昨日の接触事故について保険の担当者から電話がありました。運転していたのは夫でしたが、私も同乗していたので一部始終は把握しています。
まず事故の状況についての確認についてのやり取りがありました。
昨日の記事とだぶりますが、担当の人に説明した内容なので、再び記述します。
接触事故の概要
道幅5mもない信号のない交差点、道幅は同じくらい(自転車側がやや狭い)だと思います。こちらの車は北から南に、相手の自転車は西から東に進んで走行していました。
一時停止は自転車側で、こちらが優先です。
その数m手前に信号があり、信号待ちから発進してまもなくだったため、こちらはスピードが出てない状態です。
前方にカーブミラーはありましたが、交差点近くで確認したところ、自転車は映っていませんでした。
そのまま進もうとしたら、脇から猛スピードで走る自転車が突っ込んできたという状態です。
避けようにも狭い交差点だったので避けきれず、相手の自転車はこちらの運転席側の後部ドアにぶつかってきたのが事故の経緯です。
確認されたこと
こちらがどれくらいのスピードを出していたかを聞かれました。道の状況を説明しつつ、信号待ちから発進間もないので、30キロも出してないはずだと答えました。
相手の一時停止違反についてと猛スピードに関してはしっかりと主張しました。自転車とはいえ、スポーツタイプの自転車が猛スピードで走れば、車並みのスピードが出ます。
またカーブミラーに映らなかったということは、右側走行の可能性も出てきます。それに関してはあくまで憶測ですが…。
目撃者によれば「あれは明らかに自転車が悪い」とのことです。
それも伝えましたが、過失割合となると、明らかに自転車に過失があっても弱者保護(弱者救済)の論理が働き、自転車の責任が大きくなるようです。
弱者保護(弱者救済)の論理とは?
事故に遭った時、無防備な状態の人から保護される論理です。
つまり「自動車>二輪車>自転車>歩行者」という図式です。
それに照らし合わせた過失割合が以下に紹介されています。
過失割合ズバリ!
直進同士の自転車と車の出合い頭事故で、自転車側に一時停止規制がある場合の過失割合
ちょっと納得できない思いもあり、これ以外にもあちこちのサイトを調べてみましたが、ほぼ同じような内容でした。
明らかに相手に非がある無謀な運転でも、基本は自転車40:車60からスタートします。
相手は一時停止違反を認めていますからこのままの数字ということはないと思いますが、それにしても迷惑な話です。
勝手にぶつかってきて人の車に傷をつけた挙句、自転車だからというだけで車に部が悪くなるなんて、これなら自転車も免許制にすればいいと思います。
だって自転車は立派な軽車両ですし、スポーツタイプの自転車を全力で疾走すれば、車並みのスピードが出るわけですから。
それに、勝手に後部ドアにぶつかってきたものを、どうやって回避できるのかと聞きたいですよ。
保険料がバカ高いのには愕然
結局今日の話は、事故の経緯と保険を使うかどうかの確認でした。
つまり過失割合に応じて保険を使った方がいいかどうかの判断をこちらに委ねるというもので、具体的に言えば、こちらの被害額は10万くらいです。
それに相手の自転車の修理代もプラスされます。
その合計金額をそれぞれの過失割合に応じて計算するわけですが、現在の保険料は年間で13万~14万です。
もし今回の事故で保険を使うと、平成30年以降の支払いが20万以上になります。しかも数年間それが続きます。
保険屋が何を言いたいかと言えば、「この程度で保険を使うと損をしますよ」というものです。
弱者保護にあぐらをかく無知な自転車利用者たち
軽車両であるということは、道路交通法が適用されるはずですが、警察官の一時停止違反は車に対してばかり行われています。
中には4人に1人の高齢者が「車の方が止まってくれる」、「自転車は一時停止しなくてもいい」と思っているという調査結果が出ています。
自転車の高齢者、4人に1人「車の方が止まってくれる」 大阪府警調査
そういえば、昨日の学生も一時停止を知らなかったみたいです。あんな無謀な走行をしておきながらですよ。それでも弱者と言えるのでしょうか?
本当の弱者は、安全運転を日々心がけ、毎年車のせっせと税金を収め、高い保険料を支払った挙句、無知な自転車走行に迷惑をかけられ、肝心な時にその保険が使えない、善良な車のドライバーではないでしょうか。
すごく理不尽な気持ちでいっぱいです。
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