Violet@Tokyo

第六感の正確さ

約3分



今のクラブに入るきっかけは、そのクラブに知り合いがいたからです。その知り合いとは、クラブ以外の別の場所での練習仲間。

仲間といってもゲームをする程度だし、あまり深い付き合いもなく、単なる顔見知り程度です。でも全く知り合いがいないよりはいる方がマシかなという程度でそのクラブを選びました。

彼女は在籍期間も長いのでクラブに関しての質問がしやすい存在。実際、いろいろな裏話を彼女から教えてもらいますが、時間の経過と共に、少しずつ違和感を感じるようになりました。けれどその違和感は、もっと前から感じていたように思います。同じクラブに入るもっと前です。つまり第一印象の段階で・・。

それを直感とか第六感というのですが、相手のことをよく知らない段階で「あれ?」と感じる違和感というのは、極力見ないフリをしていても、やがてそれが当たっていると思い知らされることが多いのです。よく知らないのにそう感じる、しかも後でそれが当たっているというのが不思議です。

ことの起こりは数日前。急に彼女がよそよそしい態度を取るようになりました。特に理由は見当たらず、その態度を取られるのは私以外に二人いて、二人共それを感じています。「あ、またか」と思いました。実はこれが二度目です。

最初にそれをやられたのは昨年の春のことです。3月の試合に誰と組むのかと、今のクラブの大御所Bさんに質問されました。それでクラブの先輩と組むと答えました。それから急に彼女の態度が変わりました。後でその理由を知ったのですが、どうやら「AクラブのAは(私のこと)、次の試合でベテランさんと組むらしいよ。あなたも相当頑張らなければね」と、私に質問してきた大御所Bさんから釘を刺されたそうです。それがプレッシャーになったらしく、私を急に避けるようになりました。

後日、彼女とばったり顔を合わせた時、「Bさん(その大御所)にこんなことを言った?」と質問してきました。少し話しが膨らんでいるので違っている部分は訂正し、合っている部分はそのとおりと答えましたが、彼女は私とBさんが会話するのを快く思わなかったみたいです。別に誰が誰と喋っても自由じゃないかと、少し違和感を覚えました。

それ以来、彼女はずっと私を避け続けました。再び会話をするようになったのは昨年の秋くらいからです。私の移籍問題が勃発し、「それならうちのクラブに来て」と、彼女は急に態度を変えて私に近づくようになりました。それ以来何事もなく来たのですが、先週あたりから急にまた同じことをされました。今度は私だけでなく、他の二人にもそれをしています。多分ランクのことを気にするあまり、ライバル視している私たちを疎ましく思っているのでしょう。別にいいけど。でも彼女の変わり身の早さと、人を貶める素顔をそれまでにも何度か見てきたので、自分なりに出した結論が「深く関わらない方向で」というものです。

彼女はかなり気が小さいようです。自分のことが話題にされることを嫌いますが、プレッシャーの感じ方はかなりのもので、「こんな程度のことで?」というのがよくあります。それは少し病的とも思えるもので、実際彼女の口から「その時は自分でも精神的に相当参っていた」と言ってました。

そこまでして苦しむものなのかと思います。「単なるお遊びじゃない、ただの趣味でしょ?」って言いたくなります。身の程を知れば、苦しまずにすむ道を選べます。私の気持ちもその方向に向かっていますけどね。

 

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