Violet@Tokyo

最初で最後のほぼ日・アンリークイール

約4分



ほぼ日ストアーからアンリークイールの手帳カバーが届きました。初めてのアンリークイール。実物を手にしたら想像以上にかわいくて、もう大満足。

アンリークイール、突然の閉店

ほぼ日ユーザーなら誰もが知るイタリアの革製品ブランド・アンリークイール。2009年からのコラボなので、説明の必要もありませんね。

今までも「いつかは使ってみたい」とは思いつつ、やはりあの価格はネック。毎年指をくわえてながめてました。宝くじでも当たれば別だけど、さすがに手帳カバーにこれだけのお金は出せないと、ずっと買わずに今まできました。しかも抽選でしか買えないときている。

もし買うことがあるとしたら?

宝くじは冗談にしても、それに匹敵するくらいのこと──例えば自分にとって「特別な何か」をクリアーしたときに思い切って買おうと、そんな指針でもあり、自分の目標でした。

ところが2017年のコレクションを最後に各店舗を閉店したというニュースを知り、もう二度とアンリークイールの手帳カバーを手にすることはないのだと、ほんの少しだけさびしさを感じてました。

そんな折、ほぼ日のサイトで過去の在庫を限定販売すると知り、発売日である10月1日にポチッと購入。滅多に衝動買いなどしない私ですが、我ながら贅沢な買い物をしたよなと、思い切りのよさに呆れ返ってます。

やはり人は、「これが最後」とか、「限定商品」とか、「入手困難・希少」という言葉に弱い生き物のようです。

在庫はごく僅か

私が購入したのは2017年のコレクション・INTÈGRE(VINACCIA/ビナッチャ)です。アンリークイールの手帳カバーの中でも、一番人気を誇るボルドー色。ほんの数時間でこの色が売り切れ、次いで色の変化が楽しめるナチュラーレが売り切れ、現時点で残っているのは2015年コレクションの「ESSENCE(CAFFE/カフェ)」のみ。──それも時間の問題でしょう。

もし今後入手したいと思うなら、ヤフオクなどをチェックするしかないですね。

こうして「特別な何か」をクリアーしないうちに、物欲に負けて記念品の先取りをしてしまった私。これを逆に考えれば、ご褒美をゲットした以上、目標に向けてがんばるしかないということです。

革製品のお手入れ

最後に、革製品のお手入れ法もご紹介しておきます。毎日持ち歩くのが一番のお手入れ。当然キズがつきます。そんな、磨くだけでは消えない少し深い傷がついた時に使用しているのが「革用みつろうクリーム」です。

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たった10グラムしか入っていませんが、伸びがいいので少量でも長持ちします。

  • 乾いた布で汚れを取る
  • 柔らかい布にクリームを少量つける
  • 軽くなじませるように、布全体に広げてなじませてから塗り込む
  • 塗布後、30分ほど放置
  • 乾いた布で乾拭きして仕上げる

以前、とある有名なクリームを試したとき、シミや色ムラが出てしまったことがあるのでかなり慎重に選び、色々なクリームを試しましたが、みつろうクリームが一番きれいに仕上がりました。

手をかければかけるほど艶を増していくヌメ皮のお手入れにはいくつかの注意点があります。

  • オイルメンテナンスは頻繁に行う必要はなく、乾拭きで消えない傷ができたらクリームやオイルを塗る。
  • 普段は乾いた布で汚れを拭き取る程度で十分です。
  • どのクリームもつけ過ぎは厳禁です。目立たない場所でテストしてから使用するようにしてください。
  • 水で拭き取るとか、ドライヤーをかけて乾かすなどと紹介しているサイトもありますが、それも厳禁です。

乾拭きに便利なのがレザーグローブ。柔らかい素材なので手にフィットしてとても使いやすいグローブです。あらゆる革製品に使えるので、ひとつ持っておくと重宝します。

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最後に

「傷んだら買えばいい」がきかないアンリークイール。念願叶ってやっと入手できたのですから、たいせつに、たいせつに使っていきます。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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