Violet@Tokyo

Googleスプレッドシートで作ったズボラ家計簿

約4分



これまで何度か家計簿に挑戦したけれど、いつも途中で面倒になって挫折してました。

しかし最近はプリペイド式の電子マネーのみならず、QRコード決済が次々と誕生。まさにキャッシュレス決済戦国時代とも言われるほど支払い方法が多様化し、ここらでお金の流れを、ざっくりでいいから”見える化”しておかないと、お金の感覚が麻痺しそうな予感がしてきました。

便利さゆえの弊害ですよね。

そんなわけでGoogleスプレッドシートでオリジナルの家計簿を作ってみました。

細かすぎると続かない

Googleスプレッドシートとは、Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用できる表計算ソフト。マイクロソフトExcelと同じような機能があるので、Excelを使いこなしている人ならすぐに馴染めるとあって利用者が拡大しています。

オリジナル家計簿を作るにあたって利用した関数も、ごくシンプルな四則演算(+, -, ×, ÷)程度。家計簿と言うのがおこがましいくらい、小遣い帳の延長線くらい、大まかに仕上げたものです。

マネーフォワードやZaimなど、高機能なアプリがあるのは知っているけど、口座やクレジットカードの情報を登録するほどの勇気が持てず。かといって書店で見かける記述式の家計ノートは項目が細かすぎて、見ただけで「絶対にムリ!」となること請け合い。

どういう部分がムリかといえば、例えば「食費」の項目の中に「主食費」と「副食費」があるようなタイプ。さらにその「副食」の中で「野菜、魚、肉」という具合に細分化されてるのは、もっとムリ。私は肉代や魚代を細かく知りたいのではなく、もっと広い分野として「飲食にだいたいいくらくらい使っているか」が知りたいだけなのです。

「記入のしやすさ」が続くコツ

一枚のレシートと睨めっこして、一つ一つ記入しなければならないタイプではなく、私の場合は大まかなカテゴリーの中で「一日にいくら使ったか。一週間でいくら使ったか。ひと月にいくら使ったか」が大雑把に把握できて、それによって我が家の家計を「今後どうしようか」と考えるための、ひとつのデータになればいいという程度。

つまり一円単位のズレにこだわって時間を費やすタイプでなく、パッと記入できて、パッと修正ができるものというのが絶対条件です。そうでないと、また途中で面倒になって放り出してしまう予感がしたので、とことん”シンプルであること”にこだわりました。

オリジナル家計簿のいいところ

オリジナル家計簿のいいところは、自分がいちばんに知りたいことにフォーカスしやすい仕様にできること。私の場合、今月いちばんに知りたいのは各種電子マネーの利用額です。

日常の生活費が現金だけですんだ時代なら、袋分けでざっくり管理が可能でした。でも今は、生活費のほぼ半分が電子マネー。日々もっとも使うのはnanaco。次いでEdyとTマネー。たまに駅の方に行ったときはApplePayでSuicaを使う程度。

今までは買い物の都度、なくなりそうなら何気なくチャージして何気なく使ってきましたが、トータルとして月々どくらい使っているのかが全く把握できてないことに気づき、さすがにこれじゃアカンと思ったわけです。なので今月の目的である各種電子マネーの利用額を知ることができたら、次のステップ(QRコード決済)に進む予定でいます。

まだ今のところはQRコード決済の利用率はゼロに等しい状態です。でもいずれキャッシュレスポイント還元が始まれば、身近に使える店がもっと増えて、今よりはもう少し自分の生活に定着していくだろうと期待しています。そのあたりも含めて今後も家計簿を工夫していくつもりでいます。

3ヶ月はがんばってみるつもり

このように自分で工夫できるのがオリジナル家計簿の良さではないでしょうか。今の状態が完成ではなく、常に現在進行系で自分仕様に作り上げていくうちには愛着も湧き、途中で放り出すこともなくなるものと期待しています。とりあえずは3ヶ月を目標に、毎日記入することを目指します。

 

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