Violet@Tokyo

熟年離婚の危機!冷え切った夫婦関係が壮絶すぎて身も心も凍りつく

約6分



ゴールデンウィーク初日、高校時代の友人に会いました。

その中の一人が日々冷え切った夫婦関係を送る今回の主人公です。「仮面夫婦」どころではなく熟年離婚の危機。いつ離婚してもおかしくない状態です。

一度は愛し合った仲なのに、なぜこんなことになってしまったのでしょう。二人の関係が壮絶すぎて、言葉を失いました。

【悲報】超壮絶エピソード

以下は彼が奥さんから受けた被害の内容です。

被害状況

  • レスである、会話がない、ともに行動をしない、目を合わさない
  • 洗濯物は彼の分だけ取り込まない
  • 食事も彼の分はない
  • 伝言は子ども経由。しかも必要最低限
  • 「家族で出かけよう」という時のメンバーに、彼は入ってない
  • 重要事項は奥さんと子供で決める。ずいぶん経ってから子供を通して事後報告(あればマシ)
  • たまに優しい時は給料日とボーナスの日だけ
  • 同居を解消し、彼の母親には一人暮らしをさせている
  • Lineは常に既読スルー。文句を言えば「ブロックされないだけありがたいと思え」と言う

仮面夫婦のあるあるネタが全て詰め込まれています。他にもいろいろありますが、キリがないのでこの辺で。

彼は朝目覚めると、奥さんの寝息を確かめるそうです。

「なんだ、まだ生きているのか…」

と、がっくり肩を落とすのが毎日の日課だとか。

何年も前から夫婦仲が悪いとは聞いていたけど、まさかここまでとは…。

奥さんの名誉のために付け加えますが、彼女が鬼嫁というわけではありません。それどころか、彼にはもったいないくらい性格のいい人です。

けれど長い結婚生活の中に彼女をそうさせてしまう理由がいくつもあって、積もり積もった結果が今の状態です。

片方だけが悪いわけでもないし、悪いとするならお互いに足りない部分があったのです。

離婚しない理由

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「それほど険悪なら、離婚した方がお互いにとって幸せじゃない?」

素朴な疑問として彼にぶつけてみました。

「お互い顔を見るのもイヤだけど、離婚に踏み切るまでの勇気が持てない」

というのがその答えです。離婚しない理由を、以下にざっくりまとめてみました。

お金の問題

子どもの学費や生活費がネックになって、離婚に踏み切れぬまま年数だけが経過。

そうこうしているうちに離婚そのものが面倒になり、今に至るとのことです。

離婚は面倒

「離婚は結婚するときの3倍のエネルギーを要する」と言われています。嫌いを通り越して無関心になってしまった相手のためになど、無駄なエネルギーを使いたくないというのが正直なところ。

また熟年離婚の末路に関する周囲からの情報も、二の足を踏ませる原因になっていることも事実。

老後の心配

持病があるのでさすがに一人暮らしには抵抗があるのでしょう。とりあえず法的に夫婦でさえいれば、何かの時に役立つかもしれないと考えています。そのため、できるだけ家族と接触しないですむように、勤務以外の時間を外で過ごすのが最近のスタイルです。

ここまで来れば夫婦関係の修復は無理です。それは彼もよくわかっていて、今さら何かを変えたいとは思っていません。

現状を受け入れ、自分ができる最善策を探した結果が「できるだけ接触しない方法」だったのです。別行動を取れば摩擦は減らせますからね。

離婚をしない。でも関係を改善する努力もしないなら、極力関わらない工夫をするのも一つの手です。

何が原因?

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「なんでこんなことになっちゃったの?」

今さら原因を探ったところでどうにかなる問題ではありません。でも二人とも高校時代から私がよく知る人物です。長いこと二人を見てきただけに、残念な気持ちでいっぱいです。

熟年離婚、家庭内別居、卒婚など、夫婦が冷え切った関係に至る理由は人それぞれです。代表的なものは暴力や浮気、金銭の問題などがありますが、少なくともこの二人には該当しません。

しいて言うならお互いの声に、ちゃんと耳を傾けなかったことでしょうか。

理解しあおうとする気持ちが足りなかったの一語に尽きます。

会話が成立してない

お互いに「わかって、わかって」と訴えるだけだと、自分の言いたいことだけに意識が向きます。

それは会話ではなくただの言い合いです。

そうなればどうしたって「相手が何を言いたいのか」は二の次になります。

会話の少ない夫婦ってだいたいこんな感じです。聞いているようで聞いていない。

相手がしゃべっている時は、聞いているフリをしながら自分が次に何を言おうかと考えています。だから相手の話なんて全く頭に入ってない。右から左に素通りです。

なんのために耳が二つで口が一つなのか。それは、しゃべる倍だけ相手の話をちゃんと聞きなさいってことなのに、それができてない。

夫婦に限らず、会話をしていてかみ合わない人も同じです。

だからいくらしゃべっても伝わりません。すると伝えるだけ無駄だと悟り、「価値観の違い」というあいまいな理由をつけて「結婚生活は失敗だった」という答えにたどりつくのです。

男女の違い

この二人を見ていると、男と女にはわかりあえないものがあると感じます。

彼の奥さんは「あの時のあの行動が許せない」と、どんなに時間が経過しても、まるで昨日のことのように言い続けます。

確かにその時は彼が悪かったです。でも時間が経過すると彼はそのことはすっかり忘れてます。だから今、自分が妻から受けている理不尽な行為に対して怒りを覚えているのです。

でもこれが、典型的な男女の違いです。怒りのタイムゾーンが違うのです。

女性は過去の怒りをいつまでも手放さない。それに対し、男性は今の怒りしか見えてない。

過去のことを持ち出せば、「あれはもう終わったこと」扱い。だから「今さら蒸し返す女の方が悪い」ことになるのです。

その姿を女性が見れば、「反省してない、わかってない。自分のしたことを棚の上に置いて忘れてる」と、ますます溝が深まっていくばかり。

これを見る限り、男女には違いがあることを前提の上で、勃発した問題は、その都度とことん話しあって解決するのがベストですね。

価値観の違いはあってあたりまえ

芸能人がよく離婚の理由として「価値観の違い」を挙げています。でもその多くは、こじつけのようなものです。公にできない理由が別にあるけど、便宜上そう言っているだけです。

育った環境が違う二人が結婚する以上、価値観は違ってあたりまえ。

知り合った当初は自分にはない、相手の違う部分に惹かれあったはずです。

その違いをどこまで許せるか、理解し合う努力をするかが愛情です。

日々耳を傾け聞き合うこと。互いを許し合い、理解し合うこと。

それさえ心がければ、ずっと円満でいられるはずです。

「最近夫婦の会話が少ないな」

そう感じたら、今からでも二人の関係を見直してみてはいかがでしょうか。

どうしてもダメなら資金調達!

それでどうしてもダメなら、お金に変えられるものはチャッチャカ売り払って、第二の人生の資金に当ててください。

結婚指輪なんて、いらないものNO.1。多くの人は処分に困り、離婚者の約半数以上は捨ててしまってますが、やはりそれはもったいない。「結婚指輪買取専門店」で、見積もりだけでもしてみませんか?指輪と違ってお金はいくらあってもじゃまにはなりませんよ。以上です。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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