現在13才の愛犬(トイプードル・メス)に腫瘍があることがわかりました。
かかりつけの病院から紹介されたのは、所沢にある (財)日本小動物医療センター。今月の末に予約を入れました。今の心境を綴ります。ただの日記です。
これまでの経緯
半年前の検診で、小さな腫瘍の存在が確認されていました。でもそのときはもうしばらく様子見ということで、そのままに。
そして半年後の昨日、もう一度詳しく検査をしてみたら、半年前より腫瘍が大きくなっていることがわかり、ガンの専門医がいる所沢の病院を紹介されたのです。今のところ愛犬にこれといった異変はありません。動きも活発。食欲も旺盛でいつもどおり元気いっぱいです。
ただできた場所がやっかいで、肋骨の内側の心臓に近い部分。そのため手術前に組織を取って検査をすることもできず。手術をして、良性か悪性かを判断するしか方法がないのです。
不思議と冷静
こんな話を聞くとたいていの人はその段階でオロオロすると思うけど、そこは経験のなせる技。3年前の出来事を思い出し「ああ、私と同じだ」と、担当医の話をすごく冷静に聞いていました。
私もそうだったけど、手術前の検査で卵巣がんを疑い、それはそれなりに気をもんだけど、取り出してみたら良性だったという経験があります。
それまではすごく心配したけど、終わってみればなんてことはない。傷の痛みさえ乗り切ればいつもどおりに生活できる。愛犬もきっと同じだと、なんの根拠もないけど不思議と今はそんなふうに感じています。
「今、私がオロオロしてもしかたがない!」
それが正直なところ。
医者は、腫瘍があれば、まずはガンを疑います。良性か悪性かは取り出してからわかります。
良性なら傷が治ればそれでOK。もし悪性なら抗がん剤や放射線治療など、それ相応の治療が。
もうこうなってしまうと飼い主は無力です。医者を信じて頼るしかないのです。
それでいてあまり悪い方に考えてないのは、「私がそうだった」という、なんの科学的根拠もない妙な自信。
これを世間では「無駄にポジティブ」というのでしょう。でもこんなときほどその無駄も必要。あとは愛犬の運の強さにかけるしかないのです。
「きっとだいじょうぶ、なんとかなる!こんなかわいい子が死ぬはずはない」
そんなふうに自分に言い聞かせているところです。
あとはそうねぇ。今できることはいつもどおりに生活をして、手術前にお天気の良い日を選んで、愛犬がダイスキな公園にドライブがてら、連れていってあげようかななんて、そんなことを計画中。
とは言え、3キロにも満たない小さな体にメスを入れることを考えると、心が張り裂けそうになるのも事実。だからといって何もしないでいるわけにもいかず。やはり全く不安がないといえば嘘になります。
また、どんなときでも片時も離れたくない甘えん坊の愛犬が、住み慣れた家を離れて入院する寂しさ・心細さを思うと、我がことのように心が痛みます。それらを考え出すと思いは複雑です。
でも、そんな事は言ってられません。どちらに転んでも、飼い主としてできる限りのことをするまでです。
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