「私が一番じゃないと気がすまない!」
そんな支配欲に凝り固まったような人、あたなたの周りにいませんか?
いやね、内容が伴っての一番なら誰もが納得するんですよ。
しかし肝心の中身が伴わないのに中心人物でいたがる人に限って、自分に非があってもそれを認めず、そのしわ寄せを周囲に押し付ける傾向が高いです。
だから困っちゃうんです。
状況が許すなら極力関わりたくないと思うのですが、地域の小うるさいボスママとか、職場の無能な上司など、どうしても接触せざるを得ないような相手だったらどうでしょう。
気持ちは全力でスルーしたい。でも避けられないとなると、ストレスたまりまくりですよね。
結論から言えばその手の人物を変えることは不可能。
そんな人のためにエネルギーを使うくらいなら、とばっちりを受けないよう自分の身を守ることにを意識向けた方がずっと効率的です。
そのためには相手の特徴を知った上で、うまくつきあっていきたいもの。以下で詳しくご紹介していきます。
一見社交的で面倒見が良さそうに見える
場の中心に立つためには自分の周りに人がいなければ立てません。そのために子分になりそうな人を必死で探します。その嗅覚は警察犬並み。
子分に選ばれやすい人にも特徴があって、世間知らずの人、自分の意見に逆らえないような立場が下の人、自己主張をしない人、オドオドして自信がない人、人を見る目がない人などが選ばれやすいです。
そんな絶好のカモを見つけると、親切そうな顔をして言葉巧みに近寄ってきます。
いかに自分が有能で豊富な知識を持ち合わせているか、信頼に値する人物かを、喜々としてアピールしてきます。
一種の洗脳ですが、その大半はハッタリです。
面倒見のいい、懐の大きな人を装い、あれこれと世話を焼いてきますが、それはあくまでも自分のためにやっていること。つまり「相手の面倒をみてあげる=自分が優位」の証明だと捉えています。
だから世話を焼かれたとしても、ありがたがる必要なんてありません。むしろ面倒を見させることで相手をいい気持ちにさせてあげているのですから、ボランティアです。
対処法
以上の理由から「いつも面倒をみてもらっているから、たまには私もお返ししなきゃ」なんて考える必要はありません。
それどころか、そんな親切心は裏目に出る可能性もあります。
常に「主は私」という人物は、「借りを作ったら負け」という意識が強いので、人の世話を極端に嫌います。そこをお間違えのないように!
自分より優れている人を全否定
一番でいたい願望が異常に強すぎるあまり、自分より優れている人を見つけると、アラ探しを始めます。
そしてあることないこと難癖つけてはこき下ろすわけですが、相手を貶めるためなら嘘だって平気でつきます。
対処法
でもそんな言葉に惑わされてはダメ。9割9分は口から出まかせ。残りの1分は焦りから来る妄想と割り切って聞き流すのが賢明です。
間違っても同調してはダメですよ。責任転嫁だけは得意ですから、一歩間違えればあなたが言ったことにされちゃう。
実は劣等感のかたまり
ところで「本当に一番になりたいなら、相手の足を引っ張ることなんてしないで、自分が努力すればいいだろう」って思いません?
ふつうの感覚ならそう思いますよね。でもふつうじゃないんです。というか、ふつうと思ってはいけません。
ふつうじゃない感覚に加え、強すぎる承認欲求とそれによって生まれる劣等感が原因でそんな行動を起こすのです。
しかも、自分が劣っていることを誰よりもいちばんわかっている。わかっているけど素直に認められないという、良くない意味での負けず嫌いです。
「ったく、面倒臭っ」て思うけど、まぁそんなことをしている限り、自分が理想とするなりたい自分には永遠になれませんって。保証します。
対処法
生暖かい目で末路を見守る。そのうちいなくなるから。
実は小心者
この手の人物は人からどう写るかを常に意識しています。
なんでもできるスーパーマンに見られたい、チヤホヤされたい、注目されたい、特別な人物に見られたい…。
けど実はそうではないことを自分が一番よくわかっている。
だから体裁を取り繕うために大風呂敷を広げてはハッタリをかますのです。
そのハッタリが通用しているうちはいいのですが、いつまでもそんな無理は続きません。
自分の口から出たハッタリによって、やがて自分が押しつぶされるのではないのかと、常にビクビクしています。そのストレスは半端じゃないでしょうね。
対処法
そのハッタリには適当に付き合うのがコツ。矛盾に気づくこともあると思いますがあまり深追いしてはダメ。弱い犬ほどよく吠えたり噛みついたりするのと同じ理屈です。
ただし、運命を左右するような重要な仕事を与えてはダメ。
最後に
以上の特徴は、私の周囲にいる約3名の人物がモデルです。その3名は、立場も年齢も性別も全く違うのですが、パーソナルだけは驚くほど共通したものがあります。
だから私はこの手の人物に遭遇したときには、上記でご紹介したような対応をしているのです。
それをまとめると
- 信じないけど逆らわない
- 仲良くしないけど争わない
というところでしょうか。以上です。
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