Violet@Tokyo

【奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち~】考える力を養う魔法の言葉が満載!

約 7 分

ゴールデンウィーク中(2015/5月4日)にNHKで放送された「奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち~」を見て、深い感銘を受けました。
【奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち~】考える力を養う魔法の言葉が満載!

番組の内容は、フットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴ氏が1週間にわたり、東京・文京区の少年サッカーチームを指導するドキュメンタリーです。

心を鍛える指導の成果はいかに?


制作サイドのコラムは上記サイトにアップされています。

また番組の終盤部分がYouTubeにアップされています。

スポーツ関係者だけでなく、子育てのヒントも満載!

この番組は昨年10月に放送され、その直後にはまとめサイトができるほど大きな反響を呼びました。
彼は答えをすぐに教えず、「考える力を養う」という部分をとてもたいせつにされています。自分で一生懸命考えてたどり着いた答えなら、確実に身につく。しかも一生忘れないということを信条としているからです。

最近は親があまりにも過保護すぎて、子どもに考えさせる前に先回りをして答えを教えてしまう傾向があります。それは「子どものため」というよりむしろ、親の都合を押し付けている…。か、もっと言えば、子どもを信用してないからではないでしょうか。

その結果考える機会が減って、いつまでたっても親離れ子離れができない不健全な関係になっているように思います。

ミゲル氏は失敗するリスクを恐れず「失敗はしてもいい。失敗から学べ」と教えます。リスクのないところに挑戦は生まれないからです。

私もなにげなく見始めてすぐに番組に惹き込まれ、番組内で2分にいち度は出てくるミゲル・ロドリゴ監督の魔法の言葉をノートにメモしました。

その魔法の言葉はサッカーだけでなく、「子育てのヒントになる」など、各分野で大絶賛。その一部をご紹介します。

ミゲル・ロドリゴ監督の名言

名言 Memo

  • 速く考える→2秒先の未来が見えるマシンを自分の頭に作る
  • 頭じゃなくてハートで勝つ
  • 自分の強みを知れば人は羽ばたける
  • 人のアラ探しは臆病者のすること
  • 怒ってばかりいるとミスを恐れ積極的なプレーができなくなる
  • 自分の才能を周りのために使う喜びを知る
  • 悪いところ(ミス)ばかり指摘しない
  • 誰だってミスはするものです→周囲は待つことがだいじ
  • 楽しんでプレーする
  • スポーツのゴールデンエイジは9~12歳
  • 才能がない子なんていない→どの子どもにも光るものがある

指導者の多くは「ダメ出し=教えること」と感違いしている

私も趣味でバドミントンをやっています。スポーツのゴールデンエイジが9歳から12歳と言われているなら、7年前から始めた私は完全に出遅れプレイヤーです。

これまでに色々な人から指導を受けました。でもその多くは「ミスを咎めることが教えること」だと感違いしている人ばかりでした。

一流の指導者と三流の指導者との違い

でも一流の人は違います。まず光る部分を見つけて、そこを伸ばすためのアドバイスを授けてくれます。

往年の世界女王・栂野尾悦子さん(旧姓・竹中悦子さん)の技術講習会に出た時のこと。

私が打っているフォームを見て「あなた去年も参加したわよね。とてもきれいなフォームだからよく覚えているわ」と声をかけてきました。その後に「この部分をもう少し意識したらもっと良くなるわよ」と、足りない部分を指摘してくださいました。

一瞬でその人の長所・短所を見抜く目の正確さには、ただただ脱帽でした。

これを逆に言えば、三流の指導者ほどダメ出しばかりするということです。

楽しむことがたいせつ

以前はランクが上の人とずっと組まされてきたせいか、試合中に私がミスをすると、もうボロクソです。

自分がミスをしても「あ、ゴメン」で終わるけど、私がミスをすれば、もう鬼の首でも取った勢いです。試合中だろうがお構いなしに文句を言ってきます。そうなると緊張して、手がブルブルと震えてきます。

負けたら負けたで私が足を引っ張ったからということになるので、私は試合が嫌いでした。

今のクラブにも、同じ経験をした人がいます。昨年10月にその人とペアを組んで試合に出ました。その一部を以下に抜粋します。

今までペアがいなくてずっと上の人と組んだは良いけど緊張してはミスばかり。それで負けると彼女のせいにされて試合が楽しいと感じたことはなかったとか。だから昨日は本当に楽しかったのか、「誘ってくれてありがとう」と、心から喜んでくれました。(楽しかった試合より)

つい先日、その彼女の試合の応援に行きました。私は移籍のペナルティーがあってその試合には出れなかったので、せめて応援だけでもと思って彼女の試合を見てきました。

試合の前、私は彼女にこう言いました。「組む相手を考えているなら、あなたが萎縮する相手ではなく、楽しいと思える相手と組めば?」と。それに従い彼女は「文句ばかり言う人は嫌だ」と言って別の相手と組みました。

その日の彼女は実に楽しそうにナイスプレーをいくつも連発していました。試合に勝ち、「とても楽しかった」と後で私に言ってきました。

一方文句ばかり言っていたベテランさんは惨敗でした。若いモンが勝ったわけだから、「若いモンが私の足を引っ張る」という言い訳もできず、とうとう自分のペア(その時のペアは同じベテランさん)のせいにしていました。

人のあら捜しは臆病者のすること

自分のペアのせいにするというのは、ダブルスでは決してやってはいけないことです。2対2のダブルスが1対3になるわけですからね。 それを見て思いました。ミゲル・ロドリゲス監督が言う「人のアラ探しは臆病者のすること」の意味はそういうことなのかと…。

きっとメンツを重んじているのでしょう。でも、そんなちっぽけなメンツを守るために人のせいにするというこの愚かな行為を繰り返せば、やがて組む人はいなくなるのが目に見えています。そんなことも考えられないのでしょうね。

結局その団体戦は、文句ばかり言っていたベテランさんが若いモンの足を引っ張り、惨敗という結果になりました。

叱ることが教えることだと思っている人のいかに多いことか。番組内でもミゲル氏はこう言ってました。

ある選手のことを思い出します。チャンスでシュートを打つと「パスだろ」と怒られ、次にパスすると「シュートだろ」と怒られた。その子は自分から積極的なプレーはしなくなりました。僕ら大人の責任は大きい。まずは子どもの判断を尊重し、失敗を見つけても後で指摘すればいいんです

褒め方上手・喜びを爆発させる

叱ることも時には必要ですが、叱った後には必ず褒めて正解を教えて自信を与えなければ次の挑戦への意欲が半減します。だって褒めることでしか、正解は教えられないのですら。

また「褒め方は難しい」とミゲル氏は語っていましたが、彼に褒められたことが大きな喜びとなり、顔つきまで変化するくらい自信をつけた少年がいました。

ミゲル氏の褒め方は口先だけで褒めるのではなく、心から一緒に喜び、全身を使ってその喜びを表現します。「自信」というのは自分のしたことが誰かの喜びになったことを確信した時に芽生えるものだと、改めて学んだ気がします。

最後に

番組最後はこう結ばれていました。

「私は魔法使いではない。ただ道を指し示すにすぎない」

あらゆる立場の人に見ていただきたい、そんな素晴らしい内容でした。良番組なので定期的に再放送があると思います。ぜひチェクしてみてくださいね。

それを待ってられないという方は以下のDVDをご覧ください。必ずや、見終わった後に感動の涙で心が洗い流され、温かい気持ちになるはずです。

2017年5月5日追記

続編が放送されました。以下の記事も併せてお読みください。

 

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(最終更新:2017/12/13)

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