですが、それはやや違うように思うのです。

私には「家族なんだから私の老後の面倒をみなさいよ。その代わりに孫をかわいがってあげる」みたいな下心がそこかしこに見え隠れするのです。

結婚して親元を離れた今となっては、親子であってもそれぞれがひとつの独立体。だから、それぞれがそれぞれの家庭を第一に考えればそれでいいこと。そのためには快適な距離感を守って依存しあわない関係を作ることがたいせつです。

またその教えを信じている息子さん、つまり彼女のご主人ですが、彼にとっての家族とは、独立した今となっては妻と子供であって姑ではない。助けるべきは今の家族です。

その意識がお互いに足りないのかなと、私には見て取れるのです。

実家が遠いと、帰省やその他で何かあった時は大変かもしれません。

しかしこういう親子の場合は、思い切って物理的に離れて暮らしちゃった方が、親離れ・子離れがスムーズにできるのではないのかと思うわけです。そのため、お姑さんのタイプをしっかり見極めることが重要になって来ます。

こんなお姑さんは要注意

NG候補のお姑さん

  • 親である私の意見は絶対に正しいと思い込んでいる人
  • これといった趣味もなく、打ち込むものも楽しみもなく、ただ子供の成長だけを楽しみに生きてきた人
  • べき思考の強い人
  • いい子の条件は、「親に口答えしない子」だと思っている人
  • 世間体を気にするタイプ

「スープの冷めない距離」でも幸せに暮らせるお姑さんのタイプ

合格

  • 家庭や家族以外にも、自分の世界・生きがいを持っている人
  • 自らの力で人生を謳歌できる人

ベストな距離ってどのくらいを指すの?

不運にも支配的な親がお姑さんの場合、泊りがけで行く距離ではなく、ギリギリ日帰りできる距離がベストです。

泊まらなくてすむし、日帰りするにしても移動時間に時間がかかるから、滞在時間を大幅に減らせるというメリットがあります。

それによほどのことがない限り、そうそう召集令状も届かないだろうし、奇襲攻撃の機会もグーンと減ることでしょう。

最後に

今どきは嫁いだ相手が長男だから、次男だから、なんて時代じゃありません。

ワーキングマザーの場合は夫の実家との距離なんて、二の次三の次でよろしい。なにより大切なのは、妻の職場との距離と子育てに必要な環境が揃っていること。そこだけはしっかり話し合ってマイホームを選んでいきましょうね。

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(最終更新:2017/07/25)