Violet@Tokyo

【考察】嘘つきが支離滅裂になる理由

約 4 分



巷を騒がせている日大アメフト部のコーチと元監督が、昨夜記者会見を開きました。

不謹慎ではありますが、せっかくマスコミの前に出てきたなら、もう少し上手に嘘をつけよと。この人たちは恥の上塗りをするために、ノコノコと会見の場に出てきたのかと。そんな感想を抱きました。

これに関してはいろんな人がいろんなことを言ってるので詳細は割愛しますが、この会見を見て、嘘をつく人はなんでこうも支離滅裂になるのかと思いました。その考察を記事にします。

この場をうまく乗り切ることしか考えてない

自転車に乗れない頃を思い出してください。練習している時、こぎ始めはフラフラするでしょ?

あれは視界が狭いからです。”目の前”しか見てないから周りも見えないのです。

遠くを見れば安定するのに、初心者ゆえの余裕のなさに加え、転ぶ恐怖があるから力が入ってよけいフラフラするのです。

嘘まみれの言い訳もそれと同じだと思いました。ここで言う”目の前”とは、今、この場を乗り切ることしか考えてない状態。自分の立場を守ることしか考えてない状態。これを逆に言えば、それだけ余裕がない証です。

前にミエミエの嘘をつく人が不思議でたまらず、こんな記事を書きました。

もし視線を遠くに持って行けば、上記の記事に書いたとおり「嘘は物事を悪化させるだけで、嘘をついた本人をいちばん堕とす」ことがイヤというほどわかるのですが、目の前のことから逃げることしか考えられないから、その場のみの辻褄合わせしかできなくなるのです。

その結果自転車のフラフラ同様、支離滅裂な言い訳で迷走するのです。

嘘はいずれは暴かれます。そうなって恥をかくくらいなら、早い段階で潔く「ごめんなさい。嘘をつきました」と謝れば大事にはならないのに、それができない視野の狭さが災いしているのでしょう。コケて大怪我しないことを祈ります。

目的しか考えず過程は二の次

「白でも黒」にしないと自分に都合が悪いと思い、保身のためについてしまう嘘。そんな時はゴール地点である黒と言い張るための言い訳しか考えてません。スタート地点の今の状態・白と、目的地の黒しか考えていません。

ところが白から黒に至るまで、途中にグレーもあることを知っている第三者は、そこから順を追って矛盾点をついていきます。これは嘘つきにとっては想定外の展開。予定になかった色について説明を求められても答えようがないのです。こんな想像力の欠如も、支離滅裂の原因です。

支離滅裂ならまだ救いがある

問題は嘘をついている自覚がない人。自分がついた嘘を自分で信じてしまう人。こういう人は息を吐くように平気で嘘をつきます。この手のタイプは人格的な問題なので、専門家におまかせするしかありません。

これを逆に言えば、支離滅裂になるならまだ救いがあるということです。嘘に対する後ろめたさと保身との葛藤が、支離滅裂という形になって表れたと考えられるからです。

ただしあまりにそれを繰り返すと、唯一の救いである後ろめたさも麻痺して、やがて本物の嘘つきになってしまう可能性もあるのです。

今回の日大のコーチと監督の会見がそれを物語っています。動揺っぷりが激しかったのはコーチ。顔色一つ変えなかったのは元監督。コーチの方は、まだ今なら引き返すことができるけど、もう片方は無理でしょう。

入院したとのことですが、ついでにそちらの治療もしっかりなさってきてほしいと願ってやみません。以上です。

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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