病気を公表した後の周囲の反応

がんを公表した後の周囲の反応

私が患っている病はごく個人的なことですから、あまり人には言いたくはありません。

いきなりのがん?宣告

2016.01.13

けれど、お遊びの趣味とはいえ、何かしらの組織に所属していれば、それなりの責任は発生してきます。そのため、自分の病気を公表してすべての責任から解放されたいと思いました。

バドミントンは元気になってから

これからは自分のことだけを考え、治療に専念する覚悟を決め、今日は天気が良かったので朝からバドミントン関係の物を片付けました。その後は引き継ぎの準備もしました。

まずはクラブの部長に伝え、来年度に内定している役を他の人に交代してもらうことを了承してもらい、ペアには他の人を探してもらうように頼みましたが、特に親しくしていた人には自分から連絡をし、私の言葉でその思いを伝えました。

そして現在の役に関しても、他の人に代わってもらうことを伝えたところ、みな快く引き受けてくれました。

人の思いやりが身に染みる

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それはそれで一安心でしたが、コトの顛末を知った人たちの反応はどうかと言えば、みな一様に驚き、ショックを隠せないでいるようです。

中には涙ぐんでいる人もいました。私を元気づけようとして声をかけてくる人もいました。また逆に、「とても電話なんてできない」と、私の心情を思いやる人もいました。

「上手になったのに悔しいね」という人、なんて声をかけたらいいのかわからず戸惑っている人、それぞれの反応は違いますが、みんなが私を思ってくれていることを強く実感しました。

自分の心が弱っている時ほど人の思いやりが伝わってきます。これを逆に言えば、元気な時にそのことに気づいていれば、もっともっと円滑な人間関係が築けたはずです。

今までは人の痛みを理解できない時もありました。頭でわかっていても心でわかっていないという、典型的頭でっかち人間。我ながら、なんて傲慢だったのかと、今になって後悔しています。

いつの間にかクラブにしっかりと馴染んでいた

今のクラブに移籍して、まだ2年足らず。いつまでも新参者だと思っていたけど、短期間ながら、しっかりとクラブの一員になっていることを実感しました。

「良くなったらいつでも戻っておいで」と声をかけられ、思わず涙が溢れました。帰る場所があって、そこで仲間が待っているというのは本当にステキなこと。

これがフリーの立場ならどうでしょうか。フリーなら何の責任もなく気楽にできますが、きっと、仲間意識は薄いでしょう。しばらく休んだとしても「あら、久しぶり」で終わります。さっぱりした浅いつきあいを好む人にはいいかもしれませんが、一生つきあっていける相手ではありません。

私は今まで本当に幸せな時間を過ごしていたと実感します。いい仲間がいて、いい環境があって、いい指導者がいたのに、いつのまにかそれが当然のことに思え、それどころか、ちょっと思い通りにならなければ、不平不満ばかりを言って過ごしてきたこの数年間。

なんてもったいないことをしたのかと、自分のバカさ加減に呆れます。

手術までの過ごし方

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全ての練習場所には手配が済んでいるので、手術までの日々を自宅でのんびりチビたちと過ごします。チビたちには今まで寂しい思いをさせてきたし、治療に入ったらまた離れ離れになるので、できるだけそばにいてあげたいと思っています。

がんになっても入れる保険のことも(まず無理かもしれないけど)一応調べてみます。

そして夫には、私がいなくなっても困らないように、少しずつ家のことや料理などを教えていこうと思っています。

夫はもしかしたら、私の状態によっては仕事を辞める覚悟をしていると思います。それが夫の人生のために、いいのか悪いのか、今はまだ判断がつきません。

私は大好きな夫に先立たれることを最も恐れていました。もしそうなった時、夫のいないこれからの人生を、どう歩んでいいのかと途方に暮れるでしょう。この地で一人で生きていくなんて、それは地獄です。

だから、私の方が先ならそうはなりません。これってエゴですよね…。

でもせめて、その罪滅ぼしとして、夫のためにエンディングノートを準備していこうと思っています。

がんを公表した後の周囲の反応

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