Violet@Tokyo

やっと完成したホンダ・ベンリィCB92

約 5 分



このバイクは1961年式のホンダ・ベンリィCB92。旧車バイクでは未だ根強い人気を誇る名車です。

長い時間をかけて、夫が組み立てたものです。廃棄処分寸前だったボロボロのバイクが、美しく生まれ変わるまでの苦労話をご紹介します。

元はタダ同然だった

夫が高校生の頃、近所のバイク屋さんで見つけたのがこのバイク。エンジンはかからないわ、シートはボロボロだわ、プラグのネジ山は錆びついて壊れてるわと、全体的にかなり酷い状態。スクラップ工場に出される寸前だったそうです。

以下の写真の、向かって左のネジが当時のもの。比較のために並べてみました。

それをタダ同然で入手。少しずつ部品を買い集めるところからスタートしました。

新品を買った方が早いし安い

今はヤフオクがありますが、当時はそんなものはないから部品ひとつ買うのも一苦労。パーツリストを入手して、必要な部品をHONDAに発注する作業を繰り返し、ボディの塗装をし直し、それはそれは地道な作業の繰り返し。

作業は難航しました。傷んだシートの修理を依頼した工場が潰れて、肝心のシートは行方不明。しかも部品はバカ高いから一気に揃えることはできない。そうこうしているうちに夫の仕事は多忙を極め、趣味の時間が取れずに時間ばかりが過ぎていきました。

私はバイクのことなんて全くわからないので、「こんなに手間暇がかかるなら、新しいバイクを買った方がはるかに早いし安いんじゃね?」と思うのですが、そこがマニアの悲しい性。今現在、巷に出回っている新品には全く興味がないようで。

夫は「仕事が一段落したら、本格的にバイクに取り組みたい」と、かねてより語っていましたが、ようやく2年ほど前にそのチャンスが到来しました。

2年前から本格スタート

飼い犬のご縁でクラッシックバイクの愛好家と知り合い、情報交換をするうちにバイク熱が再燃。自宅の駐車場を作業場にして、時間さえあれば作業に没頭。

没頭できる趣味がある幸せ

夏はヤブ蚊に喰われながら、冬は寒風にさらされながら「まぁ物好きだわ」と思うけど、私だって真夏の閉め切った体育館でバドミントンをしているわけだから、人のことは言えません。

それよりむしろ、夫婦それぞれに没頭できる趣味があることを、幸せと思うしかありません。

それでも正直、最初のうちは「どうなることやら」と案じたものですが、こうして美しい姿となって蘇ってくれると、バイクには全く興味のない私でも嬉しくなります。

でもいちばん嬉しいのは、同じ趣味を持つ人との交流が生まれたこと。

男性はどうしても交友関係が仕事中心になりがちです。それはそれでもいいのですが、やはり仕事以外にも人脈を広げて欲しいなと、私はずっと願ってました。クラッシックバイクの愛好家たちのクラブもあるそうで、ツーリングの話も出ているようです。

完成記念にウエアーをプレゼント

ツーリングとなればウエアーが必要。もう慌てて買いましたよ。これは、私から夫へのプレゼントです。

それにしてもバイク用品が高いのには驚きました。おかげでヘルメットやバッウパックにまで手が回らず。しかも我が家にはもう一台、手直ししないといけないバイクがあります。それがコチラ。

ホンダ・ドリーム50。シリンダーヘッドの形がミッキーマウスに似ていることから観賞用として人気の高いバイクです。CB92ほど古い年代ではないけど、それでも2000年には生産を終了しているバイクゆえ、今、街中で見かけることはまずありません。

50ccでは実用的ではないため、夫はこれを88ccに改造しました。そしてもう少し理想の形に近づけていくそうです。

最後に

横道にそれました。ホンダ・ベンリィCB92に話を戻します。CB92というのは、私が生まれるよりもずっと前の、1959年から1964年までの、たった5年間くらいしか製造されてなかったそうです。となると、今、日本にどのくらいの台数が残っているでしょう?

残っていたとしても、これほどキレイな状態で残っているでしょうか?

ご覧のとおり、日々磨き込んでピッカピカですよ。

もし日本全国のホンダ・ベンリィCB92の愛好家が一同に集う機会があれば、その様子をぜひ取材したいと考えてます。きっと壮観だろうなと。かなり濃いメンツが集まるだろうなと。想像するだけで今からワクワクします。以上です。

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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