ネットでもプライベートでも、距離を置きたい、関わりたくない、近づきたくない人はどんな人だろうと考えたとき、私は以下の3つをあげます。
それは、性別・年齢・立場・職種に関係なく、1.言葉が汚い下品な人。2.言葉に嘘がある人。3.自分が世の中この世で一番正しくて偉いと思っている傲慢な人。
以下、それらについて書いていきます。なお言葉に嘘がある人についてはこちらに書いてあるので省略します。
なぜ傲慢に振る舞うのか?
この記事を読みました。
「ゴミ、クソ、ムカつく、カス、ザコ、バカ…」
記事内で取り上げている方のことはよく知りません。興味もありません。
ただnoteの文章(文章までいかない、感情の羅列だな)を読む限り、「あら、お気の毒なこと」というのが率直な感想。
該当の方に限らず、ネットではこういった言葉をよく目にします。
そんな時、いつも思います。
そうすれば幸せなのか?
幸せだったらもっと幸せな顔をするはず。
もっと幸せな言葉を発するはず。
けれど違う。
きっと心の中は不満だらけ。
自分が不幸だと気づかない不幸を抱えている。
だからこの人は、傲慢さにすがるしかないのだろう。
傲慢さが自分の唯一の存在価値といえるのだろう」
もしあなたがそういった文章をネットで目にしたら、プラウザの向こうでこうささやきかけてください。
「傲慢な発言は、自らに呪いをかけていると思え。やがて必ずや、そっくり自分に返ってくるから」
すると、怒りの気持ちは憐憫に変わります。
言葉の発達障害
「言葉」を集約すると、主に二つの使い方に分かれます。それは「感情」の表現と、「考察」を整理するガイドライン。
おぎゃーと生まれて「快」と「不快」を、泣くことでしか表現できない赤ん坊が、やがて言葉を覚え始めると、成長の過程で反抗期を迎えます。理不尽さや悔しさを感じた時の「パパorママ嫌い」から始まり、いずれ「バカ」なんて憎まれ口を叩いたりします。
それは「感情」の表現だけど、そこにはなぜパパとママが嫌いなのか、どんな状況で、何をされたから嫌いなのか、なぜ「バカ」と思うのか、そういう思いをしないためにはどうしたらいいかという「考察」はありません。
ただ自分の「嫌い」という苛立ちや不快な「感情」を相手にぶつけたいだけ。
「ゴミ、クソ、ムカつく、カス、ザコ、バカ」等も、それと全く同じ。「相手を傷つける」のが「無意識の目的」で、そんなコミニュケーションのとり方しか知らないかわいそうな人、自分の気持ちを言葉で話せない段階の、反抗期の子供だと思えばいいのです。
感情に考察がついてこない段階は、目の前のイヤなことからできるだけ手っ取り早い方法で逃げようとします。だからそのために嘘をつくこともあるし、感情的で攻撃的な言葉を発することもあります。
もし今「うちの子、言葉が遅いの」と悩んでいる全国のお母さん。悩むことはありません。
成人しても、まともに言葉を使えない人が、ネット上にはゴロゴロしています。と、これは何の慰めにもなりませんね、余計に心配になりますよね、悪い冗談でした。ごめんなさい。
ブログは言葉で作られる
もしブログで文章を書くことを生業としているなら、言葉は商売道具。だからこそ汚い言葉を使ったら、それは商売道具を汚しているようなもの。嘘を書くことも傲慢な言葉を発するのも、それと全く同じだと私は考えています。
商売道具を汚すことは自分の仕事を汚しているも同然です。
例えば「自分を美化したい」という感情が先立っているブログなら、自分を美化するための嘘で塗り固めた文章しか書かないし、過去に傲慢な人に支配された恨みの感情を持つ人の文章は、それ以上の傲慢な言葉で塗り固められています。
自分の弱さを認めたくないという感情が先立てば、弱い犬が歯をむき出して威嚇する、防御の姿勢に入った状態さながらの、攻撃的な言葉に終始します。
そういう時ほど「感情」と「考察」の橋渡しをする国語力が決定的に欠如しています。
くもんで国語の勉強をしよう!
なので「ゴミ、クソ、ムカつく、カス、ザコ、バカ」が口癖になっている人、見え透いた嘘を平気で書く人及び、他人をdisることでしか自分の存在価値をアピールできない人は、とりあえず小学一年生の国語からやり直すことをオススメします。以上です。
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