Violet@Tokyo

未知のものを片っ端から否定する人との会話に消耗した件

約 1 分

人の心の柔軟性を計る一つの指針に「未知の事柄にその人がどう向き合うか?」という部分に着目すると、それがはっきり見えてきます。

心が柔軟な人は未知の事柄に興味を持ち、知識を得たいから熱心に質問してきます。そして説明された内容を素直に受取り、即行動に移します。

その一方で、「未知の事柄はとりあえずなんでも否定してやろう」という意識で質問してくる人もいます。そういう人には何をどう言っても無駄。

だって相手は最初から否定の意識を持って質問してくるわけだから、こちらの説明なんて素直に聞き入れません。質問の意図は、あくまでもあら捜し。教えてもらっている意識なんて1ミクロンもありません。

一生懸命説明したのに、最終的には「アンタ、バカじゃない?」なんて笑い飛ばれたちゃいましたよ(涙)

そもそもの発端は格安SIMの話から

未知のもの.否定する人

先日、格安SIMについて年配者の方とお話しする機会がありました。

私が持っているiPhone7Plusが目についたのか、そのお姉さま方から「月々どれくらい払っているの?」と聞かれました。

私が「1480円です」と答えると、「え?そんなに安いの?」とみなさん一瞬顔色が変り、やがて「私はdocomoのらくらくフォンで○○円払っている」とか、ガラケーユーザーからは「そのくらいで使えるならそろそろスマホに変えようかしら」という具合に、みな口々にあーでもないこーでもないと好き勝手に感想を述べるわけです。

それが落ち着くと次は「どうやったらそんなに安くできるの?」と質問の嵐。

そこで私は自分がやったことを一通り説明しました。

(私の場合はiPhoneなので)アップルストアでSIMフリーのiPhone7Plusを購入し、格安SIMと契約。auからMNP予約番号を取って…といったMNPの手順を披露したところ、もうその段階でポッカーンと狐につままれたような顔をしている人多数。中には「アップルってナニさ?」と聞いてくるツワモノまで登場するわけです。

その瞬間、こいつらにはまだ100万年早い内容だったことを悟りました。

またある人はiPhone7Plusの価格を聞いてきます。「10万は超えるかなぁ」と私が答えた瞬間、今度は場の空気が一変。その場に居合わせたお姉さま方は顔を見合わせ、一斉に「高い!」と大ブーイング。最終的には「アンタ、バカじゃないの?」と私が笑い飛ばされるわけです。というか、「文句があるならアップルに言ってくれ」って感じです。

もうね、こういうのって本当に疲れます。今でも「ほらね」というあの勝ち誇ったドヤ顔が脳裏に浮かび、そのたびに「あーあ、説明なんてするんじゃなかった」と激しく後悔します。

要は行動力

未知のもの.否定する人

実は以前にも同じくらいの年頃の人に、これと全く同じ説明をしたことがありました。

しかしその人は即実行。最初こそは手こずったようですが、無事スマホデビューを果たしたそうな。

「端末にこだわりがないなら、iPhoneほどハイスペックなものを選ぶ必要なし」という言葉にも素直に従い、安いスマホをチョイス。次に会った時には満面の笑みを浮かべ、誇らしげに自分が選んだスマホを私に見せてくれました。

結果、ガラケー時代と変わらない料金のまま、今ではスマホ生活をエンジョイしまくっています。最近ではLINEのツムツムにハマっているとかで、「教えてくれてありがとう」なんて言ってました。

だから年齢だけの問題ではありません。要は向き合い方。自らの好奇心に素直に従い、自分よりも年下の相手にでも素直に教えを乞うことができる人は、どんどん世界を広げることができます。すると当然、人生の楽しみも増えていきます。

こういう人には自分が知っている限りの情報を伝授したいと思うわけですが、最初から否定で入る人には今後、何があっても絶対に教えたくないって思ってしまいます。だってにんげんだもの。

食わず嫌いは損をする

未知の事柄に対する不安は誰にでもあると思うのです。私にだってまだまだたくさんありますし、実際私がMNPをした時も、正直不安だらけでした。

でもたいていのことはやってみればなんとかなるもの。それどころか、「こんなことならもっと早く勇気を出して行動に移せばよかった」と思うことの方が圧倒的に多く、MNPもその中の一つです。そんな時ほどつくづく、食わず嫌いは本当に損だと思うのです。

なぜ未知のものを否定するのか

とりあえずの安心を確保するために、冒険しなくてすむ理由・変化しなくてすむ理由を探す人はその場だけの楽を選びますが、当然ながら未知の事柄はいつまでも未知のままという状態が続きます。そうしておけば、その場のプライドは保てるから。

すると次はどうなるか?

よくわからないことは苦手な分野にカテゴライズして、今度はそれを避けようとし始めます。

例えば内心は海外に行きたい。でも実際には一度もその機会がなかった人が、ある日テレビから流れてくるよその国で起きた不幸なニュースを目にして、「やっぱり日本は安全でいい国だ。海外なんて危険がいっぱいだ」と決めつけるのがまさにそれ。実際に世界中を周った人が「日本がいい」と言ってるのとは内容が全く違います。

前者はただのゴマメの歯ぎしり。海外に行きたい願望を打ち消すために、行かなくてもいい理由探しをしているだけ。それに対し、後者は経験に基づいた生の感想。少なくとも、ある一面だけを見てわかった気になっているわけではありません。

けれど本人はそれにも気づかない。気づこうともしない。心は最初から否定だから、仮に世界で素晴らしいニュースが流れてきたとしても、そのプラスの部分は目に入りません。そう考えると、偏った思い込みに捕らわれて視野を狭めるのは実に愚かだと思いません?

それを的確に表した言葉が「聞くはいっときの恥。聞かぬは一生の恥」

最後に

それもこれも、「未知の世界=怪しいもの」という思い込みだけが先行しているからそうなってしまうだけの話。

その昔、ビートルズが叩かれまくったのもこれと全く同じ理屈。彼らの音楽は、当時の大人たちにとって理解の範疇を超えた内容だったから否定するしかなかったのでしょう。

私が説明した格安SIMの話題も全く同じ。あの場に居合わせた面々にとって生まれて初めて聞くビートルズの音楽だったに違いありません。今はそう考えて、無理にでも自分を納得させているところです。それにしても疲れたぜ。

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