Violet@Tokyo

「ごちそうさん」3日目の感想

約 5 分

今週から始まったNHKの朝ドラ、「ごちそうさん」に賛否両論が集まり、なんだか凄いことになっています。

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Twitterで「ごちそうさん」と入力したら、自動的に「面白くない」という文字が出てきて、”ああ、やはり同じ感想を持つ人がたくさんいるんだなぁ”と思った次第です。けれどドラマはまだ始まったばかり。たった3回の放送で、しかも主演の杏ちゃんはこれからだというのに、なぜここまで叩かれるのでしょうか?それは子役に問題がある。というより豊嶋花ちゃんが悪いのでなく、制作側の設定が悪いのだと思います。

「盗み食いをする」、「食べ物を独り占めにする」、「食い意地が張っている」、「食べることが大好きな割には、全く美味しそうに食べていない」など、批判的な声は多いけど、なるほど、あれは子役が可愛く見えないシーンを盛り込みすぎています。いくら子供の頃から食べることが大好きな少女の設定だからといって、美味しそうに食べるだけの演技力がないのなら、回想程度でサラッと流しちゃえばいいのに、と思った次第です。

食がテーマのドラマだけに、「食べることを愛する」という食べ方の表現力は、子役にはハードルが高い気がします。食べることは人間の本能だけど、そこから一歩踏み込んで、飢えをしのぐための、空腹を満たすための食なのか、グルメとして、味を愛するための食なのか、所有欲を満たすだけの食なのかの違いを表現するというのは、あの子役にはいささか難易度が高かったように思います。美味しく食べているように演じるために、ギャル曽根ちゃんを意識した表情を作っているあたり、あれは制作側の指示でしょうか?

しかも脂っこい豪華なフレンチを、あんな小さな子供が次々と食べなきゃならないって、見ているだけで痛々しいし、NG出したらまた食べなきゃならないの?って心配までしてしまいます。もう少し大きな子なら見てられるけど、あの子にあれをやらせるのはいささか酷な気がして見てられません。豊嶋花ちゃんの過去の出演作品を見てみると実に素直に可愛い子だなと思って見ていただけに、この作品では損して見えるのが残念でなりません。

ドラマの大ヒットと子役の関係は大きいです。かつて一世を風靡した伝説的な子役は強烈な印象がありました。そしてある共通した部分があります。今回はトクベツに教えちゃう。いいか、よく聞け(エラそうに)。

それは、不遇な環境であること。そして健気であること。逆境にあっても小さな子供が一生懸命我慢するという部分が人々の心を打つ要因だと思います。感情移入すれば「守ってあげたい」に変わり、やがて「応援しよう」となってヒットに繋がります。だから「子役には勝てない」のです。

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写真は歴代の名子役たち。
「家なき子」の安達祐実
「北の国から」の吉岡秀隆と中嶋朋子
「おしん」の小林綾子
「パパと呼ばないで」の杉田かおる
「Mother」の芦田愛菜
みな、いじらしくて健気でした。

けれど今度の新番組はそれとは少し違います。まず我慢ができずに盗み食いまでします。口一杯ほお張って、今にもむせて吐き出すんじゃないのかというようながっつきぶり。少なくとも綺麗な食べ方ではないし、子供が無理にフードファイターやっているくらいにしか見えません。しかもあの時代なら、親は躾や行儀作法にうるさかったはずなのに、「よく噛んでお行儀よく食べなさい」、「口に物を入れたまま喋るんじゃありません」程度の躾もしていません。今の時代ほど子どもにかかりっきりでなかったこの時代、躾の時間はご飯の時がメインだったはずなのに・・。躾の第一歩としてまず「マテ」を教えるべきです。うちの犬はしっかり「マテ」ができる・・、って話がそれてる、テヘッ。「マテ」ができないからきっと見ている側はうんざりしてくると言ったら言い過ぎですか、ごめんなさい。

せめてもの罪滅ぼしにこれを記述しておきます。役のイメージがそのまま本人ではないということを見事に証明してくれたのは、杉田かおるや坂上忍です。この二人は子役にとっての救世主です、ある特別な意味で。だからもし仮に「ごちそうさん」で豊嶋花ちゃんのイメージが悪くなることがあったとしても、あれは単なる役柄です!。監督その他、関係者各位、周りの大人の言いつけを守って必死に演じた結果ですからっ!

しかしながら子役の登場は今週だけで、来週からいよいよ主役の杏ちゃんの出番です。来週以降に期待します。とりあえず、まだもうしばらく見ます。もともとNHKの朝ドラってあんなテンポでした。「あまちゃん」が今までの朝ドラとは異質だったわけで、その後だけに何かとやりにくいだろうけど、杏ちゃんの今後の活躍に期待します。なんたって杏ちゃんファンなもので。総合的な感想はまだもう少し先でいいのでは? せめてドラマが落ち着くまで。始まったばかりであれだけの話題になるというのは、それだけ注目されているという証です。食べ物を独り占めする子が、人に食べ物を分け与える人に成長する過程を、これからどう描いてゆくのか、物語の展開に期待する。考えてみれば子どもなんて食い意地がはっていて、食べ物の取り合いで喧嘩したりなんてことはザラにあるわけだし。長い目で見ましょう。

それにしても芦田愛菜ちゃんと豊嶋花ちゃんがよく似ている。特に笑い方なんかそっくり。「追いつき追い越せ」であのパターンになったのでしょうか?けれどやりすぎると、北朝鮮の子どもの表情になっちゃうぞ。作り笑いのご利用は計画的に。

 






 

 

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(最終更新:2017/12/13)

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