Violet@Tokyo

この春、「チェアリング」デビューしませんか?

約4分



あっという間に葉桜になって、景色はみずみずしい新緑に変わってます。

今の季節は外で過ごすのが本当に気持ちいいですよね。自他共に認めるインドア派の私でさえ、蚊に刺される心配がない今の季節だけは、屋内にいるのがもったいないと感じます。

そこでこのゴールデンウィークは、近くのお気に入りスポットでチェアリングをして過ごそうと、さきほどアウトドア用の椅子を購入しました。この記事ではチェアリングにぴったりの椅子と、チェアリングについてくわしくご紹介します。

チェアリングに必要なのは折りたたみの椅子だけ

私が買ったのは以下。選ぶ基準は、安いこと、軽いこと、ドリンクホルダー付き、収納カバー付きという、4つの条件で探しました。

レビューを読むと、女性にはいいかもしれないけど、男性が長く座っていると背中が疲れるといった書き込みがありました。なので座り心地にこだわるなら、男性には以下がオススメです。私も夫用にこちらを購入しました。
以下も定番の売れ筋商品。
オススメNo.1がHelinox(ヘリノックス)チェアワン。折りたたむと驚くほどコンパクト。しかも145グラムと軽量なので、持ち運びはダントツに楽です。体をすっぽり包んでくれるような座り心地も好印象。

静かなブーム・チェアリングとは?

「なんだ、ふつうのアウトドア用の椅子じゃないか」と思ったそこのあなた。今、チェアリングが静かなブームになっているのをご存知ですか?
別にブームに乗っかろうとしているわけではないけど、この週末、花見に行った先で「折りたたみの椅子さえあればなぁ」と思ったのが購入のきっかけ。

備え付けのベンチは椅子取り合戦が激しいし、かといってシートを広げるのも面倒。そのベンチだって、時間帯によっては日差しの影響をモロに受けます。「ここが良いから座ろう」ではなく、「ここしか座れないから座る」状態でした。

で、やっと座ったら隣にフクロウが座りやがって、うちの犬を見て威嚇するわけですよ。ここまでガン見することないでしょ?以下が証拠写真。

あまりにフクロウが睨むから、やっと座ったのにベンチから退散。草むらに追いやられました。

でも持ち運びができる椅子さえあれば、移動が簡単だからベストなロケーションを選べます。フクロウにこれ以上デカいツラされる心配もありません。

チェアリングに興味を持ったきっかけ

そもそもアウトドアには全く興味のない私が、「チェアリング、いいかも!」と思ったのは、どこかにわざわざ出かけてピクニックとかアウトドアといった仰々しいレジャーではなく、もっと身近なふだんの生活の延長──例えば散歩のついでに、町歩きのついでにお気に入りの場所でくつろぐような感覚なら、休日をのんびり過ごせるかな?と思ったのです。

くつろぐ場所を自宅リビングだけでなく、もう少し広げたいなという思いと、町歩きは好きだけど、疲れたときに休むのが、人の多いカフェというのもナンだし…、という思いが交差したとき(それプラス、フクロウの一件もあり)たまたまネットで「チェアリング」なるものを知り、「あっ、これだ!」と思ったわけです。

チェアリングの心得

さて椅子ひとつあれば、いつでもどこでもくつろげるという手軽なチェアリングですが、いくつかの心得があります。

「日本チェアリング協会(JCA)」によれば、以下7つのルールを設け、「椅子ひとつで世界はあなたのリビングルーム」をコンセプトに掲げているので、ご一読を。

・人様に迷惑をかけない
・ゴミは持ち帰る。むしろ掃除して帰るのかっこいい
・市井の人々に威圧感を与えない(酒をよく思わない人もいるので)
・私有地に無断で立ち入らない
・騒がない(KEEP CALM)
・公共の場を占有しない
・装備を増やしすぎてキャンプにならない

情報源 : JCA 日本チェアリング協会より引用

最後に

桜の季節が終わると、次の楽しみはゴールデンウィーク。

チェアリングなら初期費用は椅子代だけ。予約の手間も必要なく、時間に追われることもありません。混雑した観光地ではなく、折りたたみの椅子を持って、近くの穴場でのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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