Violet@Tokyo

【触らぬ神に祟りなし】ブログトラブルは人生の縮図!

約4分



ふだんあまり個人ブログを読むことがない私ですが、ブログのランキングサイトをウロウロしていたところ、たまたまブログ同士の論争を目撃しました。

私が巻き込まれたわけではなく、あくまでも対岸の火事…と言えば言葉はきれいですけど、ある意味、いい見世物ですよ。

ブログの論争は子供のケンカに似ている?

最初は暇つぶしにはもってこいと思いましたが、読んでいくうちに、グッタリして、なぜこんなにも疲れるのかと考えてみました。

結局のところ「大人同士の論争」ではなく「子供のケンカ」だったのです。

子供同士の口ゲンカは、当事者にとって重要になるのは、「何が正しいか」ではなく「どっちが勝つか」です。その場合は、口が達者な方が勝ちます。

ブログの論争は何が正しいかよりも文章力のある方が有利

それがブログ上に舞台を移せば、文章力のある方が勝ちます。

AというブログとBというブログのトラブルですが、文章力のあるAの管理人は、自分の非はすっかり忘れ、一方的に相手(B)を加害者にして、「私はかわいそうな被害者です」というストーリーを作りあげてしまいます。

もうその段階で、大元の焦点がぼやけてしまいます。

傍から見れば、どっちもどっちですが、口のうまい人に都合がいい世の中であるのと同様、文章がうまい人にとっては、ブログは都合がいい世界であるようです。でもこれって人生の縮図だと思いました。

良くも悪くもブログの文章は一人歩きをする

ブログは、誰にでもかんたんに作れるし、思ったその日に即アップできます。カッとなって怒りに任せた文章を書けば、感情的な文章があっという間に拡散します。

その影響力は計り知れません。ご本人はカッとなっている状態ですから、そんなことまで配慮しません。ボタンひとつクリックすれば、ネガティブな怒りの感情があっという間に拡散するのです。

案の定、それを読んだそれぞれの取り巻き(というか、お友達もどき?)が騒ぎ出します。

わざわざ対立するブログに出向いて、スパイさながら、相手の動向をくまなくチェック。「Bにこんな書き込みがありました」と、崇拝するAの管理人に告げ口をします。

告げ口というのもこれまた無責任なもので、実は騒いで喜んでいるだけにしか見えません。

あるいは力のある者に告げ口をすることで、自分の存在をアピールしたいのかもしれません。告げ口なんてそんなものです。これも人生の縮図で、よくあることです。ただこの登場人物が子供ならまだしも、かなり年配の方たちである事実に、寒々しい感想を抱いた次第です。

ブログ管理者の役割とは?

仮にどちらかが多数の味方をつけて勝ったところで、その人が絶対的に正しいというわけではありません。論争はあくまでも論争。喧嘩両成敗という言葉もありますし、なによりも、トラブルにならない配慮をするのがブログ管理者の責任ですから。

正しいことを導き出すための話し合いではなく、勝った負けたをブログでやって、何が楽しいのかって思います。まぁ、コメント欄を設けない私が言っても説得力はありませんけどね。

書き込まない方がいいブログ

このエントリーのタイトルの「触らぬ神に祟りなし」というのは、「書き込むブログを選びなさいよ」という意味です。ブログ初心者は、とりあえずネット上にお友達を作りたくて、人気のブログに書き込みをしたくなると思うのです。

でも人気だからという理由だけで書き込むのは「ちょっと待った!」と言いたいです。支持されているから正しいとは限らないのが世の常です。

書き込む前にコメント欄やいくつかの記事をしっかり読んでください。そこにトラブルの火種が少しでも感じられるようなら関わらない方が良いと思います。

例えば他人の”意見”を”攻撃”と捉える管理人さんである、過去に何度も荒らされた経験があると自分で書いている、ちょっと気に入らないからとよその管理人さんの悪口を平気で書いて晒す、コメント欄が他者への悪口で盛り上がっているといったブログなら、どんなに言葉が巧みでも、書き込まない方がいいと思います。

言葉なんていくらでも装飾できますし、「明日は我が身」という言葉もありますからね。

狭いコミニュティの中でひとにぎりの取り巻きに支持されていたとしても、”井の中の蛙”という言葉があるように、それが世間一般で絶対的に正しいとは限りません。ブログは、使用上の注意を守って正しく使いましょう。

 

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はじめまして。このブログを執筆しているViolet(ヴィオレ)です。
このブログは私が日々感じたこと、考えたことに独自の視点を交えて書き留めている忘備録です。読者の方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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