Violet@Tokyo

夏はビアガーデン!@八王子エルシィ

約5分



夏の恒例行事の一つとして、毎年この時期になるとエルシィのビアガーデンに行きます。

高校時代の友人たちと同窓会を兼ねて集まるのですが、以前は高尾山のビアガーデンに行ってました。が、急な天候の変化というリスクを背負ってまで山の上で飲みたくない、ということで、ここ数年はずっとエルシィに落ち着いてます。

昨日はその集まりがありました。総勢15人の大宴会。

エルシィの建物は、八王子の商業の中心地がかつては八日町だったというシンボル的な存在です。

昔はまるき百貨店といって、八王子で初のデパートでした。

この6階にあるビアガーデンは、昔はまるきデパートの屋上にあった小さな遊園地で、子供の頃には広く感じたけど、今見ると、意外と小さいなぁというのが印象です。

それにしても建築からすでに50年以上も経過して、耐震その他、果たして大丈夫なのかしらと、大きなお世話ながら思ってしまいます。

まずはビールで乾杯!もちろん飲み放題です。

こう暑いと飲まなきゃやってらんねぇ。

喉の渇きを満たしたら、食糧の調達。ビッフェ形式です。

やはりここは中華系が多いようです。食べ物は全体的にビアガーデンによくあるつまみ系が多く、ビアガーデンの割にはまあまあという感じ。可もなく不可もなくといったところでしょうか。

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宴も盛り上がってきたところで、7時からショーもあります。昨日は土曜日ということで、ベリーダンスの日でした。その頃になるとほぼ満席になります。

きれいなおねいさんが腰をくねくねしながら悩ましげに踊ります。

毛のない友人Aが私にこう言います。「あの腰の動きをマスターしろ」と。

次に腹の出た友人Bが追い打ちをかけるように私にこう言います。「そうだ、そうだ、男はあれがたまんないんだ」と。

この場を借りてはっきり言うけど、大きなお世話ですからっ!

そもそも、あんたらのためになんか腰振らないし。なに言ってっかサッパリ理解できねーんだよ。

やがて酔いが回って気の大きくなった友人Cが、千円札を数枚を出して割り箸に挟みます。「おひねり」と称してその割り箸をおねいさんの胸元に挟もうとするのです。もうすんごく嬉しそうな顔しちゃって・・・。

毛のない頭なんかポリポリかいちゃって。頭のてっぺんから真っ赤なんですよ。

ていうか、いつ見てもわかんないんだよ、頭と顔の境界線が。

んで、友人Dはおねいさんが受け取ってくれたら得意気な顔して別の友人Eに「ほら、お前もやれよ」なんてエラソーに言ってんの。友人Cの金なのに。

んで、むちゃぶりされた友人Eは「いやー、俺はちょっと・・」なんて嬉しそうな顔して照れてんの。本当は思いきり興味あるくせに。

ちなみにこの友人Eというのは、学年で一番モテた男なんですよ。

「じぇじぇじぇ」というのはこういう時に使うのでしょうか?

“こいつら、絶対、金の使い方、間違えてる・・・”

“ああ、やだやだ・・高校時代はこうじゃなかったのに・・・”

それにしても全員この年になると、どこに出しても恥ずかしくない立派なオジサンとオバサンですが、はた目から見れば酒を飲んで大爆笑する、近年稀にみるアホたちの群れとしか映らないでしょう。

だって鼻の下伸ばした男子は嬉しそうに「おねーさんが来たぁー」とキッキャ言ってはしゃいじゃってるし、女子は女子でせっせと割り箸にお金挟んで男子のために準備しちゃってるし、もう、はあ?ですよ。

しかもみんなおもいきり素になってるんですよ。ったく、ついてけねーよ。

すんごく楽しかった。またやろうね!

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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