Violet@Tokyo

中森明菜・歌姫の悲恋

約3分



境界性人格障害にありがちな理想化とこきおろしの両極端な姿に触れましたが、それをネットで調べているうちに古い芸能スキャンダルにたどり着きました。当時人気絶頂だった中森明菜さんの自殺未遂騒動です。

恋のお相手はマッチこと近藤真彦さんです。懐かしさを感じながら当時の明菜さんの動画を見ていました。

YouTubeにはスター誕生の決勝戦の時の動画もあれば、私が大好きだったセカンド・ラブの動画もありましたが、汚れを知らないあどけない表情

の明菜さんの可愛らしさはピカイチです。  この当時はまだふっくらとして健康的な笑顔が可愛い明菜さんでした。私が注目したのはこの頃です。音程は所々で微妙に外れますが伸びやかな声を持ち、当時のアイドルの中では歌唱力のある部類に入っていました。


その後はあまり興味を持ちませんでしたがマッチとの交際は芸能ネタで一応知っていました。大騒ぎになった自殺未遂とその年の暮れの破局会見、俗に言う金屏風会見もテレビで見ていました。

それを見たとき、いかにも筋書きどおりのお決まりのセリフを言わされている明菜さんが痛々しく頼りなげに感じました。

芸能人とはいえ、たった24歳の女の子にこの状況は過酷です。唯一本音を語ったとするなら「この短い時間内ではとても語り尽くせない」というのと「一番最初に(マッチに)見つけて欲しかった」というこのふたつくらいでしょう。

でも言葉を選びながら、言える範囲で精一杯答えたと思います。 それに対してマッチの情けないこと。ヒステリックに名指しで須藤リポーターに噛み付いていたけど、あれだけの騒ぎになったのだから、この場だけでも自分が全てのドロをかぶるくらいの覚悟で彼女を守るべきです。

どうせこの後でポイしたのですから。でも本当のところ、この時に何があったのか、それは本人同士にしかわからないことですが、事務所の思惑で対外的に収めようとして開いたケジメの会見なら、白々しくてもいいから冷静に大人の対応をして欲しかったです。

ふと思い出したのですが、この会見を三浦友和さんの奥さんである三浦百恵さんも見いて「頑張ってほしい」と明菜さんにエールを送ったという話を、あるワイドショーで放送していました。

明菜さんが百恵さんに憧れていたという話は有名で、これが本当なら明菜さんには百恵さんの応援があったということを知って欲しいものです。

上記リンクに「荒れていました。突然、灰皿を投げたり、ホテルの部屋をめちゃくちゃにしたこともありました。普段はとてもいい子ですが、感情の起伏が激しい人でしたから、扱うのは大変でした」という記述があります。

極端な一面というのは彼女の人格の歪みに他ならず、前に触れたメンヘラブログの人物と共通するのです。明菜さんがとてもいい子というのは本当でしょう。きっと子供の頃から親を手こずらせない我慢強い子供だったと思います。

繊細で傷つきやすく、人に依存しやすい部分も特徴的です。依存するから裏切られたと感じる意識も強く、その繰り返しで人を信頼できないから人を試すようなことばかりをする、それが「自分を引き止めてくれるか」という命をかけた行動です。

わがままとか気まぐれと言われるけど、きっと彼女の中ではちゃんとした理由があるのでしょう。他人からは理解されにくいから生きるのに苦労しそうだけど・・。

 

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