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レールに沿った人生を歩んでも迷子になっていた私

約 5 分
レールに沿った人生を歩んでも迷子になっていた私

少し前からネットで話題になっているのが「レールに沿ったつまらない人生は嫌だ」と、4か月で大学を中退し、11月に起業する決意をブログ上で明かした石田祐希君のこと。

4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。

2ちゃんねるでも取り上げられるわ、はてぶでもさんざんな言われよう。

そのほとんどが石田君に批判的なもの。

縁もゆかりもないアカの他人のことなのに、なんでここまで反響が大きくなるのか、私にはそちらの方が不思議。

ただ「人脈を作ればいい」という以下のコメントだけは、年を重ねた今だからこそ私にはわかります。

しかし今の石田君にはわからないだろうなぁと思って読んでいました。

だって目線の高さも人生の経験値も違うんですから。

ということで、おばちゃんのいらぬお節介とは思いつつ、自分なりの見解を書いてみます。

自分の18歳当時はどうだっただろう?

私はアカの他人だからこそ無責任に言えるのかもしれませんが、18歳で人生について真剣に考えるだけ石田君は偉いなと、自分の18歳くらいの時と比べて読んでいました。だから彼の選択を、偉そうにああだこうだとは言えないのです。

何のために勉強するのか、何のために学校に通うのかという意味も考えずに、それがふつうの生き方だと信じていたし、多くの人がそうしているからとりあえず右に倣えと、私は無難な道を歩みました。

そうやってレールに沿った人生を歩みつつも、そのレールの中ですら、右か左かを選ぶ時、私は迷子になってばかりでした。

時が流れた今、あの時迷子だと思っていた道について考えてみる

それでもなんとか人としてのレールだけは踏み外さずにやってこれた今、当時について言えることがあります。

それは、私が「回り道」だと思って歩いてきた道程で見てきたもの、感じたこと、出会った人たち、それこそが、私を今の私の道へと導いてくれたってこと。

私は迷子になっていたのではなく、私があの頃持っていなかったものや欠けていたものを手に入れるために大切な道を歩んできたのかなって、これは今だから思うのです。

きっと、昔真っすぐだと思っていた道は、実は行き止まりだったんじゃないかな、なんて。

だから自分の選択は、これはこれでよかったのかな、なーんてね。

それぞれに違うレールがある

このように石田君にはつまらなく見えるあたりまえのレールの上ですら紆余曲折の連続でした。

ただ言えることは、今まで 生きてきたこの積み重ねが私の現実であるということ。人が生きるってそういうことなんです。

だからレールに沿った生き方に見えたとしても、「つまらない」なんて一括りにはできないということだけは学びました。

だってそれぞれに違うレールがあるんですから、尺は一つではないんですよ。

ディスるから炎上する

この手の話題になるとお決まりのように炎上します。

それは自分が選んだ選択が正しいと信じたいあまり、自分が選ばなかった違う道をディスるからそうなるわけです。

過去の例を見ていて思うのですが、そのディスり方にしたって、「大企業だって倒産するかもしれない」などと極論を持ち出しては「もしも」の話で終わりのない議論を繰り広げています。

でもね。どんなレールを歩もうと個人の自由である以上、アカの他人の選んだレールに対し、わかった気だけでああだこうだと決めつけたことなんて誰にも言えないんです。

誰だって自分の選択が絶対に正しいとは思ってないし、もしかしたら選択ミスをすることだってあります。みんな不安だらけなんです。

でも「あ、この道は間違えたな」って思えば軌道修正すればいい。

「あ、やり残したことがある」と思えば、後からでもやればいい。ただそれだけのこと。

私なんて昔部活で挫折したバドミントンを、今必死になってやっているんですから。

だけど人脈だけはそうはいかない。

学生時代の人脈と大人になってからの人脈は違う

4か月で大学を中退.起業.レールに沿ったつまらない人生

勉強は嫌いだったし、学校に通うことを無意味に感じていた当時の私が得た唯一の財産は、学生時代の友人たちです。

今でも彼らとの付き合いが続いていることが私の幸せであり、自慢でもあります。

それだけで学生生活を全うしてよかったと、心からそう思っています。

あの頃は友達なんていくらでもできる、人脈なんていくらでも作れると思っていましたが、実際は違うんですよ。

知り合いはいくらでも作れるけど、本音で語り合える友人というのは、大人になってからではなかなか作れないのです。これだけは断言できます。

金銭的な損得勘定抜きの関係。立場も地位もない時期に知り合ったからこそ、私を私のまま受け入れてくれる。自分がまだ何者にもなってない頃に同じ時を過ごした仲間たち。

例えばその当時、同じグループの男子に対して、話をしながら肩や腕やももをつかんでたりしていることがよくありました。

それくらい「男と女」という意識はなく、むしろ根幹の部分が激しく一致していて、話だけではなく、相手の身体に触れていることで一体感も感じていたくらいです。

今ならセクハラで訴えられるでしょう(笑)。でもあの時の仲間は違ったのです。

その仲間たちといたときはこれがふつうだと思っていたけど、そこから出たら世間ではふつうではなく、むしろ特殊だったとわかったのです。

そんな仲間は今からでは絶対に作れないしなぁ…。

やはり学生時代だったからこそ作れた、私のかけがえのない財産です。

最後に

とりとめもない自分語りになってしまいましたが、該当記事を読んだ感想を最後に。

それは、石田君のご両親はいい人だなってこと。

最初は反対しても、最後は折れてやりたいことをやらせてくれるんだから、やっぱりいい人ですよ。

起業に成功したら、大学の入学金を倍にして返して老後資金の足しにしてやってくれやと言いたいですね。以上!

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(最終更新:2017/05/09)