ミュゼといえば脱毛エステ業界では人気NO.1。大々的な広告を打ち出しているためか、脱毛に興味のない人でも”ミュゼプラチナム”の名前だけは知っています。そんなミュゼが”経営危機?もしかしたら倒産もあり?”というセンセーショナルなニュースが流れたのは先月末のこと。
それでも私はミュゼが好きなので、前回の記事では「年内いっぱいは様子を見る」と記述しましたが、あれからじっくり考えた末、やはり解約をすることにしました。そこでこの記事では、解約を決めた理由について詳しくご説明します。
なぜ解約を決意したのか
以下に記すことは、誓って現ミュゼ会員の方たちに解約を斡旋するものではありません。それどころか、私はミュゼがとても気に入っています。毛深い悩みを抱えた女子たちにとって、ミュゼの功績は大きいと思います。
ミュゼはそれまでの脱毛の意識をことごとく変えてくれました。 ほんの数年前までは、「脱毛をしたいけど、お金に余裕がないからできない」「エステはしつこい勧誘があるから怖い」というのが一般的でした。ミュゼはそれらの意識をことごとくを塗り替えてくれました。たった数百円で(今では100円)で脱毛し放題、しつこい勧誘一切なしをスローガンに、高校生のお小遣いでも気楽に脱毛サロンに通えるようになったのはミュゼのおかげです。
だからこそ、業界NO.1に上り詰めたミュゼに追いつき追い越せとばかり、他の脱毛サロンも値段を下げて数々の魅力的なキャンペーンを打ち出すようになりました。この流れはミュゼなくしては語れません。逆に言えば、ミュゼはエステ業界にそれだけの影響力があるということです。
なのに今回のインターネットに出回った「脱毛エステ最大手」ついに「経営破たん」:刑事事件に発展も – 内木場重人の記事に対し、ミュゼは自身のサイトでインターネット記事についてという反論記事を掲載しておりますが、肝心の社長は、現段階ではマスコミには登場していません。
私はそこに不信感を募らせました。
このような場合、もし本当に事実無根であるなら、堂々と出てきてご自身の言葉で釈明すべきです。それだけの影響力のある方なのですから、降りかかった火の粉はご自分で払うしかないと思います。
事実この記事によって、解約ラッシュになっているのですから。
今の流れを見る限り、これが本当に事実無根であれば、立派な営業妨害行為です。でもそれをしなということは、「やはりこの内容が事実だから?」と思ってしまうのです。
なぜ社長は取材に応じないのか?
経営トップの役割、つまり責任者の役割とは、良い時だけ”成功者”としてチヤホヤされるのが本筋ではありません。むしろ順調満帆の時は、現場で働く人間に華を持たせ、自分は一歩控えて縁の下の力持ちになるべきです。
そして会社が窮地に陥った時に、泥を被る覚悟で率先して矢面に立つのが本当に賢い成功する経営者です。
けれどネット上で額面どおりの反論記事を掲載しただけで、ミュゼトップの動きは一切ない…。現場のスタッフたちが矢面に立たされて対応に追われています。消費者はこれをどう判断すべきでしょうか?私はこれをまず第一に考えました。
消費者の自衛策は今できる最善のことをするしかない
それでも前回の記事でお伝えしたように、今年いっぱいは様子を見るつもりでいました。だけど、それまでヤキモキしながら日々を過ごすのも嫌だなと、ふと思ってしまったわけです。私はミュゼほどの大手なら、今すぐに倒産するとは思っていません。
けれど過去の事例を見る限り、倒産はある日突然、なんの前触れもなく起こるということも知っています。だからふと「解約しよう、脱毛サロンは他にもある」と、そう思ったのです。
ある日突然もぬけの殻になった状態を見て、「あの時にこうすれば良かった」と、後悔したくありません。今のうちにできることをしておいて、もし本当に事実無根なら、それを見届けてからまたミュゼに通ってもいいのでは?と、思いました。
ミュゼを信用して「前受金制度」を承知の上で契約したわけですが、こちらとしては、消費してないチケットの代金は、預けただけでまだ私のお金だと思っています。だから信用できなくなれば、それを早い段階で回収したい、これはごく自然な心理です。ということで、コールセンターに電話をしました。
ミュゼのオペレーターの対応は?
朝10時。コールセンター(0120-965-489 : 受付10:00〜19:00/年中無休)に電話をしました。10時ぴったりに電話をしたにも関わらず、「電話は大変込み合っています」とのナレーションが…。そのまま待つこと5分くらいで繋がりました。
開口一番、「解約をしたいのですが」と伝えたところ、「何かありましたか?」と質問されました。
そこで私は「もう通えなくなりました」と伝えました。これを「ネットの噂で」と答えたら、きっと「あれは事実無根です」と言われるに決まっています。解約したいなら、このように適当に答えを濁すのが賢明です。
ダメ押しのように、「プレゼントの両脇とVラインはできなくなりますが」と言われましたが「わかっています。解約でお願いします」と伝えました。
それでオペレーターの方は、解約に必要な書類の説明をし始めました。クレジットで契約をしたので、あればその時の領収書、それがない場合は、その時に使ったカード、そして自分名義の通帳が必要とのことで、解約の予約は明日です。
オペレーターの方は、終始、とても丁寧な対応でした。実際の解約の状況は、次のエントリーに記載します。
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