Violet@Tokyo

ヨネックスオープンジャパン2016を見てきた

約4分



9月20日から開催されているヨネックスオープンオープンジャパン2016。

開催5日目の昨日、準決勝を観戦してきました。

リオデジャネイロオリンピックの感動から約ひと月後とあって、例年よりもたくさんの観客がここ、東京体育館に足を運んでいます。

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以前はここまで満席にはなっていませんでした。バドミントン熱が高まっていることを、つくづく実感します。

国際試合だからこそ、リー・チョンウェイに注目

多くの人が 日本に初の金メダルをもたらしてくれたタカマツペアに注目している中、今回私が最も楽しみにしている対戦は、リー・チョンウェイの華麗なるプレー。

世界ランキング1位、マレーシアの国民的英雄です。外国人選手ながら日本でも多くのファンを持つことで知られています。

先月のリオデジャネイロオリンピックでは、中国の諶龍に決勝で敗れましたが、その前の準決勝では宿敵リンダン(ロンドンオリンピックの金メダリスト)を下しました。

いつもは冷静沈着で、感情が読み取れないクールなイメージを持つ彼ですが、この時ばかりは全身で喜びを爆発させていました。

積年の思いがわかりすぎるくらいわかる気がして思わずうるっとなりました。

 

彼も来月には34歳になり、いつ引退してもおかしくない年齢ですが、現役続行を表明しているとのこと。ファンとしては嬉しい限りです。

今回も彼の堅実なプレーをしっかりこの目に焼きつけておきたいと、数日前からこの観戦を楽しみにしていました。

外国人選手の場合、会場に足を運ばなければテレビ放送はまず見れないし、日本で開催される国際試合は、このヨネックスオープンだけなのでなおさらです。

準決勝はベテラン同士の対決

10時会場、試合開始は12時から。

準決勝の対戦相手はドイツのマーク・ツビーブラー。ベテラン同士の対戦です。

リー・チョンウェイにとっては得意な相手ということで、試合開始直後から順調に得点を重ね、21-14、21-15とストレート勝ち。実力の差を見せつけていました。

リーチョンウェイといえばスマッシュスピードが世界最速(408km/h)と言われていますが、昨日の試合はそこまでの鋭いスマッシュが飛び出すことはありませんでした。

8部の力、いわばウォーミングアップ程度で、気がついたら勝っちゃったという感じ。

次の決勝にコマを進め、今日の対戦相手はデンマークのヤン・ウ・ヨルゲンセン。

過去の対戦ではリー・チョンウェイが16勝しているので、きっと優勝してくれるだろうと期待しています。

試合開始は午後2時頃から。

女子ダブルスの決勝はあのデンマークペア

女子シングルスは残念ながら山口茜ちゃんが敗れてしまいましたが、女子ダブルスのタカマツペアは順調に勝ち進み、今日、無事に決勝戦を迎えます。

そのお相手は、リオデジャネイロオリンピックの決勝戦で戦った、クリスティナ・ペダセンとカミラ・リター・ユール。あのデンマークのペアです。リオでの熱戦をひと月後に東京で見れるなんて夢のようです。

オリンピックでは印象が悪かったので、こんなことを書きました。

クレームつけて試合を3分以上中断させるわ、サーブでは「早く構えろ」と威圧するわ、松友美佐紀ちゃんのラケットを叩くわと、勝ちたい気持ちはわかるけど、「あれはないわ」というシーンがいくつもありました。

情報源: タカマツペア・史上初の金メダル獲得!崖っぷちからの大逆転に酔いしれる! | Violet@Tokyo

でも、昨日は違いました。

試合後にお茶目なガッツポーズあり、にこやかにファンのサインに応じている姿ありと、「あれっ?わりといい人じゃない」なんて思ったくらいです。

先の記事に対するおわびとして、「こんな一面もありますよ」ってことを付け加えておきます。

女子ダブルスの決勝は午後1時頃から。

NHKのBS1で、午後12時からライブ中継があるのでお楽しみに!

 

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このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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