Violet@Tokyo

「ペット保険の闇」から学ぶ契約更新時のトラブル〜必要なのは割り切り

約 6 分

少し前に炎上した「ペット保険の闇」というブログ記事を読んだことがありますか?

ペットを飼っている方及び、何らかのペット保険に加入している方はすでにご存知だと思いますが、その記事を読んだ昨年は、対岸の火事として捉えていた私。

飼い主さんの気持ちは痛いほどよくわかるけど、「外資だし、営利企業だし、損保だからそんなものだろうな」という程度。当初は第三者的に、やや引いた目で見ていました。

しかし先日我が愛犬も、初期の僧帽弁閉鎖不全障害と診断されました。

するとどうしても他人事には思えなくなりました。「もし私なら」という高齢&慢性疾患を抱える飼い主の観点で、そこに寄せられた膨大な数のコメントも含め、再びこのブログ記事を読み返しました。

私も含めた同じ状況にある飼い主は、こんなときどう対処したらいいのでしょう。その考察が今回のエントリーの内容です。

該当記事はかなりの長文なので、次項で記事の内容をざっくりとご紹介します。

「ペット保険の闇」はこんな記事

保険の内容

  • 飼い猫・マイケル君のために、アクサダイレクトのペット保険に8年前から加入
  • 商品名「いぬのきもち保険、ねこのきもち保険」
  • 70%補償タイプで保険料36,650円と、かなり格安
  • しかも年齢に関係なく、支払い料は毎年同じ

慢性疾患で利用頻度がアップ

  • マイケル君に肝障害が見つかったのは4年前。保険を使いながら治療を続ける
  • ブログ主もこの段階では保険の恩恵を受けたことを認識している
  • しかし2年前からマイケル君の病状が進み、医療費がさらにアップ

契約更新のトラブル勃発

  • するとアクサから次年度の契約更新に関し、「審査の結果、特定傷病補償外特約として肝・胆道系疾患については補償対象外にすると決定した。それでよければ継続で進めます」との連絡が来た
  • ブログ主は「納得いかない」とカスタマーセンターに連絡するも、満足のいく回答が得られず
  • 「世論に問いかける」と、そのやり取りを詳細にブログに記載・ツイッターで拡散
  • 炎上し、賛否両論・物議を醸す

炎上その後

その後も消費者センターやアクサ側と面談した旨を詳細に記述した「ペット保険の闇」②から④の続編をアップ。

これら一連の記事は多くの人の目に止まり、まとめサイトやはてブなどで大きな話題になりました。

飼い主はどうしたらいい?

さてここからが本題です。「これがもし自分なら」と思えば、このブログ主同様、やはり落胆するでしょう。でも考えなければいけないのは、どちらがいいの悪いのという問題ではなく、その先をどうするかということです。

ペット保険の性質を把握する

ペット保険は万能ではありません。

アクサのトップページには「病気やケガの種類によっては、思わぬ高額治療や長期治療が必要になることも…。あなたの大切なペットの万が一の病気やケガに備える。それがペット保険です」と、魅力的な文言が書かれています。

しかし「ペット保険のよくある質問/保険期間中に疾患にかかってしまうと、次年度から継続契約ができなくなるのですか?」の中には「契約はできるけど審査がある」とはっきり記載されています。長期治療の文言があるからこそ、誤解を招きやすいですよね。

これはアクサだけでなく、私が契約しているアニコムだって同じ。

ご契約者または弊社より別段の意思表示があった場合には、ご契 約は継続となりません。自動的にご契約が継続とならない場合や、商品改定により保険料、 補償内容などが変更となる場合があります。
http://www.anicom-sompo.co.jp/products/data/jusetsu.pdf

ただ色々見て感じるのは、表看板には売るためにいいことが書いてある。だけど本当に知らなければならないデメリットはわかりづらいところに書いてある。だから消費者側は「そういうものだ」と割り切って、隅から隅まで調べる必要は絶対にあります。

「ペット保険の闇」というブログ記事が話題になるやいなや、「アクサひどい」という声が上がりましたが、感情論はさておき「これも契約だからしかたない」と、割り切るしかないのが現状です。

契約しない自由もある

「この条件で良ければ契約してください」と提示されて、次をどうするかを考えるのが消費者。保険会社に審査する自由があるのと同様、消費者には契約しない自由もあります。

「いや、それはちょっと…」と思えば次年度の継続を取りやめればいい。その条件でもまだ使い道があると判断すれば、契約を続行すればいい。ただそれだけの話。

契約ってそういうものです。必要なのは割り切り。

それともうひとつ。自分の選択がどうなったとしても、相手のせいにしないことかな?

最終的には飼い主さん

結局のところ万が一の病気やケガに100%対応するのは、最終的には飼い主さんということです。最初から「こういうこともあるだろう」と予測して、ペット保険だけに頼らず、ペット貯金もしておかないといけないということです。

それすらできない人は、最初からペットなんて飼うなということです。

最後に

この記事は、高齢&慢性疾患出始めの愛犬を抱える私にとって、今後のことを冷静に考える大きなきっかけになりました。

ブログ主の方に「そんなことも知らないのか!!」という言葉を浴びせる人もいました。少なくとも、知らないことをバカにする必要なんてないですよ。

歴史の浅いペット保険に関しては、こういった現状を知らない人の方が圧倒的に多いと思います。約款その他を読むと、素人にはわかりづらい表記がいくつもありますからね。

だから会社側は知らないことを前提に、中学生にでも理解できる内容に書き換えれば、こういった感情の行き違いはいくらかでも減るのではないでしょうか。もちろん消費者も、しっかり勉強しなければいけませんけどね。

今回は以上です。

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(最終更新:2017/12/11)

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