Violet@Tokyo

夫によるDV被害の愚痴に対し真面目に答えて疲れきった件

約6分



ネットを徘徊中、こんな書き込みを見つけました。

DV受けてる女友達に別れればいいじゃんて言ったら簡単に言わないでって怒られたんだが

何年か前のこと。私も似たようなことがありました。口を開けば夫の愚痴話のオンパレード。

「夫にDVを受けている!離婚したい」

結果からいえば、タイトルのとおり、真面目に答えた私がバカだったの一語につきます。

ぶっちゃけ、他人にグダグダ言っている時点で「その気はない」ってことなんだと思い知らされた出来事を、以下に記述していきます。

DV被害者の愚痴内容

DVといっても殴る蹴るなどの身体的な暴力ではなく、怒鳴る、暴言を吐くといった類。

彼女いわく「仮に暴力を振るわれなくても私がDVと感じればDVなの。言葉の暴力だって立派なDVよ」とのこと。

何年もずっとゴタゴタ続き。もう疲れ果てたから決着をつけたい。どうしても離婚したいの一点張り。

離婚を勧めた

私は彼女に「そこまで意思が固いのなら別れた方がいいのでは?」と、伝えました。

「DV」と聞けば、私に限らず多くの人は「タダゴトではない」と、そのように回答するでしょう。

「離婚に向けて具体的な行動を起こせば?」とも付け加えました。

その言葉を受けて以来、彼女は離婚に向けて動き出しました。

夫婦の話し合いは決裂

DV被害.相談

夫婦で離婚の話し合いが持たれたようです。

案の定、ご主人は頑なに拒否していました。

離婚して経済的に困るのはご主人の方なので、当然といえば当然です。

弁護士を交えての話し合い

「感情的になると、またいつものとおり大声で怒鳴り散らすから話し合いにならない…」

彼女からそのような報告を受けたので、私は弁護士を立てることを提案しました。

するとご主人はあっさり「離婚に応じる」と言い出しました。

離婚届提出直前の大どんでん返し

これまで何度か口では「離婚したい」と伝えてきましたが、具体的な行動を起こさなかった彼女。だからご主人は、「また始まった」程度に軽くとらえていたようです。

しかし妻が「弁護士を立てる」という具体的な行動に出たことで、「今度は本気なんだ」と観念したのでしょう。

離婚届に署名押印を済ませ、あとは役所に届けるだけとなった時、彼女は思わぬ行動に出たのです。

「やはり離婚は取り止めます!」

バカを見たのは真面目に答えた私だった

DV被害.相談

この大どんでん返しに驚いたのは、私と彼女のご主人。

まさかのなにそれ。しばし茫然としました。

これ以降、彼女は必死の言い訳を始めます。

「あの時は本当に離婚したいと思ったのよ」

「なんだかんだと言っても、私が苦しい時にずっと支えてくれたのは彼だから…」

「あの人も本当は苦しかったんだと思う…」

あれほどボロクソに言っていたのに、徐々にDV夫をかばう発言に変わっていきます。

もうね。それを聞いたとき、「バッカじゃね?」と呆れました。

別れる気がないなら、安易に”離婚”なんて口にするな、と。

最初から答えが出ているなら、他人に愚痴なんてこぼすな、と。

私だってヒマじゃねーぞ、と。

衝撃の一言

さらに私を驚愕させたのはこの一言。

「なぜ別れないのか?」という問いに対して「私が唯一八つ当たりできるのは彼だから」とのことです。

それってつまりサンドバック代わりってことですよね?

本当の被害者はどちらなのか? もうわけわかんない。

もしかしたら私、加害者に助言した?

そんな後悔の念すら抱きました。中途半端な人生相談には関わるものではありません。

お騒がせ夫婦・その後

それ以来、疲れるのでその方とは会っていません。

風の便りによれば、今でも同じことを繰り返しているそうな。

周囲に不平不満を垂れ流す時、さすがに”離婚”という言葉は口にしなくなったそうです。

でも代わりに”卒婚”という言葉で冷え切った関係を表現しているそうです。

それでいて「私にDVを働いた償いとして一生私の面倒を見ろ」と、ご主人に労力の提供を求めているとか。

いったいあれはなんだったんだろう?

この例に限らず、よそ様のことなんて他人にはわかりません。

行きがかり上真面目に答えましたが、基本、私は他人の人生に首を突っ込むのは嫌いです。

それでもときおり思い出すのです。「あれはいったいなんだったんだろう」と。

最初から離婚する気なんてないのに、彼女は何を求めて私に”愚痴”をこぼしたのでしょうか。私史上最大のミステリーです。

上記リンクにはこのような書き込みがありました。

間違ってるな
女が求めたのは解決ではなく共感とか同情
そもそも目的が違う
(中略)
だからそれはただ愚痴を聞いてほしいだけだって
別れる気なんてさらさらないし
ましてや解決策なんて全く求めとらんわ

たぶんこれがビンゴ。だってその後の行動がそれを物語っているもの。

やはり私ごときが関わるべき案件ではなかったと、深く反省しております。

これはあくまでも彼女の例であり、全てが当てはまるものではありません。

別れる気もないのに「離婚したい」と言う本当の理由

DV被害.相談

話は前後しますが、離婚届に署名押印した書類を写真に撮って私に見せました。

そこまで手が込んだことをしておきながら、実は最初から離婚する気などサラサラなかったわけです。この行動原理が全くわかりません。

離婚したくないならそんなことをしなければいい。

関係を修復していくことに意識を注げばいい。

でもそれをしないでパフォーマンスを演じた理由はなんでしょう。今でもその疑問が残ります。

自分と離婚すればご主人は金銭的に苦しくなります。絶対にサインしないだろうと見越した上で離婚届を突き付けましたが、意に反してご主人はあっさりサインしました。

それで焦った彼女は急遽離婚を取りやめた…。たぶんこれが真相か?

だとしたら、愛情欲しさに「離婚」の二文字をチラつかせて脅しをかけているようなもの。これは絶対にやってはいけない駆け引きです。

何が悲しいって、こんな形でしか愛情を確認できないことです。愛は強要して得るものではありません。

ちょっとプライドのある女なら、自分で選んだ男の悪口なんて恥ずかしくてとてもじゃないけど人さまには言えません。だってご亭主をいい男にするもダメ男にするも、女房の力量次第ですからね。

そのくらいの恥の概念は持ち合わせたいものです。

最後に

夫婦の形は実に様々。どれが正解でどれが間違ってるというものではありません。

昨日もたまたま樹木希林さんと内田裕也さんのツーショットをテレビで見ましたが、二人が納得しているならそれでいいこと。あれもひとつの夫婦の形です。

少なくとも互いに尊敬の念を抱いているように見受けられました。夫婦としてはどうであれ、人としての愛を感じました。

でも駆け引きしなければならない関係ほど空しいものはないと私は思います。だってそこに愛はありませんからね。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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