インターネットの固定回線・ソフトバンク光の契約更新月(契約満了月)なら解約しても解約金はかからないと思いきや、なんと契約更新月に所定の手順を踏んだにも関わらず、9500円を請求されました。
結論から言えば払わなくてすむことになりましたが、契約更新月だからといってもソフトバンク光の解約には思わぬ落とし穴があるので注意が必要です。この一連の出来事を、時系列に沿って記述します。
10月1日~10月31日が契約満了月
9月初めのある日、以下のハガキが届きました。要点をかいつまんで。
- 契約解除料不要期間→2018年10月10日~2018年10月31日
- この期間に連絡がなければ自動更新となる
- 解約の手続きには連絡をした翌営業日を1日目とし、6営業日が必要となるので解約希望日の2週間前を目安に連絡してほしい
解約方法はコチラ!
9月後半にNURO光の申し込みをした
ソフトバンクの解約を巡ってのトラブルは多いらしいとネットで学んでいたので、ひと月以上前から手順を調べてきました。
まず9月の末にNURO 光の申し込みをしました。ネットからの申し込みがダンゼンお得なので、以下のリンクから画面の案内に従って作業を進めていきます。
通常は一度の工事で開通するのですが、NURO 光は屋内工事の後に屋外工事が必要です。しかもそれぞれ別の日程を組むことになるので、開通するまでに最初の工事から最低でも3週間はかかりました。その工程は以下のとおり。
ソフトバンク光からNURO光に回線が変わるまで
ネットで申し込みをした段階で、最初の屋内工事は10月2日にサクッと決まりました。オプションでNURO光電話も申し込んだので、10月15日にNTTの工事も入ます。
その後、次の屋外工事の予定が組まれます。それが10月26日。その日を境に我が家のインターネット回線は、ソフトバンク光からNURO光に切り替わります。
ここまでは予定どおり、順調にコトが運びました。
ここで解約となるはずが、そうはさせるかとあれこれ言ってきたのはソフトバンクでした。
ソフトバンクには3回連絡した
ソフトバンクから届いたハガキに従い、最低でも2週間前には連絡しようとカレンダーを眺めながら、いつ連絡をしようかとずっと考えてました。もちろん頭の中では”6営業日“の数字と、休日その他を挟んでも影響がないと思われる”2週間前を目安に“という意識はずっとありました。
1回目の電話で「連絡が早すぎる」と言われる
第1回目の電話は10月2日の屋内工事が終了した後、屋内工事の日程が決まった10月5日。
「今月26日に切り替え工事をするので、その日をもってソフトバンク光を解約します」と連絡しました。
するとソフトバンクのオペレーターからこう言われました。
「今だと連絡が早すぎるので、10月18日から26日の間にもう一度電話をしてください」
なぜ一度の電話ですまないのか、なぜ早すぎるのか、わけがわからないまま言われた通りに2度目の電話をしたのが10月18日。指定された初日です。
2回目の電話で工事後に電話しろと言われる
電話をするたびに違うオペレーターが出るのでまた最初から同じことを説明すると、次はこう言います。
「NURO光に確実に繋がった日以降の方が安心なので、26日の工事が終わってから連絡してください」
「26日以降の電話で本当に大丈夫なのか」と再三念を押して質問すると「大丈夫」というので、言われたとおり、26日に3度目の電話をしました。すると驚くことにこう言います。
3度目の電話でソフトバンクがダダをこねる
「確かに今日の時点ではまだ10月ですが、今日から数えて6営業日後になると月をまたぐことになるので、違約金・9500円がかかります」
さらにはこんなことまで。
「NURO 光には違約金を肩代わりするサービスはないのか、NURO 光の方に電話をしてください」
今までさんざん早いだなんだの言って、今度は連絡が遅いだとぉ~?
ちなみに電話をしたのは契約者である夫です。ふだん温厚な夫がこの段階でさすがにブチ切れて、軽く血管の2~3本ほど切れたみたいです。今はソフトバンクとのやり取りであってNURO 光は関係ないだろうと。そもそもハガキには、ちゃんと「契約解除料不要期間 2018年10月10日~2018年10月31日」と書いてあるだろうと。
過去2回の電話でその都度契約解除料の確認をしてきたので、これはどうしても納得できません。
強気に出ると上司に相談する会社らしい
そこでオペレーターに問い詰めました。
「こちらは今月の初めから何度も電話しています。その時(前2回の電話)は違約金のことについては何も触れていません。こちらとしてはこれが最後の連絡だと思って連絡しているのですが?」
電話をした日付と回数、その時のやり取りを説明するとそのオペレーターは「上司と相談します」と言って口を濁します。
なぜ上司と相談する必要があるのか、それも謎。
次に別の男性がバトンタッチして電話口に出ました。
「おっしゃるとおり、何度も電話をしていますね」
“いや、こっちだってしたくてしているわけじゃないからっ!
あんたらが「しろ」って言うから電話してるんだから!”…と思ってハタと気づいたのは、こちらからの電話の記録は相手側にしっかり残っているわけだ。それを承知の上で何度も電話をさせて日にちを稼ぎ、挙句の果てに「6営業日の壁」を理由に違約金をぼったくろうとしているのか?ということまで考えてしまったのです。
その意図があるかどうかは相手に聞かないとわからないけど、今までの流れがあまりにも不自然過ぎるため、こんなふうに邪推してしまうのです。
これは我が家だけなのかと思って調べたところ、こんな例もあります。今回とまったく同じです。こちらが強気に出ると「解約料はかからないようにします」と態度を変えたのも、まったく同じ。またこの記事のように、オペレーターの勘違いで片付けようとしているのも今回の件とまったく同じ。これがソフトバンクのマニュアルなのでしょうか?
ソフトバンクの契約解除料不要期間は注意が必要
今までもインターネット回線の乗り換えは何度か経験してきました。たとえばau光などは、au光への電話は不要でした。回線が切り替わった段階で自動的に解約となり、連絡が必要なのは契約プロバイダーだけ。それだって今回のように「何度も電話しろ」なんて言われませんでした。
新規乗り換え客には大判振る舞いをするソフトバンク光ですが、さすがにもう、二度と契約したいとは思わなくなりました。もしあなたが更新月を控えていて、ソフトバンク光から他に切り替えたいと考えているなら、最低でも以下の3つは頭に入れておいてください。
- オペレーターの名前と電話をした日時は控えておく
- 電話の内容も録音して証拠を残しておく→録音している旨も伝え、国民生活センターへの連絡も視野に入れて冷静に話を進める
- 実際の解約料不要期間は一ヶ月間ではないことを頭に入れて、次の乗り換えは早めに作業を進める
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